阿蘇の風物詩のひとつ…
雲海です。
ミルクロード付近から望む雲海に浮かぶ阿蘇五岳。
肉眼で見るその風景はとってもファンタスティック!
私も湯布院までミルクロードをドライブ中、偶然にも阿蘇の雲海に出会ってから、涅槃像(阿蘇五岳)が雲海の中に横たわるその神々しい姿に心奪われている1人です。
この「ラピュタの道」は、最近ではサイクリングやバイクツーリングの専門雑誌にも紹介されていて、週末ともなれば多くの人達が訪れる人気スポット。
また、県外ナンバーのカメラマン達の姿も多く見受けられ、時にはミルクロードまで路上駐車してあることも…。
ほぼ皆さんが本格装備なのですが、せっかく期待してわざわざ県外から訪れたのに雲海が出ていないのではあまりにも気の毒なので、今回阿蘇の雲海の出現条件について情報提供したいと思います。
ご存知のとおり阿蘇の雲海…いつ行っても出会えるというものではありません。
雲海出現の3つのポイントがあります。
1 十分な水分があること
2 寒暖差が激しいこと
3 概ね無風であること
簡単に言えばこの3つだけです。
でもこれがなかなか奥が深い…(笑)
まず春~夏にかけての雲海…
これは1の「十分な水分があること」に起因するところが大きいと思います。
つまり、大雨に近いような十分な雨が降った翌日の晴れた日等に出現するタイプ。見た目が綿菓子のようにムクムクとしたボリューム感があります。
秋~冬にかけての雲海…
これは2の「寒暖差が激しいこと」に起因するところが大きいと思います。
例えば特に前日に雨が降っていなくても日中の温度が15度として明け方の温度が0度付近とか氷点下とかいったときに出現して、見た目も絹目のような感じで気品があると思います。
そして、阿蘇の雲海で個人的に一番重要な要素…それは3の「概ね無風であること」。これです。どんなに1と2の条件が揃おうとも風が出ていればアウトです。
前日の夜中に気象庁のHPをチェックして阿蘇山頂付近で0~3m、阿蘇乙姫付近で0~1mであれば期待度MAXです。逆に阿蘇乙姫で2m以上の風だったらちょっと怪しくなります。
http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/map62.html
それと裏技的ですが、ライブビューカメラを見る。 国交省の道路情報で阿蘇市ノ川を見て他の道路と比べて霧がかかっている様に見えたら大チャンス。これは夜中でもチェックできます。
http://www.qsr.mlit.go.jp/kumamoto/livecamera2/lc057.html
もうひとつが北山展望所からのライブビューカメラ。こちらは、残念ながら周囲に光源がないため夜中のチェックができません。空が白みかけてからということになります。
以上ご参考になれば幸いです。
〇おまけ
それと最後にもうひとつだけあるのが、早朝のミルクロードの走り方。
ご存知のとおりミルクロードは、舗装も綺麗なうえ、高低差の激しい低~高速カーブが連続しています。このような楽しい道路のため、交通量が少ない早朝は、地元のライダー達が朝練をしています。でも4輪がどんなに頑張ってもあの瞬発力に勝てるはずもなく…つまり、バックミラーにライダー達が映ったら良ければ道を譲ってあげてほしいのです。
それから経験上、地元の走り屋さん達は煽ってきません。峠には峠のマナーがあるのだなと感じさせる運転です。
また、逆に煽ってくるような車があれば、地元ではない可能性が高いのでこれも譲ったほうが賢明です。走り方が美しくないのですぐに分かります。煽られたら適当にお付き合いしたくもなりますが、事故は見たくないですし…。命は一瞬ですから…。
要は自分が先頭車両の場合、後続車に追いつかれたら、道路交通法云々言わず譲ってあげるのが早朝のミルクロードを走るときのマナーだと思います。
スポーティドライビングを楽しみながらも要所で冷静さを失わず事故のないように運転したいものです。
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