今回、愛車のS660を初シャシダイ測定してみて
今後のチューニングの方向性を考えてみた。
フラッシュエディター HKS吊るしデーターから考察してみる。
もともと、ノーマルは5000回転超えたあたりからスロットルを意図的に絞っている(ようするに全開にならないようにしている)と言われています。
先日、各回転域のブーストを確認したら、たしかに5000回転以上で急激にブーストが下がってました。
6000回転時に0.5k位
HKS吊るしで0.8K位
その差0.3Kのです。
こりゃ~ノーマルじゃ回しても面白くないと感じるわけです。
S660試乗した人が口々に言う
①高回転まで回しても速くない
②高回転まで回しても面白くない
③シャーシー性能が良いのにパワーが無いのが残念
そういうのはオイラも感じたし
ターボ車なんだからチューニングすればなんとかなるだろうと考えてました。
そこで、まず手始めにECUチューニングに手を出してみることに・・・
Stock(実測) 49.27kw(67ps) 105.89Nm(10.79kgf・m)
■phase2 52.04kw(70.76ps) 110.59Nm(11.27kgf・m)
HKSは当初、レギュラーガソリン専用なのでハイオクガソリンは使わないようにと注意書きしていた。
なのでHKS公表のデーターはレギュラー仕様でのデーターである。
この公表データーを引っ張り出して最速のなんとかさんがS660はECU書き換えても数馬力しか
UPしないエコエンジンでチューニングの余地が無いと言い放っておりました。
しかし、その後、ハイオクガソリン入れて測定してみると75馬力くらい出ると測定したショップが
みんからにUPし始めました。
オイラのS660も測定してみたらたしかにそのくらい出ました。
ハイオクにすることによりノッキング耐性が高まったのが要因と思います。
↓が今回計測したオイラのS660の結果です。
HKS吊るし
フラットウェルカスタムデーター(ブーストUP失敗仕様)
上の2つのデーターはブーストはほぼ同じです。
重ね書き比較データー
ハイオク仕様にしてそれほどブーストUPしなくても85馬力くらいは出ることがわかりました。
(本日、フラットウェルさんから回答があり、私がインストールしたデーターは正常品だそうです。
ブーストUPに失敗したわけではないようです・・・。てことはオイラの車両がブーストかかりずらい個体ということになります。フラットウェルさんから新しいマイナーチェンジバージョンのデーターが届くのでそれをインストールしてみてからブーストが上がらないようであれば車両側を検証してみます。)
まあ、このくらいパワーが出れば良いんじゃない?という
感じがしないでもないですが
モアパワーが欲しいオイラは
次に夢見ているのはタービン交換です。
幸いにもHKSがGT100Rタービンキットを出してくれたので
キットならオイラでも頑張れば取り付けできるし
なによりもどうしても自力ではできないセッティングデーターまで付属します。
そこで実力はいかがなものかと
みんから内を俳諧しておりますと
SAB浜松さんがシャシダイデーターを公表しておりました。
ノーマルタービンブーストUP現車合わせとGT100Rタービンキット+吊るしデーター比較
う~んなんとも微妙ですねぇ・・・
たしかにノーマルタービンのブーストが垂れる高回転領域のパワーの伸びは
良くなってますが、中間トルクももう少しUPしてほしいところです。
そこでGT100Rタービンキット+現車合わせデーターも公表されていましたが
流石現車合わせ
これくらいの性能ならタービン交換しても良いです。
しかし、そうすると現車合わせ費用までかかるので
馬力あたりのコスパが気になるところですねぇ~
所詮、軽自動車と割り切って
乗ってればよいのですが
軽自動車だけどパワーがあればこんなに楽しいぞS660
ってのも魅力だし
悩むところです。
どうせ現車合わせするなら
トップフューエルさんのハイフロータービンも気になるところですねぇ
こっちは、あきらかにピークパワー重視のようで、低中速トルクが薄いようです。
ただ、高回転維持して走ったらスゲー面白そうです。
S660のエンジン耐久性がまだ未知数なので
様子見ですかね
今のところは・・・・・
話変わりますが
先日、ネット俳諧してましたら
最速のなんとかさんのブログに行き当たりました。
どうもS660、タービンとかチューニングとかいうキーワードで検索しているとヒットするようでして
S660乗りの方なら一度くらいは読んだことがあるのではないかと想像します。
この方の考察は的を得ているところもありますが
あきらかに間違っているところも見受けられます。
その一部がこれです↓
ヤバイ!遅くなった。
最速のアルトさんのエアクリ状況
15,000キロ使用後のエアクリーナー、フィルター裏側(エンジン側)。
このエンジンは載せ換え後、40,000キロほど走行しています。
当たり前ですが、オイル(ブローバイ油分)等の付着は、まったくありません。
エコエンジンのS660のエアクリ状況
S660はエコエンジンなので
吸気側はほとんど汚れていないのに、裏側はブローバイのオイルでグダグダです。
どうやらこの文章はN-WINGのオーナーが書いた文章をピックアップしたようです。
早速、このブログのURLが貼られておりましたので訂正します。
しかし、その下の方にS660のエアークリーナーBOX及びエアーフィルターも掲載されておりましたので、ミスリードしてしまいました。
でも、これはS660のことを書かれていますよね?
やっちゃった??・・・エンジンブロー エンジン破損
S660 最強 チューニング パワーアップ プラン??
上記のエアクリフィルターの画像の引用元
良く見ればわかりますが、↑のブログのエアクリの画像は
吸気側です。
この方のブログを読んでみるとわかりますが
このエアクリの画像を何度も使いまわしてブローバイのオイルで汚れがひどいと指摘しております。
しかし、
汚れているのは吸気側でエンジン側ではありませんw
エンジン側は綺麗なもんです。
吸気側
エンジン側
最速のアルトさんが
今まで こんなオイルまみれのクリーナー見たことないです…
とブログに書いておりますが
そりゃ~見たことないでしょうね
間違えてますからw
S660のエアクリーナーの構造を理解しないで
想像で書くからこんな記事になるのだと思います。
ということは
他の記事も想像で書いているのだと思わざる得ません
はたして、真実はどうなのか?
今後、S660のチューニングが進んでくれば答えが出てきますね
楽しみです。
追記
お友達がこのブログ見て19800km走行のN-BOXのエアクリの画像を送ってくれた。
エンジンはS07A(ターボ)です。
吸気側
エンジン側
エンジン側綺麗ですね
ブローバイオイルで汚れている気配はありません。
このエアークリーナーの形状を
よーくみるとN-WINGのオーナーの方が
エアークリーナの吸気側とエンジン側を間違って
書かれているようですね( ̄▽ ̄;)
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s660 | 日記
Posted at
2016/10/19 14:06:57