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2018年05月31日 イイね!

R33の昔のカタログから判明する事

R33のオプションカタログやニスモカタログ等がネットで根気よく探せばある程度見付かったり、イベントの際に手に入れたりする事が出来る。

その結果、今まで不可解であった箇所が、その当時は意味を持っていた事が幾つか分かった。昔から資料を集めていた人には、「何を今更」ではあるが、個人的に非常に面白いので、気の向くままに書いていこうと思う。

先ず、ニスモのエアロパーツを見ていて非常に不可解に思った事はないだろうか。
リップスポイラーが2種類あるのである。
1つは400Rと同じもの、もう一つは純正を一回り大きくしたようなもの(II)。

純正オプション及びニスモから、インタークーラーエアガイドが付いていて、ファンネル構造でインタークーラーに直接的に通気させる目的なのは良く分かるのだが、
旧リップスポイラーだとその下に大穴が開いている。
因みに純正オプションのカーボン品に関して、当時の価格は94,800円とある。
F2684-24U00

フロントリップのまさに導風したい箇所にダクトがあるとエアが逃げてしまうし、オプションのアンダーカバーにしてもその下にあるため、最近の流行の、フロア下もある程度積極的に通気し、流速をを増してダウンフォースに利用する、という手段ともまた少し違う。
不可解に思っていたところ、別の資料で謎が解けた。
21300-RN595
NISMOオイルクーラー/水冷式オイルクーラー(105,000円)
何とインタークーラーの更に下に取り付ける細長い、「水冷式」オイルクーラーが存在していた。記載内容を読むと、循環するのはクーラントらしい。純正のヒートエクスチェンジャー周りから引っ張ってきてここで冷やす…
(結構危険なところにあるなぁ…)
そしてそこに導風するためのダクトであった事が判明した。
当然ながら製廃であるし、結果としてリップIIが出たのであれば、淘汰されたと考えるのが自然だろうか。ここを塞げばインタークーラーにもう少し導風出来る。
スポーツ走行をすると純正のヒートエクスチェンジャーじゃ全くどうにもならないので、多少その周辺を冷やす、若しくは系統を独立させたところであまり効果は無かったのだろう…
因みに安易に純正のヒートエクスチェンジャーを外すと、水温から油温を上げるという逆の効果が得られなくなって、暖気に時間が掛かったりで普段乗りするのにちょっと面倒になるので、外さずに装着出来るなら空冷式と共存させるのも手となる。サーキットとか普段乗りしないなら重いし油温に水温が引っ張られるのも困るので外すのがいいか。

更には、
水冷オイルクーラー付きスポーツラジエター(21410-RN595:320,000円)
なる、ラジエターの助手席側に、またしてもヒートエクスチェンジャー周りから引っ張ってくるであろう「水冷」部位を合体させた一体型スポーツラジエターなる、複雑極まりない代物まであった。
流石に笑ってしまった。
これも効果はお察しだったのだろう…
そしてアホみたいに高すぎる。32万ってエグいぞこれ…
チャレンジングに水冷オイルクーラーにこだわっていたのが分かる…が…
一応、エアコンとの併用が可能、と双方共に謳われているが、普通に左バンパーにやラジエター前に空冷式オイルクーラー仕込むのが一般的ですよね…

また、400Rの画像でよく見る、グローブボックス用メーターパネル(24894-RN590:9,200円)も通常のニスモ製品として存在していたようである。
メーターは含まれません()。

また、有名な珍パーツとして、メーターのど真ん中にナビ画面を放り込んだ、
ナビインマルチメーター(2481A-RN590:123,000円)
等もあり中々に面白い。
因みに、BNR34のマルチファンクションディスプレイの先駆けとなるのか、そこにエンジンコンディションを映すドライビングインフォメーションプロセッサー EJ-1(2371A-RN011)なるものまであった。
すごい! すごいぞ! やっちゃってる!
写真でも普通に肝心のメーター見にくい!!

地味にN1仕様付属のフロントアンダーカバー付けるとフロントもマイナスリフトになるので、実はBNR34よりも先に前後ゼロリフトは達成できてたってのもあったり…

他にも
フルバケットシート タイプS(87010-RS595:78,000円)
リクライニングスポーツシート タイプR(87-001-RN010:92,000円)
等もあった。
シートベルトガイドをカーボンに、リクライニングダイヤルをアルミ削り出しに出来たりと色々とニヤけてくる。何でもありやなぁ…w
因みにシートレールはいずれも別売である…!(マジか…)

マスターシリンダーストッパーもある。
46000-RS595:15,000円

クイックシフトは型番は変わっていないのだが、細部が色々と異なっている。改良されたのだろうか。当初は34,000円であった。

シフトノブもローズウッドまで用意されている。
サイドブレーキはカーボンのがたまにヤフ○クとかで流れてきますな。

ゴールドエンブレム、発売当初はF、R別で各7,200円か…

GT-Rとプリントされた、整備用のフェンダーカバーまである…(6,000円)

N1仕様標準のカーボンセンターリヤスポイラーは220,800円
注)標準装備されていたセンタースポイラーは再使用できません
と記載があるが、
私自身再使用が非常に厳しい事は身をもって経験している。
(純正羽根のナット固定部分に欠陥があるってカタログにある時点で分かっとるやないか…)
https://minkara.carview.co.jp/userid/2379077/car/1879452/4423741/note.aspx

チタンタワーバーも69,800円かぁ…ちょっと形状違うけど。

あと、これぞ珍パーツ中の珍パーツの一つだと個人的に思っている、
各種オイルクーラーも、一部は競技用パーツとしてラインナップされていたようである。
(欧州仕様は標準装備だったのに…とはいえ、1,000万くらいの価格になっていたらしいので、下記全部乗せするだけでも一気に100万くらいは吹っ飛びそう)

フロントデフクーラー
21650-24U20:260,000円!!
リアデフクーラー
21650-24U10:220,000円!!

欧州仕様だと、ミッションオイルクーラー(24U30)、トランスファーオイルクーラー(24U40)もある。

リアガーニッシュのイルミネーション、写真では33Rに装着されているのだけど、設定無かったんだろうか。
Posted at 2018/06/01 00:38:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 回顧録 | 日記

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