木曜日の真夜中…
なぜか眠れない
明日は睡眠不足だな…（笑）
ふと時計を見ると、いつの間にか日付は変わっている
眠れない自分
感じる焦り…
え～い、…ままよ！
突然立ち上がり、音を立てないようにゴソゴソと着替えだす…（笑）
どうせ眠れないのなら、美しい朝との出会いに期待して出かけてしまおう！
♪♪…カーステレオから流れてくるスムースジャズの優しいピアノの音…
快適な真夜中のドライブ…
途中、阿蘇産山村で星空を眺め、午前３時には、九重牧ノ戸峠に到着する
行き先は、九重連山の中でもカメラマン達に大人気の天狗ヶ城…
日頃、週末の山行は、中岳ばかりで天狗ヶ城に寄り付くことはない
理由は簡単
人が多すぎるからだ…
それに大勢のカメラマン達が三脚を立てて山頂を占拠してしまうのはどうもいただけない…
登山者が楽しめなくなるからだ
だからカメラマンの少ない平日の今日は、ある意味チャンスなのだ（笑）
夜露に濡れた山道を歩いていく…
ん？さっきまで見えていた満天の星空がいつの間にか消えている
いつもは深い深い濃紺の夜空が真っ黒にしか見えない
ああ…ここまできて…
ここまできて、まさかの撃沈なのか…
急速に奪われていく気力…（笑）
薄闇の中、山頂にたどり着き座り込む
周囲には誰もいない…
なんだか…今になって眠気が…（笑）
完全に気力も萎え目を閉じる
寒いな…
どのくらい経ったのか身震いして目を開ける…
すると、そこには、今にも九重の山々達を包み込もうとする…妖しく燃える雲達の姿があった…
燃える中岳
久住山本峰から望めば、まさに天狗ケ城炎上だろうな…（笑）
いつものようにくだらない事を考えながらファインダーを覗く
日の出…
何度見ても心が動くシーン…
さあ、帰って仕事、仕事…（苦笑）
まず間違いなく血走った目をしてデスクに向かっているであろう自分の姿を想像しながら、帰りの山道を急いだ…（笑）
【おまけ】
前回お出しできていなかった菊池渓谷の残り画像です。
本格的な紅葉シーズンには少し早いのでおまけ扱いですが、ちゃんと本編同様の気持ちでシャッターを押してます（笑）
今回は、本編よりおまけの画像が多いという事になっております…
実は、本編の残り画像や別のテーマの画像もたくさんあるのですが、自分自身のブログ作成能力に問題があり（笑）、全く追いついていないのが現状です…
でも、ちゃんと元気にワクワク探しはできておりますので、不定期ではありますが、できる限り更新できればなあと思っています（笑）
皆様にはいつも最後までお付き合いいただいて本当に感謝しています…
その時、その場所で…
さあ…明日は何に出会えるのかな…（笑）
夜明け前…
いつもの中岳山頂には霧が立ち込めている…
思いもよらない非日常的で不思議な空間…
霧が、すーっと流れて…大船山の一部が一瞬露わになる…
どこまでもどこまでも続く蒼…
大船山から雲が溢れ出ていく…
止め処なく後から後から…
次から次へと…
左が久住山本峰…
右がカメラマン達が群がる人気の天狗ケ城…（笑）
どこか寂しげな登山者…（笑）
見渡せば３６０度雲海…
白いヨットが…
航行しているわけないかあ…（笑）
個人的に好きな１枚…（笑）
１枚の雲のベールを纏った大船山、左は平治岳
天女の羽衣と見紛うほど…
稲星山の向こう側に巨大なスケートリンク出現…（笑）
まるで一面の銀世界…
山を歩いていると…
自然と会話していると…
いろんな意味で自然体って大切だなあと感じることがある…
最近は、仕事が忙しく、ワクワク探しの時間も限られている。
みんカラでコメントする時間さえも…
迷ったら立ち止まるし、立ち止まったら考える…
そして考え疲れたなら、いつか考えることをやめてまた歩きだす…
きっと毎日がそんなことの繰り返し…（笑）
【おまけ】
友朋遠方より来る…（笑）
シンガポール在住の友人が訪ねてきてくれました。
ラピュタの道で夜明けの雲海を楽しんだ後、ここ菊池渓谷を訪れました。
NIKON5100使いの彼…
ラピュタでは、凄い凄いを連呼（笑）
無中でシャッターを切っていたようです。
それもそのはず美しい黄金色の雲海に出会えました…
まだ紅葉には早かったのですが、ここでは光のシャワーに出会えました…
彼には早朝３時起きをさせてしまったのですが、渓谷の岩場で一時間以上は寝ていましたっけ…（笑） まさに自然体を絵にかいたような男です。
そしてもう一人…
なんと岡山から、美しい写真をお撮りになるあのみん友さんが、二人の美女とともに訪ねてきてくれました（笑）
呼子のイカを食べるための九州遠征ですが…台風騒ぎの中、わざわざ予定の一部を変更して熊本まで足を運んでいただきました。
阿蘇五岳の見えるカフェでこのビッグなバーガーをパクつきながら、
アッという間に過ぎていく楽しい時間…
その時、なぜか写真を残すことはできなかったのですが…
目を閉じれば、みん友さんが、雨風強い中、カメラ片手に葉祥明美術館のグリーンガーデンを楽しそうに走り回っている姿が甦ります。
きっと、このことこそ心でシャッターを押すっていうことなのでしょう…
そしてこの日のことは、ずっと忘れないと思います…
その時…
その場所で…
さあ、明日は何に出会えるのかな…（笑）
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