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2015年12月25日 イイね!

クリスマスの祈り…

クリスマスの祈り…






大好きな崎津教会

この場所からスタートした今年のブログ…


だからこそラストもこの場所と決めていた















こちらは大江教会♪ 











皆様に感謝を込めて Merry Christmas!

お仕事の方もお休みの方も笑顔輝く時間が過ごせたらいいですね…






今年も残すところあと僅かになりましたね…
ご交流いただいた皆様 一年間本当にありがとうございました!

個人的にも今年は本当にいろんなことがありました…(笑)

そして嬉しい時も…悲しい時も…
一人よりみんなと一緒の方がいい…
そんなことを改めて感じた年でしたね(笑)




皆様が幸せでありますよう…

マリアの祈りとともに…



Posted at 2015/12/25 18:03:53 | コメント(10) | トラックバック(0) | 天草 | 日記
2015年01月07日 イイね!

キリシタン達の記憶 ~天草崎津・大江編~

キリシタン達の記憶 ~天草崎津・大江編~



トンネルを抜けると穏やかな入り江が見えてくる…

深い碧色…

漁船のエンジン音…

そして尖り屋根の小さな教会…

今回の目的地である天草崎津教会、漁港に佇む海の天主堂だ…

今後、崎津集落として世界遺産登録を目指すということを知り、その美しい漁村景観を再確認するという意味でここを訪れることにした…




名物の杉ようかんをパクつきながら歩く…
三脚にカメラ…目立つ格好なのだろう…(笑)

「おはよう。いい天気だね。どちらから来たの?」

すれ違う人達は、皆人懐こく気軽に声をかけてくれる…

たったそれだけのことが異邦人の私にはとても嬉しい…(笑)

もともと天草では、この地を中心にキリスト教が栄えたのだが…

徳川幕府による禁教令、そして天草島原の乱での天草四郎亡き後、さらに激しいキリシタン迫害の嵐が吹き荒れることになる…




特徴的な尖塔の上に十字架を掲げたゴシック風建築

虚飾は最小限で質素
あくまでも祈りの場としての実用美を感じさせる…




教会の中に入ると、質素な外装とはうって変わって、決して華美ではないが清楚で荘厳な雰囲気に包まれる

ステンドグラス越に差し込む光が柔らかい…

私は、キリスト教の信者ではないが、自然に祭壇に向かって頭を垂れる




ん?
祭壇の片隅に座り込んでいる一人の老婆が、一心に祈りを捧げている

その時初めてここが畳敷きということに気付く…(笑)

ちなみにこの教会の祭壇のある場所で迫害時代に厳しい踏絵が行われていたという…



庭先にはマリア像がある…

優しい表情と柔らかな雰囲気が印象的でしばらく見入ってしまった…

隠れキリシタン達は
明治5(1872)にキリシタン禁制が廃止
されるまでの約260年もの長い間、生命や財産の危険をもかえりみずただひたすら隠れ、ただひたすら忍んできた…





しかし、1805年、大変な事件が起きてしまう


「天草崩れ」…
天草四郎亡き後、約160年もの間、命を懸けて隠しとおしてきた秘密…

ここ崎津、大江を含む天草西海岸で5千余人もの隠れキリシタンの存在が発覚してしまうことになる…





教会の裏山の登り口にある崎津諏訪神社…

教会と神社の位置関係に妙な違和感を感じていたが、実はこの神社がその取り調べの舞台となったという話を聞いて納得する 

キリシタン達は、自らの信仰を守るため、その隠れ蓑としてこの神社の氏子となったという…

そして、隠れキリシタン達は、全員極刑…
ということにはならず、これも時代の流れなのか改宗を条件に赦免となる…


















岬に立つマリア像が、行き交う船の安全を静かに祈る

















崎津諏訪神社のさらに奥にある展望所から撮影した一枚…




波の状態もあるが、長秒露光は船が揺れてちょっと厳しい…(笑)




崎津教会の朝景…
運が良ければ「朝霧」に出会えるが、この日は風があり残念な結果に…











夜明けのチャペル…





こちらは、崎津から車で10分程度の距離にある大江教会…
美しい白亜の天主堂…




崎津教会より少しだけ大きいロマネスク建築…























崎津教会に比べこちらのライトアップは、なかなか賑やかな印象…





祈りを捧げる少女ベルナデッタの像





大江教会のマリア像は、美しすぎて正直近寄り難い…(笑)





