ちょっと最近有村架純さんを好きになった(今更)のと、Awesome City Ciubの「勿忘(わすれな)」を最近いいなと思いながら聴いていて、あ、この映画ってそうなんだ、と思って観にいったんですけど・・・
またまたサントムーンでね・・・
菅田将暉さんと有村架純さんで、音楽がAwesome City Clubの
「花束みたいな恋をした」
まず、最初に、あ、「勿忘」って作中で流れないんだ・・・(^^;)
てっきりこの映画の主題歌だと思っていたら、ただの思い込みだったみたいですww
いつ流れるんだろう?と思いながらラストまで観てしまった・・・(;^_^A
まあ、これは僕がいけないんですがw
有村架純さんはただひたすらにかわいくて、個人的に唯一気になったのは学生時代とフリーター時代と社会人時代のメイクが全然変わらない気がする・・・(^^;)
あらすじ(公式サイトより)
東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った山音麦(やまねむぎ・菅田将暉)と八谷絹(はちやきぬ・有村架純)。好きな音楽や映画が嘘みたいに一緒で、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。近所にお気に入りのパン屋を見つけて、拾った猫に二人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店しても、スマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に二人は就職活動を続けるが・・・。まばゆいほどの煌めきと、胸を締め付ける切なさに包まれた〈恋する日々のすべて〉を、唯一無二の言葉で紡ぐ忘れられない5年間 。最高峰のスタッフとキャストが贈る、不滅のラブストーリー誕生!
〈この先ネタバレを含みます、観てない方は読まないでください〉
で、タイトルからして「過去形」なので、最後は別れるのをわかって観ていたわけですが、出会った時の二人は本当にラブラブで、好きな作家とか履いてる靴とか何から何まで一緒で、ここまではさすがに嘘でしょwwと思いながらも観ていて微笑ましい感じなんですが・・・
まあ途中から別れる方向に話が流れていくんですが・・・
最初は驚くほど馬が合う二人でも、社会人になって違和感を覚え始め・・・
きっかけ?は、社会人になって、彼(麦くん)の方が変わってしまった事。
麦くんは、社会人になってから、社会的責任に目覚め始め、好きな本が読めない、ゲームができない、最初は仕事にしようとまでしていたイラストも描けない、でもそれも生活のためなら仕方がない、仕事ってそういうもんだ、という考え方に変わっていく。
対して彼女(絹ちゃん)の方は、社会人として就職しながらも、やりたい事はやり、何も変わらず、資格を取ってまで始めた事務の仕事も、面白そうだからという理由であっさりイベント会社に転職してしまう。
麦くんの方は結婚も視野に入れていて、だから尚更、社会人とか仕事とか責任とかにこだわるようになったのかもだけど、絹ちゃんの方は結婚にこだわらず、どちらかというと現状維持でいいというか、笑いあえる二人の時間の方が仕事とかより大切、というタイプ。
口けんかとなってその流れで怒ったようにプロポーズしてしまうという最悪な展開もあってか、彼女は結婚にYesと言わなかった。
こうなってしまうともうなかなか難しいですよね・・・
「仕事で帰りが遅いのも、全部生活のためじゃないか(お前と結婚したいからじゃないか)」
「それなら、あたしはそんなの望んでない!」
(二つとも作中の実際のセリフではありません)
みたいな感じで喧嘩しちゃうのはすごくベタな展開に思えるんですけど・・・(;^_^A
絹ちゃんは、イラストレーターの夢を追いかけて麦くんが例え貧乏で絹ちゃんの稼ぎで食べていたとしても、わずかな彼の給料で指輪を買ってロマンチックな場所でプロポーズされたらOKするタイプなのかな。
麦くんはリアリストで、絹ちゃんはロマンチストなのだ。
あくまで個人的意見ですが、僕は昭和の人間なので、結婚を考えたら社会人になって社会的にも責任のある仕事を持って収入も安定させて・・・と考えた麦くんの考え方は正しいと思うのだけれど・・・(;^_^A
ネットでいろいろ批評読むと、「彼の方が変わってしまったのがいけない」派が多いですね・・・(^^;)
ストーリーが別れの方向に傾き始めてからは、かなり萎え萎えで観てました・・・(^^;)
別れ話をしようと入ったファミレス。
それは偶然にも?麦くんが告白して付き合い始めた場所だった・・・
入店してその時に座った席を見つけて固まる2人。
違う席に座って話し始めるが・・・
別れ話をするはずが、彼はもう一度プロポーズをする。
やっぱり未練があったのかな(^^;)
説得?されてあれ?やっぱり絹ちゃんも少し思いとどまってきたかな?と思いながら観ていたら、
まるで出会ったころの二人のような若い男女がやってきて、麦くんが告白した席に座る。
そしてお互いにどの作家が好きとか、奇跡的に趣味が合うね、なんてその時の麦くんと絹ちゃんと同じような会話を始める。
いやいや、さすがにそれは偶然過ぎるでしょ、同じような二人が同じ席に座って同じような会話を始めるなんて・・・(^^;)
それを観ていた麦くんと絹ちゃんは当時を思い出して泣いてしまう。
泣きながら店を飛び出してしまった絹ちゃんを追いかけるように店を出た麦くんは抱きしめるのだが・・・
あ、これで一旦、別れるのはやめたのかな? と、思いきや
次のカットで
「こうして僕たちは別れた。」
えw
ここでよりを戻すと思った人いっぱいいると思うwww
てか別れるなら、あの初々しい男女の登場、必要?(^^;)
ってことで、最後のシーンもちょっと萎えました(^^;)
最後の最後のシーンで、別れてからどのくらい経ってからなのかわからないが、偶然二人が再会するシーンが出てくる。
それぞれの新しい恋人を連れて。カフェで。
もちろんそれぞれの恋人には何も言わないがお互いに気付いて、店を出るタイミングも重なってしまうのだが、反対の方向に歩き始めたそれぞれのカップルは、振り返らないで手を振って「バイバイ」をする。
こんなシーンでさえ、いまいち泣けなかった・・・_| ̄|○
「勿忘」流れないし 笑
この作品て若い二人のラブストーリーだし、大学生くらいのカップルが二人して映画館行ったりしそうだけど、これ観てモヤモヤしたり変に二人の将来見せられてるような感じになって気まずくなったりしないのかな?(^^;)
なんて思いました・・・・
あまり深く考えず、有村架純がかわいかった、今どきの若い人たちの恋愛ってこんな感じなんだな、くらいの軽い心持ちで観た方がいいのかな、なんて思いましたね・・・