仕事を終えた金曜の夜から出発。
箱崎PAで合流して、首都高から関越道を北上し前橋ICで下車してすぐの「天神の湯(高崎市中尾町天神)」でビバーク(仮泊&宴会)する事に。(通常580円〜、宿泊パック2,000円)
ひとっ風呂浴びた後、、ツーリングマップルを持ち込み、夏のロングツーリングの相談をする。と言ういつものパターンなのだが、飲み始めると結局、他の馬鹿話で盛り上がり、いつもツーリングマップルは開けずじまい・・・
仮眠スペースがリクライニングなので人によってはキツイかも。
翌朝。天気も良くて露天風呂にいると眩しいくらいだ。
準備体操をして出発。
R17から赤城山を目指す。
途中まではなだらかな1本道が続くが、途中から通称「表赤城」と呼ばれる2本ある内の西側の峠道に入り赤城の大沼へ。かなりガスっていた。「表赤城」は
「バリバリ伝説」などを書いた「しげの秀一」先生の「
頭文字D(イニシャル・ディー )」の舞台の一つでもある。
通称「裏赤城」と呼ばれるキツイ峠を下って、「利根沼田望郷ライン」からR120(日本ロマンチック街道)へ上がり沼田に出る。
朝飯も食べていなかったので、
群馬県沼田市久屋原町の「馬鹿旨」で「トマトラーメン」でも食べようと行ったらまだ営業時間前だった。
かなり時間があったので、近くの「奥利根うどん本舗」で「シシ汁ざるうどん」を食べる。群馬は小麦の産地だから「水沢うどん」を始め、うどんが有名。
久しぶりにうどんを食べた。美味しかった。
「奥利根うどん本舗」の駐車場から赤城山を望む。下は片品川で、途中に関越道の橋が見える。
R120から「利根沼田望郷ライン」に入る。
「道の駅 川場」「上発知」を経由し「後閑」に出る。この道は広くてスムーズに走れる。(たまにパトカーがいる)
R17(三国街道)を「月夜野」経由で北上。「猿ヶ京温泉」を超えて前から行ってみたかった秘湯「法師温泉」へ行く。ここはあと少しで新潟県だ。
多くの文人墨客が訪れ、昔の国鉄のフルムーンのポスターでも有名だ。(上原謙と高峰三枝子が入浴してる)
この温泉の一件宿「長寿館」は「日本秘湯を守る会」にも属している。
囲炉裏があり湯治場の風情をたっぷり感じられる。
1200年前に開湯されたと言われるこの温泉は昔ながらの湯治場の温泉。今では珍しい自然湧出で、浴槽の下に敷き詰めている玉砂利の間からポコポコ湧き出ている。時間が止まった感覚になる。
混浴なので、時たま思う「・・・お婆ちゃん、こっちにお尻向けてお湯から上がらないで。。。」
温泉の横を「法師川」が流れる。冬の積雪は凄いそうだ。
実は「法師温泉」に入った一番の目的は、ここがライダーのバイブルと呼ばれた「
片岡義男」先生の小説「彼のオートバイ彼女の島」のロケ地でもあったからだ。
映画では、今とは想像できないほど爽やかな「竹内力」さんが「
原田貴和子」さんと再会するのがこの温泉。
kawasakiのW3(
ダブサン=650RS-W3)に乗っていて、サイドスタンドを軸にして方向転換するシーンには驚いた。(昔の大型乗りは屈強だったのね・・・)
大林宣彦監督が「尾道三部作」から外してるとしても、個人的には好きな映画である。
猿ヶ京から川古温泉を経由して、関越道の谷川岳PAの下をくぐり水上へ到着。
群馬や栃木の山沿いでは良くある事だが夕立になったので、
道の駅「水上町水紀行館」で休憩。
軽食コーナーで「ダムカレー」なるものがあると言う事で食べてみる。どうやらアーチ式の矢木沢ダムがモチーフのようだ。
ついでに「ワカサギのフライ」や天ぷらなども注文。
ダムカレーは決壊(放水)させながら食べるとの事。
雨はやんだが、気温と水温差で川の水面に湯気のようなものが出て少し幻想的だった。
遠くにラフティングしている人たちがいる。水上は川遊びや釣り、バンジージャンプなど、アウトドアに力を入れているようだ。
川場村まで戻り、SLを見学。
関越道の沼田ICから乗って帰るのだが、その前に沼田の名物「フリアンのみそパン」を買う事に。「フリアン」がやってる時間ではないのでフレッセイ沼田店で購入。
本店だと焼きたて時間に合わせて購入できる。
これはガキの頃から食べてるもので、フランスパンのようなパンの間に、群馬の名物「味噌まんじゅう(県南部では「焼きまんじゅう」、沼田市では「味噌まんじゅう」と呼ばれる)」の甘く濃厚な味噌だれが塗られている。個人的にはバター入りがオススメ。
よく行く浅草のもんじゃ屋の大将も好きなのでお土産に多めに買う。
明日は「かっぱ橋の七夕祭り」で、知り合いが遊びに来るので遅くならないうちに帰る。
Posted at 2013/09/21 21:22:40 | |
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群馬ツーリング | 日記