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2018年05月25日 イイね!

日本テレビ「Missデビル」第7話に、労働と価値創造の狭間を感じる

日本テレビ「Missデビル」第7話に、労働と価値創造の狭間を感じる 「Missデビル」は、いよいよ話が佳境に差し掛かっており、舞台となる共亜火災保険の闇の部分を描き始めています。

 今回も人材開発ラボの椿眞子(菜々緒)は、副主人公の斉藤博史(佐藤勝利)に対して、他の部署に研修に行くことを命じる。行き先は、CFD(クライアント ファースト デビジョン、(部署名))だ。CFDは1年前に設立された部署で、甘露路リーダー(袴田吉彦)のもと、営業・契約・サービスを一体化した特殊部門であった。設立以来、定時出社、定時退社、目標を上回る営業成績を上げていた。

斉藤は、CFDにて里中社員(永岡佑)の指導を受ける。厳しさ漂うCFDの中、里中に親しみを感じる斉藤であった。斉藤は里中に、甘露路の印象を尋ねる。里中は「甘露路は神だ」と言うが、その場で倒れてしまう。

病院に運ばれた里中は、過労と腎機能の低下と診断されたが、病院には行っていなかった。里中の妻によると、CFDに異動して以来、ほとんど家に帰ってこないとのことであった。意識を取り戻した里中は、
「PJ150(注。プロジェクト150のこと。150周年の来年までに、日本で一番の損害保険会社になる、という意味)をやらなきゃならないんだ!」
と、出社しようとする。その異様な姿と、CFDの職員は定時退社していることなどから、CFD職員は社外で残業しているのではないか、と疑いを持つ。

人材開発ラボの面々は、社内ネットをハッキングすることで、芝浦に残業アジトがあることを突き止める。これを盗み聞き、伊東人事部長(木村佳乃)は単独で残業アジトに行き、拉致されてしまう。伊東の身に危険を感じた椿も単独で甘露路を問い詰めるが、捕まってしまうのであった。

残業アジトでは、甘露路は伊東と椿に対してこう言うのであった。
「やる気にあふれたビジネスマンは、寝る間を惜しんで働いた。成果を出すことで賞賛を浴び、自分も充実感に包まれた。一方、働き方改革は、「働くな」というものだ。エジソンやアインシュタイン、ガンジーは、「土日は休ませてくれ」、自分の都合で「早退させて欲しい」と言ったでしょうか?彼らが寝る間を惜しんで働いたからこそ、世の中の豊かさがあるのだ。ここにいる皆(CFD職員)は、共亜火災の将来を願って働きたいと思っているのだ。このうわべだけの改革により、日本は滅ぶのではないかと思っている。」

CFD職員とともに、社訓を称呼し、仕事に命を懸けると叫ぶ。

甘露路に対し、椿はこう返す。

「命を犠牲にしてする仕事はない。人が仕事に飲み込まれたとき、その先には悲劇しかない。」

決裂した二人。CFD職員に、椿と伊東を始末する指示を出す甘露路。
鉄パイプを持って襲いかかるCFD社員、椿は一時大ピンチに陥るが、伊東や斉藤の力を借りて、辛くも勝利するのであった。

伊東の命令により、CFDは解散、甘露路は解雇された。CFDの問題は解決したが、CFDは大沢社長(船越英一郎)が認めた部署、大沢社長の行動に疑惑が残るのであった。


感想
 いろいろ事件の展開があり、最後はアクションシーンで終えるところは、完全な「時代劇フォーマット」です。会社ものドラマとしては荒唐無稽ですが、劇画的で面白い展開だと思います。土曜日に見るドラマとしては快活で、見ごたえがありました。出演者の演技も秀逸で、特に袴田吉彦氏のリーダー役は良かったです。弁が立つ俳優さんです。社訓を叫ぶシーンでかかる音楽の不協和音ぶりが、不気味さを引き立てていました。なお社訓は、
・保険は人なり
・保険は人の支えたるべし
・保険は人と共に歩むものなり
です。

ドラマが描く世界感は、前回に続いて難しい問題だと思いました。仕事の目標を達成することは素晴らしいことですし、給料を得るためには必要なことです。CFD社員の様子はこれにとりつかれ、一種のカルト教団的な雰囲気を出していました。言葉や態度で自信を鼓舞しても、体や心は徐々に消耗するものです。高度成長期やバブル期は「働いた分だけ見返りが期待できた時代」でした。しかし、低(安定)成長時代にあっては、長時間働くことは無意味になっている、と考え方を替える必要があるということでしょうか。

今回も見ごたえがありましたので、ご覧になっていない方は無料配信でご覧下さい。
Posted at 2018/06/01 00:49:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2018年05月23日 イイね!

