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リピーターさんからのご依頼で持込みでタイヤ組み換え２本
サイズは165/40R16
組み換えは問題有りませんでしたが、ビードが上がりません

引っ張り等ではなくリム幅は問題有りませんが、
表側の一部が上がりきらない為にエアーが漏れて勘合しません。

勿論、ビードをもう一度均等に落としたり、組み直ししたり
チーターを使ったりしましたが、やはりエアーが漏れて上がりません。

画像のはエアーを入れながら、ビードブレーカーでビードを落として
いたらビードを上げることが出来ました。

気温でタイヤが硬いことも、要因かもしれませんが、
最終的にもう一本はビードが上げれませんでした。

初めて作業不可となってしまい、なんか悔しい気分となりました。

時間が出来たので、廃タイヤを処分場に持込みました
今回は初めてのダブルヘッダーで計630ｋｇ




溜まっていた廃タイヤがやっと無くなりスッキリした気分でしたが、
こんな用紙を頂きました

処理費用値上げ....。

今や廃バッテリーも買い取ってくれる時代なんで、廃タイヤはいずれかはと
思っていましたが甘かったようです（＾＾）；；

前回の修理がやはり釈然としない思いがしたので、もう一度

中央の安全弁と左右キャップスクリューを緩めます
左右の所から若干汚れたオイルがでましたが、異物等はありませんでした



見づらいですが、中央がスチールボールと硬いスプリングとリテーナー

左右のキャップスクリューの方も細いスプリングとスチールボール
スプリングはテーパーになっており、狭い方がボール側になります。
部品を清掃し、組んでみましたが状況はかわらず、右にレバーを倒したときのみ
上昇しません。

その後メーカーに相談
やはり、中央は規定以上の圧が掛った時に逃がす安全弁
左右のキャップスクリューの所は、右（右側の吸い込みバルブ）　左（左側の吸い込みバルブ）で
サイドにさらに各部の吐出バルブがあり、右側が怪しいとの情報を頂きました



これになります



早速右のキャップスクリューを外し、確認しましたが特に問題ありませんでしたし、
状況も変化無し

最後に左側を外した所、黒い異物が出て来ました
良くみると劣化したＯリングに一部でした

早速元通りに組んで確認したところ、無事右側のポンプも
動作するようになりました。

最初に全てのバルブ等を外しで清掃すれば良かったと後悔
簡単な作業だと思ってましたが、かなり遠回りしてしましました(^^);;

朝起きて確認した所、充電が完了しておりました。
ＣＣＡは335になりました。

また放電したらパルス掛けしたいと思います。

パルス充電を開始して50時間余りでまだ充電は継続中ですが、中断してＣＣＡ値を計測
245→320に上がってきました

1回の充電で何処まで行くか楽しみです