「ルルド」の聖母マリアと祈りをささげる少女ベルナデッタの像

二人の位置関係はこうなっている…(笑)

ルルドとは南フランスにある町の名前で、聖母マリアが出現したといわれている洞窟、聖なる泉がある場所

実は、崎津教会のそれにも同じものがあるのだが…どちらのマリア像にもそれぞれの良さがある…(笑)

















沖合遙かに貨物船が見える…






なぜ隠れキリシタン達は自らの危険も顧みず、愛する家族の危険も顧みずそうまでして信仰を貫いたのか…


毎日のほほんと生きている私にとってはその本当の心に触れることはできないのかもしれない…



でも、今はただ…マリアの祈りとともにキリシタン達もまた代々その目に映してきたであろうずっと変わらないこの風景を、その記憶を、心に刻みたいと心からそう思った…




あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


今回は、長くなりました~、しかも焦点ボケてます(笑)

最初は、重い話すべてを盛り込んだ2話構成にしようと思いましたが、教会の内装や、踏絵、マリア観音等資料のすべてが、撮影不可でしたので、紀行記的なものにしました。さらに潜伏キリシタンと隠れキリシタンを隠れ~に統一しておりますほか、いろいろ割愛いたしました…(笑)

乱筆乱文本当にお許しください…
 

そして、今回の舞台となった隠れの里…崎津、大江…
熊本市内から車で3時間かかってしまいますが、何処で夕日を迎えようか真剣に悩むくらいとても素敵な場所ですよ!

是非、皆さんにも見ていただきたいなあと思います。(崎津の朝霧を誰か見せてほしいです)





その時…その場所で…

さあ  明日は何に出会えるのかな…(笑)



Posted at 2015/01/07 22:36:09 | コメント(10) | トラックバック(0) | 天草 | 日記
2014年03月29日 イイね!

キリシタン達の記憶 ~天草四郎編Ⅱ~

キリシタン達の記憶 ~天草四郎編Ⅱ~

※よかったら再生スタートしてみてください…





蔵々から車で約15分といったところか、教会のような美しい造りの建物が見えてくる。

「天草四郎メモリアルホール」 天草・島原の戦いの発端や、四郎の人柄、南蛮文化などについて展示












ここを散策するにあたり、建物を含め不思議な魅力があることに気づく。















宣教師ママコス神父が、四郎の出現を予言さえしていなければ…人々に祭り上げられることなく、もしかしたら別の生き方があったかもしれない…







こうとしか生きようのなかった四郎の気持ちをずっと考えていた…
  
まるで木蓮が泣いているかのような気がした…






 
ここにも四郎像が…
























かほっとする空間…





































































四郎が絶命するときにその傍らに一人の女性がいたという…







四郎は、愛する人達とただ平和な生活を送りたかっただけなのだ…









せめてこの鐘を鳴らす人々、そして鐘の音を聴く人々が幸せであってほしいと思う…
















このような時代の流れの中で、執拗なまでのキリシタン弾圧

ある意味天草・島原が犠牲になったような…そんな気さえしてくる






















幕府側から見れば、アッという間に拡大していったキリスト教は脅威だったはず

海外からの侵略が恐いと思っていたはずなのだ。そのために何かを感じた幕府は、鎖国せざるを得なかった

この乱の裏にはポルトガル対オランダの日本侵略に関わる陰謀があったとする諸説も近年研究されている






























天草…

この地をこんなにも美しく感じるのは、約400年の果てなき時を隔てた現在にあってもその時その場所で精一杯生き続けた四郎達の魂を何らかの形で感じ取っているから…

おそらくはそういうことなのだろうと思う…

それは、歴史的遺物だけでなく、そこに降り注ぐ陽光であったり、吹く風であったり、流れる雲であったり、突き抜ける青い空であったり…
何か心を動かされるような感覚的なもの…


なぜか、以前に流行った「千の風になって」…という詩が思い起こされる。

「私のお墓の前で泣かないでください…」

そして、ここ天草には、お墓さえないまま…星になった人々の魂が生き続けている…




最後に…

いま籠城している者たちは来世まで友になる…

この言葉を言わざるを得なかったのは、ある意味全員が死を覚悟しなければならない状況に追い込まれていたためと推測されます。

史実では、生存者は、約38,000人のうちの内応者の1人だけとされています。

何か皆が死に場所を探して闇の中をさまよっているかのような、そんな情景が浮かんでは消えます…

しかし、死という結末は籠城している誰もがわかっていたとしても、この言葉の力で皆が闇の中に一筋の光を見たのではないかと確信しています。

今回の写真に光と影が必要以上に多いのはそのためです()