「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」第六話に、「働く女性と周囲の人」の課題を感じる

 先週土曜日の、「Missデビル」を視聴しました。火災保険を取り扱う、「共亜火災保険」が舞台で、今回副主人公は広報部に行きます。
 同社は子育て支援が充実している会社とのことで、現在妊娠中で働くヨシタケさん(篠田麻里子)が、テレビの取材を受けます。
 会社のアピールに躍起になり、ヨシタケさんだけを贔屓して過剰に彼女以外に仕事を振り分けるテラダ部長、一方、ほかの女性社員たちは、

「妊娠していることが偉いみたい」
「私は妊娠もしていませんし子供もいませんので(その仕事をします)」
「子供を産む人は大変だから、その分楽している(妊娠していない)私たちが何倍も働けばいいんでしょ。」
「無理をして(出社をして)周りに心配をかける方が迷惑なんだから」

と、ヨシタケさんに辛く当たります。

また、人事部長は
「男性は「君はは産むの産まないの」「君は仕事を続けるの辞めるの?」とは聞かれないよね?」と、問題を投げかけます。

多くの会社で起こっているかもしれない自体を、俳優たちに実際に言わせています。

番組では、主人公の眞子がヨシタケさんに「あなたには会社を辞める権利があります」と、仕事を辞めても良いことを伝え、一応の結論を出してはいます。

しかし、番組で悪として扱われた部長も本当の悪ではなく、見ている者を考えさせます。

仮に「妊娠した人は会社を辞める」社会になると、次は「子育てが大変な人」が排除され、その次は「家族が病気になって看護や介護が必要になった人」が排除され、やがて「当人が死なない限り会社を休めない社会」が来てしまうことを考えてしまいました。

今週末まで、動画が無料公開されています。ぜひ、ご覧になってください。
Posted at 2018/05/23 00:30:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2018年05月13日 イイね!

「世にも奇妙な物語 2018年春」を見ました

 12日土曜日に放送された「世にも奇妙な物語」を、さっそく見てみました。裏には「Missデビル」「新情報7daysニュースキャスター」が放送されており、本作品を録画視聴いたしました。


フォロワー
 SNS(インスタグラム)上の自分を飾り立てる主人公の女を描いた作品です。刑事ものでもよく題材にされており、何となく手垢がついた題材のように感じました。

この作品では、主人公をフォローする怪しい登録者が、フォローコメントによって女を追い詰めていきます。最期は、主人公はフォロー数を増やすため、怪しい登録者のコメントに応える形で盗みまで行い、さらに車にはねられて死んでしまいます。

私は、インスタグラムはしておりません。精彩を欠いているフェイスブックでも結局は、「私、こんなに幸せ」と、マウンティングする利用者により、日本国内ではSNSとしての機能が終焉してしまったように思います。

また、かつて「奇妙な物体」は、事故現場や墓場にいたものですが、現在ではSNSの中にいるようになったのか、と、時代の流れを感じました。

 ちなみに、乃木坂48の白石麻衣さんが主演でした。女優としては台詞回しが今ひとつでしたが、大人っぽく(おばさんっぽく?)なっており、これからの活躍が期待できます。

不倫警察
 不倫が重大な犯罪とされた時代になった話です。これまたこのドラマによくある、「価値観がひっくり返ったらどうなるか」というお話しです。少々意味不明で、面白いとは感じられませんでした。

城後波駅
 ガチャピンとムックが出てくる作品です。人を消す駅に行く列車の話です。奇妙ではありましたが、ストーリーや設定が曖昧でした

明日へのワープ
 これもよくある、SFもの作品です。飲むと1日以上の決まった期間、自身の記憶がなくなって時間だけが経過するという薬の話です。

単なるSFものとしては描かれず、「良くも悪くも記憶こそが財産であり、人生である」という結び方をしています。

誰でも嫌なことから逃げたいという欲求はありますが、良いことも悪いことも逃げずに経験していくことが大切なのですね。

少年
 11年前に電話のやりとりが原因で恋人を亡くした主人公(倉科カナ)のお話です。自身の前で子供がバイクにはねられたのをきっかけに、その子に亡くした恋人の記憶が移る、という設定です。その子供が主人公の所にやってきては、恋人のマグカップを割ったり、かつて恋人が言ったことを繰り返したりします。

