ガヂガヂゴージのブログ一覧

"出会いと別れに目を回して
フラフラ道に迷ったり
知らなかった暗闇に怯えるけど"

僕の大好きなロックバンドthe pillowsより
こんな歌詞がしっくりくる。



この度長男が中部地方の専門学校に通う事になり、嬉しいやら寂しいやら複雑な気分です。

いつまでも子供じゃない息子と、いつまでも子供な父親…

ここ最近は車の話で盛り上がれる間柄にもなってたので、県外への進学を素直に喜べない僕です。
息子がやりたい事を応援するのは当然ですが、喜べないというのは、もう一緒に居られないという極めて僕個人的なただのワガママです。

息子との引っ越しの3日間、長いような短いような…そんな3日間でした。

初めての子供だったのでやはり一番気にかかる存在でもあります。
これからぶつかる幾多の困難をいっそ僕が振り払ってやりたい…とか思うって親バカそのものです。
というか、それでは息子の為になんらなりません。

自分の苦しみには耐えられるが子供の苦しみには耐えられない…とか。

子を持つ親なら何となく理解出来るのではないでしょうか。

でも困った時はあてにして欲しい、そんな心境でしょうか…

絶対泣かない、そう決めてます。
息子の前では。

でも帰宅途中で嫁さんと話してる最中、思わず泣いてしまいました。
書いてる今も少し涙が出ます。

息子の住まいと実家は片道500km以上離れてます。
おいそれと遊びに来たよー、とか有りえません。

今回の事を思うと、僕の両親も僕が社会に出ていく時とか、同じ事を思ったのでしょうか…
僕はずっと地元にいて何時でも両親に会う事が出来ます。
それって凄い幸せな事なんだと初めて感じました。

これからは息子とそれが出来ない。
恐らく就職も地元には返って来ない。

だから、もっと沢山話しておけば良かったな、と今更思います。

"泳いでる時は海の広さまで
分かるはずもなくもがいてるんだ
辿り着けるかな 何処に着くのかな
誰か待ってるかな 恐くて不安なんだ

無謀な賭けだと気付いたって
勝負を挑んだ事を
1度たりとも後悔したりしないぜ

波に飲まれそうな声
手放さないで信じてきたのさ
泣きながら見た景色も
嘘のように好きになれた"

the pillowsの歌詞一部抜粋

今はこんな心境だと思う、でも頑張れ！皆がついてる。
また、いつか一緒に車いじりたいね！