最後の写真…
一面に覆われた雲の狭間から四郎の手に乗る鳩に一筋の陽光が差し込んだ時には奇跡がおきたと思いました…


なお、資料等についても割愛し、心情的なもののみ書きました。

長文駄文、私の個人的趣味に最後までお付き合いいただいて本当にありがとうございました





Posted at 2014/03/29 17:12:51 | コメント(5) | トラックバック(0) | 天草 | 旅行/地域
2014年03月29日 イイね!

キリシタン達の記憶 ~天草四郎編Ⅰ~

キリシタン達の記憶 ~天草四郎編Ⅰ~※よかったら再生スタートしてみてください…



天草四郎、現代でこの名を知らぬ人はいないのではないだろうか。

江戸初期のキリシタン。若干16歳で島原・天草の乱の精神的支柱に祭り上げられた奇跡の少年。

大好きな天草を訪れるたびに、乱から400年近くの遥かなる時を越えた現在にあっても、その風景の中に、彼の…そしてキリシタン達の思いを感じずにはいられない…












いま籠城している者たちは来世まで友になる…」 

島原・天草の乱、四郎が最後の舞台となる原城において、彼の元に集った人々に残した言葉だ

ずっとこの言葉の持つ重みと天草の哀しいまでに美しい風景が心に引っかかっていた












今年の自分自身のテーマとして、3万8千人もの人々とともに神の元に帰っていった彼の足跡とキリシタン達所縁の地を少しずつ訪ねてみたいと思っている





この橋を渡ってしばらく車を走らせると四郎の母親の出生の地といわれている
蔵々(ぞうぞう)に着く

実は昨年の9月だったか、みん友さんとこの地を訪れている。

その時の記憶がこれだ。





静かな漁港の集落

釣り人、漁船、道端のお地蔵さん…

本当に静かだ…

誰か知り合いでもいるのだろう、一人の老婆が満面の笑みで手を振っている。

周囲を見回してみる…

しかし誰もいない…?…?…?

えっ!私ですか()

「どこからおいでなすった?」(どちらからお越しですかの意)

「熊本からですよ」

こちらからも尋ねてみる
「こちらは天草四郎に所縁のある土地らしいですね。」

「そうさねえ、うちの庭にも井戸があってねえ…」

「はあ…」

「天草四郎の産湯に使ったらしいよ」

「えええっ?」

「…で、あなたどこからおいでなすった」
と…話は元に戻ってしまった()

今考えてみればこれは凄いご縁。

「…で、あなたどこからおいでなすった」
はいはい()

ご一緒されていた娘さんと思しきご家族の方が申し訳なさそうに笑顔を向けてくる。

こちらも笑顔で頭を下げ、あろうことかすぐ近くの白亜紀の地層見学のためその場を離れた…

嗚呼…今思えば何たる大失態!!!()

この出来事が頭から離れず、今一度この地を訪れてみた。
しかし、期待むなしく、いや当然の如く老婆の姿はそこにはない。





海を眺めていると、一人のおさげ髪が似合うかわいい女の子が通りかかる。

「こんにちは」
誘拐犯と間違われないかとドキドキしながら声をかける。
足を止める少女。真っ直ぐな瞳で私を見る。

「あのね、ここは天草四郎のお母さんの故郷だってね。知ってる?」

首をかしげる少女。
「う~ん、ゆみちゃん、神戸から来たばっかりでわかんないのぉ」
「そっかぁ、ゆみちゃん、ごめんね、バイバイ」

何の疑いのない子供の真っ直ぐな視線には敵わない()

即時撤退する。

同時に今となってはその老婆に会う術もなくその古井戸を見せていただくチャンスを逸してしまったことに気づく()





もとより、四郎は、苛烈を極めたキリシタン弾圧、大飢饉のうえ年貢を納められない者達に対する残忍なまでの取立て、死んでも地獄、生きても地獄という追い詰められた状況の中、行き場のなくなった人々に祭り上げられたカリスマ的存在であり、キリスト教でいうところの、いわゆるローマ教会が認めた指導者ではない。

