今日のエボゴンは嫁さんの御供。
最近の休日は嫁さんがエボゴンで買い物に、龍星とは御留守番が続いています。
今日も長崎は雨。
ジメジメした天気が続いています。
梅雨と夏とは私が一番苦手としている季節です。
さて、今日の御題。
以前にロータリーエンジンにはハイブリッドが良いのではと思っていたら、既に同じ事を考えていたんですね。
ロータリーエンジンに対して私が思い浮かぶ弱点は主に2つ有ります。
1つ目、2サイクルから来る燃費の悪さ。
2つ目、低回転域でのトルクの細さ。
また、1つ目と2つ目は互いに関係していると思っています。
下のトルクが細いのでエンジンを吹かさなければならず、多量の燃料を消費する結果になる。
その弱点を補ってくれると思うのがハイブリッドによる低回転域での電気モーターによるトルクの補完です。
更に、水素も燃料で使えるという次代を見据えたエンジンの構成。水素エンジンに関してはマツダの取り組みは早いですね。
水素エンジンには、仕組み上ロータリーエンジンの方が異常燃焼が起きにくいので安全とか。
(ロータリーエンジンは、吸気→圧縮→燃焼(膨張)→排気に到る迄、それぞれ部屋が違います。)
気になるのは排気の状態。不要な心配でしょうけど。
水素を燃やすので当然、水が生成される筈ですが、湿り気の無い過熱蒸気の様になっているのでしょうか?湿り気のある水蒸気(飽和蒸気)の様になっているのでしょうか?
売るからには当然何らかの対策が施してあるのでしょうが、プラント工事に携わる者としては蒸気による腐食は厄介と思うのが正直な意見です。
ハイドロジェンREハイブリッドを搭載する為には、プレマシー位の大きさが必要だったのでしょうね。
これからも注目します。
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2008年6月20日(金)
【マツダ、プレマシー国土交通大臣認定を取得】
マツダは、ハイブリッドシステムを採用することで大幅に性能を向上させた水素ロータリーエンジン車『マツダ・プレマシー・ハイドロジェンREハイブリッド』が、6月20日に国土交通大臣の認定を受け、ナンバープレートを取得したことを発表した。
『プレマシー・ハイドロジェンREハイブリッド』は、水素でもガソリンでも走行できるデュアルフューエルシステムを搭載した世界初の水素ハイブリッド自動車。マツダが2006年に世界で初めてリース販売を開始した水素ロータリーエンジン車『RX-8・ハイドロジェンRE』で好評なデュアルフューエルシステムを継承。さらに水素REに電気モーターを組み合わせた水素RE用ハイブリッドシステムを搭載することで、出力を約40%、水素での航続距離を倍の200kmに大幅に改善した。なお最高出力は149馬力を発揮する。
また、内装プラスチック部品やシート表皮にCO2排出削減に貢献できる植物由来のマツダバイオテックマテリアルを採用するなど、多くのマツダ独自の環境技術を採用している。
マツダは今年7月開催のG8北海道洞爺湖サミット期間中に行われる環境ショーケースに提供し、『プレマシー・ハイドロジェンREハイブリッド』と『RX-8・ハイドロジェンRE』を展示、デモンストレーション走行を行う予定だ。
今後は公道走行試験を行い、2008年度中のリース販売開始を目指すという。
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水素ハイブリッド車が初走行
2008年6月21日(土)10:00
(中国新聞)
マツダは20日、水素ロータリーエンジン(RE)を載せた世界初の水素ハイブリッド車「プレマシーハイドロジェンREハイブリッド」を初めて公道で走行させた。水素とガソリンを燃焼させて発電し、電気モーターで走るタイプ。来春までにリース販売する。
2006年にリース販売を始めた「RX―8ハイドロジェンRE」に続く水素RE車の第2弾で、今回は電気モーターを併用。水素だけでの走行距離は従来の2倍の200キロに延び、ガソリンも含めた1回の充填(じゅうてん)・給油で計約550キロ走れる。マツダは2010年代初頭以降、水素ハイブリッド車の量産型を開発したいとしている。
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Posted at 2008/06/21 13:57:47 | |
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