去る日曜日、瀬戸内海サーキットに走りに行ってきました。
前回のジムカーナで初のクローズド、そして今回は初サーキットとなります。
とはいえ、谷口信輝選手が駆けつけてくれたRiO主催の、そして羅漢周辺の走り屋が参加するジムカーナはもの凄く勉強になった。
自分の車も横乗りさせてもらったけど、兎に角ステアリング操作が丁寧すぎて意味不明。再現とかとんでもないレベル。それであっさり強烈なタイムが出てる。
何も起こらないような走り方で何もかもが起こったようなタイム…衝撃でした。
周りは速くて、Rは重いしハイキャスも切っているし、等は言い訳でしかなく、順位的には中盤くらいがやっとであった。
しかし、限界域での挙動、アテーサの使い方、曲げるためのお作法等、兎に角濃密であった。ひたすら本数をこなして走り込んだ。
そして瀬戸内海サーキット。
数日前にチュスさんとも走る話をしていて、当日現地に行ったら…!!
あれ???何か見たことあるR31が…
ジョングリさんでした…!!
ご友人とドリフトをしに来ていたようです。
8時になるや否や走行開始。
いくらZIIIといえども、一度ジムカーナで使ったタイヤなのでリアのグリップがちょっと怪しい。とはいえタイムが落ちないのはこのタイヤの特徴なので、最終コーナーの立ち上がりで多少オーバーステアが顔を出していてもだいたいこんなもんだろ、と思えるのはありがたい。
リアの空気圧を落としたりダンパーを締めたりしたが、2速全開で立ち上がりながらの最終コーナーは最後まで全開では踏めなかった。
確かにサーキット走るなら295のタイヤが欲しくなる。
もうちょっとセッティングを煮詰めてみたい。
因みに一人だけアホほど、サルみたいに周回しまくっていたので、オドメーターが100kmほど刻んでいました。アテーサ使いまくって4輪ドリフトで立ち上がっていくので実際はもうちょっと短いとは思いますが。
兎に角ジムカーナで曲げる練習を相当出来たのがよかった。ドリフト組は別としてもブッチギリのタイムでは走れた。
一応41秒台に入ったラップで限界か。
谷口選手を輩出した西広島周辺のレベルが非常に高いのはよく分かった。
いただき物の写真。
その後、午後からのカートの時間まで、会場のご厚意でプチ撮影会。
オイルはMAXを超えた量を入れていったが、結局走り終わったときにはMINの位置まで下がっていた。
ただ、クロステックやら優秀なスピードマスターのオイルのおかげでノントラブル。
オイル交換をしたがドレンプラグには微粒子過ぎて粘土状の鉄粉がわずかに付いている程度だった。
サーキット走行中の燃費は2.5km/lでしたとさw
そしてここで重要な事実に気が付いた。
このバンパー、何と100kmサーキット走行後何もしていないバンパーである。
全く黒くない。
そう、やはり燃調をキチッととったRB26は煤けないのである。
というか煤が過大に出ている場合、単純に濃すぎてパワーもロスし、燃料もロスしているのである。
オイルは別。特にピストンクリアランスを広めに取っている私の車の場合は温まるまで盛大に白煙を吹く。だが機関良好なのは結果が物語っている。
排気温度等を見ながらキチッと現車合わせする事の重要性と、現代の3種の神器、R35エアフロ、コイル、インジェクターとをしっかり使ってやれば、当然燃料冷却は必要でも相当綺麗に燃えるのである。
実際R's Meetingに行く際も、リアバンパーは綺麗なので拭き掃除もすぐ終わる。
因みに走行中、水温は83度前後、油温は95度前後まで上がってもそれ以上には全く行かなかった。オイルさえ補充してやれば耐久レースもこなせそうではある。
エンドレスのレーシングスリットローターはちょっと耳が出た。ただしタッチや効きは最後まで全く不安が無かった。多少ストロークが増える程度だが、コントロールは問題なし。確かに周回するならMX72PLUSよりもCC-Rgとかになるのだろうが、街乗りでのローターへの攻撃性がかなり高いようで、それを考えると現状でいいかな、と。低温だと効きも甘いようだし。
ZIIIは最後までタイムこそ落ちなかったが、やはり熱ダレすると食わなくなってくる。そして、前回のジムカーナのような、ニュートラルステアのまま四輪ドリフトでフルスロットルのまま立ち上がる、というのが2速だと厳しかった。
やはりニュータイヤは別格なのだな、と思った。
因みに減りも遅く、滑り出しにある程度目を瞑ればまだ走れる状況だった。
サルみたいに100kmも、6点式付けてたとはいえずっと走ってたので翌日は全身筋肉痛だったが、それでも腰のダメージは非常に少なかった。これがレカロシート。
Posted at 2020/10/01 20:50:39 | |
トラックバック(0) |
モータースポーツ | 日記