そして恋人の命日にその仏前に行く主人公でしたが、恋人の母親から奇妙なことを聞かされます。そのことから、子供に恋人の姿を重ねる主人公でした。そして最後、恋人(が憑依した子供)は、「自分のことは忘れて幸せになって欲しい」と言うのでした。

 これまたよくある題材です。何となく少女漫画や小説にありそうな題材でもあります。が、定番的作品として、画面に引き込まれてしまいました。

まとめ
 いつもでしたら4月の二週目頃に放送されるこの作品ですが、ずいぶん遅い放送となりました。フジテレビ改革に伴い、廃止されてしまったのかと思いました。

ここ数年の傾向と比較すると、「コミカル色の排除」「一作品当たりの時間拡大」「フィルム風処理の多様」「最後に放送されるお話のしんみり化」などと相まって、以前のこの作品の良さが戻ってきたように感じます。
Posted at 2018/05/13 22:13:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2018年05月12日 イイね!

カモの親子

カモの親子 近所には調節池があります。ふと水面を見ると「草が絡まって泳いでいる!」と、不思議な風景が見られました。すぐに携帯電話の映像を拡大すると、カモの親子が泳いでいました。

こんなに近づいて泳いでいるので、1匹の生き物に見えてしまいました。このように他の生物を錯覚させて、子どもを守っているのかもしれませんね。
Posted at 2018/05/13 21:02:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2018年05月09日 イイね!

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生赤い彗星」を見る

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生赤い彗星」を見る 機動戦士ガンダムについて、私は、「本放送第一話で挫折」し、「アニメーションを、Zガンダム第一話で挫折」しました。

特に第一話放映時、プロローグ部分にてこれまでの戦争状態を解説シーンを見て、当時の私は「第一話なのに話が進んでしまっている。「機動戦士ガンダム」と題される前に、違う話があったのではないか。」」と、一所懸命新聞を見て回ったのでした。

プロローグでは、「ルウム戦役で、シャアがザク1機で戦艦を5(6?)隻沈めたこと」が語られていました。オープニングの、シャア専用ザクが量産型ザクを多数従えて迫ってくる様に、「どうして見逃してしまったんだ。」と後悔したのでした。

しかし、その2年後の再放送を第一話から見て、「ああ、あの時見た話が第一話で、それまでの状況は語るだけだったのだ。」と、安心したのでした。「マジンガーZ」も「宇宙戦艦ヤマト」も、過去は回想シーンで振り返っていますので、なんだか簡単に済ませすぎですよね。

 そしてこの映画は、シャアが戦艦を5隻沈めるシーンや、ルウム戦役でレビル将軍が捕まってから解放される様子、戦艦同士の打ち合いシーンなどが多数描かれています。特に冒頭の戦艦シーンは、3D描写と緊迫感あふれる展開で、ゾクゾクしてしまいました。



そういえば、機動戦士ガンダムでは「ザンジバル追撃」と、続いて「強行突破作戦」でしか戦艦の打ち合いシーンはありません。宇宙戦艦ヤマトでも、戦艦同士の戦いというと、「2」の地球防衛艦隊と彗星帝国艦隊の戦いシーンくらいしかありませんでした。

これまでも映画などは見てきておりますが、「一度見た映画をまた見てみたい」と思ったことは初めてです。インターネット配信もしているようですから、かつて機動戦士ガンダムを見た方は、ぜひご覧になってください。

ちなみに映画館は、企業なら部長や経営層にいそうな感じの、白髪や禿げ頭の人が多数いましたよ。私は、第一話当時の自分に「この話の前のシーンは、そのまま生きていれば見られるよ。」と教えてあげたいです。
Posted at 2018/05/14 00:42:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | アニメーション | 音楽/映画/テレビ

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「サザエさんを見ています。タラちゃんの声優さんが変わりましたが、ほとんど違和感がありません。今度の声優さんの貴家さんに対するリスペクトを感じます。」
何シテル?   03/05 18:43
小さい頃、トラック野郎を見てトラックが好きになりました。その後「太陽にほえろ!」のカーアクションを見て、乗用車も好きになりました。カーグラフィックTVや新車情報...
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