いつの頃からか心が動かされるような風景に出会うのが好きになった
みんカラを始めた頃には既にそうだったかもしれない…
まだ知らないところに出かけて偶然に美しい風景に出会う
知っているところでも行く度に新たな発見がある
やめられない…(笑)
思ったような風景に出会えなくても全然OK
また次に訪れる楽しみになる
できればその土地ならではのグルメと泉質の良い温泉などあれば幸せ
なにより相棒のスカイラインとドライブできるのが楽しい(笑)
この日はみん友さんと天草にドライブの予定をしていたが、
みん友さんの急用で突然のキャンセル
そこで思いついたのが、御興来海岸
前回訪れたとき、濃霧注意報とPM2.5で残念な天気だったのを思い出した
「達磨夕日を見てみたい!」
干潮と夕日の時間から条件的には良くなかったが、
とりあえず行ってみることにした
この日は、やはり条件が良くないようで訪れる人たちはカメラマン達が数人ほど
展望所から海岸に向かって踏み固められた土の道を降りていく
先客がいた
知的なメガネが似合うカメラマンと眼が合う
笑顔で挨拶を交わす
自分のことを「ヘンタイ」と称するこの御仁
とてもフレンドリーで初めて会ったような気がしない
会話が弾む
夕日までにはまだかなりの時間があったが
お礼を言いながら この人とはまた会える気がする…
【つづき】
二人で展望所までの踏み固められた土の坂道を登っていく
「実はブログやってます、みんなのカーライフというのですが…」
えっ?!
不定期だが…私も…
理解するまでにそう時間はかからなかった
ヘンタイ、空港…会話のすべてが頭の中でつながる
私は気になる人は勝手にファン登録しているのだが、
なんとその中のお一人だったのだ(笑)
ガッチリと握手
再会を約束した
帰りの車の中では、サブウーファを降ろしてからあまり聞かなくなっていたが
御仁が好きな?イーグルスを繰り返し聞いていた…(笑)
不思議なことがある
もう何年も何年も前の話になるが
その頃夢に見ていた風景がある…
夢といってもそれは眠りの中で見る夢…
車を運転している私
小さな山
小さな道
樹木に覆われて周りは見えない
峠を過ぎて一気に山を駆け下りると
突然パアッと視界が開ける
目の前には小さな白い砂浜と穏やかな波…
遥かな水平線
左側には山のように小高い島
ひどく懐かしい
胸がギュッと締め付けられるような感じがして
眼が覚める
なぜか泣いている
特に哀しいわけでもなく
ただただ懐かしい…
でも残念ながら
夢の中に出てくる風景がこの海辺というわけではない(笑)
私の夢の舞台…
ここから車で10分くらい行った小さな漁港…
いつの日か帰りの渋滞を避けるため、たまたま通った迂回路
そこで偶然にも出会ってしまった…
ずっと忘れていた記憶…
【おまけ】
訪れたのは上天草市大矢野
私の今年のテーマ「天草四郎」所縁の地
四郎の母の出身地である蔵々(ぞうぞう)をはじめ
四郎記念館や四郎像等、四郎所縁の名所旧跡が点在している
ついでに私の夢に見た風景のある場所も…
そして そのことは
きっと四郎へのプロローグのような気がしている…(笑)
景行天皇が九州熊襲討伐の際、この海岸のあまりの美しさに見とれ、神輿(みこし)を止めたのが名前の由来とも…
うん?景行天皇? またあなた様ですね
芦北海岸に続きここにも足跡を残されているのですね…
今年は天草四郎様を追っかけようと思っていましたが、同時にあなた様も追っかけてみようと思います(笑)
直線が印象的な干潟
水鳥が獲物を狙ってる(笑)
潮干狩り
なぜか寂しげに感じるのですが…(笑)
残念ながら、濃霧注意報とPM2.5の影響で薄い霧がかかり
いつもの美しい風景は期待できない…(泣)
残念ながらここで落日
展望所より宇土マリーナを望む
今回は天気に恵まれなかったが
ドライブが楽しめたので良しとします(笑)
また次の機会に…
この付近で撮影していたカメラマン達が口々に言う
「この木邪魔、この木さえなければね」と…
皆から避けられるように立っているこの木
今はまだ、自分自身の未熟さゆえ綺麗にということにはならないけれど
なぜかどうしても撮ってみたいと思った…
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