だから、天草・島原の乱は、幕府側から見ればキリスト教徒による反乱である一方で、ローマ教会側から見れば一部キリスト教徒を含んだ「ただの民衆の反乱」であるという事になる。

事実、領主側が自らの圧政で招いた反乱の原因をすべてキリシタンのせいにし、歴史を曲げようとしたというのが近年の解釈となっている。

このようなことから、島原・天草の乱でのキリシタン達の死は、未だに正式に殉教とは認められていないのである。

とはいうものの、キリシタン達が中心となったというのは紛れもない事実であり、またキリストの教えに殉じたことに何の優劣があるのかと思うが、ローマ教会側の対応には大変考えさせられるものがある。



蔵々を離れ、有明町にあるサンタマリア館を目指す。
途中には、こんな銅像も。日本一の四郎像。お~デカイ!





確かに大きさは日本一だろう()


もうひとつ。個人的にこれが一番ビビッとくる四郎像。
松島4号橋付近にある。作者は真心をこめて製作したのだと思う。

出来がいいとか悪いとかいうのではなく、心から素晴らしいと感じる。





サンタマリア館に着く。
隠れキリシタン達が命をかけて信仰した、一目マリア像には見えないが、変わりマリア的な像を見ることができる。















反乱軍側の作戦会議が行われた台形状の小さな島がある。

天草と島原の間に位置し、云われのとおり別名「談合島」といわれている。写真マリア像の右下、平べったい島がそれ。














キリシタン達の記憶 ~天草四郎編Ⅱ~ に続く


【おまけ】
松島の夕景
四郎もこの夕日を見つめながら平和を祈っていたに違いない…





Posted at 2014/03/29 17:04:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 天草 | 日記
2014年02月14日 イイね!

上天草大矢野の夕景 ~プロローグ~

上天草大矢野の夕景 ~プロローグ~

不思議なことがある

もう何年も何年も前の話になるが

その頃夢に見ていた風景がある…


夢といってもそれは眠りの中で見る夢…




 

車を運転している私

小さな山

小さな道

樹木に覆われて周りは見えない

峠を過ぎて一気に山を駆け下りると


 突然パアッと視界が開ける

目の前には小さな白い砂浜と穏やかな波…


遥かな水平線


左側には山のように小高い島


 ひどく懐かしい

胸がギュッと締め付けられるような感じがして

眼が覚める


 なぜか泣いている


特に哀しいわけでもなく

ただただ懐かしい…



 

でも残念ながら

夢の中に出てくる風景がこの海辺というわけではない(笑)



 


私の夢の舞台…

ここから車で10分くらい行った小さな漁港…

いつの日か帰りの渋滞を避けるため、たまたま通った迂回路 

そこで偶然にも出会ってしまった…











昔から知ってたような懐かしくもあり

何かに解放されたようなそんな安らいだ気分…

でも、それ以来なんだか訪れてはいけない聖地のような…

そんな気がして疎遠になっていた






ちなみにこの海辺はお気に入りの場所で

季節はずれにはよく訪れている

基本的に誰もいない静かな海辺で
特に九月は燃えるような夕日に出会える

天草西海岸沿いの夕日のスポットの魅力には敵わないまでも

熊本市内方面からの所要時間を考えれば私には十分過ぎる…(笑)






 




 

ずっと忘れていた記憶…



 

 
封じ込めてきた思い









 

 

燃える夕日とともに海の底へと消えていく…






【おまけ】


訪れたのは上天草市大矢野

私の今年のテーマ「天草四郎」所縁の地








四郎の母の出身地である蔵々(ぞうぞう)をはじめ

四郎記念館や四郎像等、四郎所縁の名所旧跡が点在している 

ついでに私の夢に見た風景のある場所も…


そして そのことは 
きっと四郎へのプロローグのような気がしている…(笑)



Posted at 2014/02/14 23:12:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 天草 | 日記

プロフィール

「@夏子* おはようございます。
本格マクロならではの素晴らしいパステルイエローの世界ですね。
私の方は、今から九重夕駆けに行ってまいります。」
何シテル?   11/22 10:11
mado@です。自然や歴史に触れるのが好きです。 この車は、たくさんの思い出とこれからおきるワクワクをくれる相棒。 何時も一緒です。 あえてほぼノーマル車...
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