こんにちは、C-HR FANです。
先日くうねるさんから誕生日プレゼントとして、サプライズで巷で流行中のラジコンC-HRをいただきました。
【ブログ】思わぬ誕生日プレゼント (2) ラジコンC-HR
そして、いただいたラジコンC-HRにLEDを仕込んだ事をパーツレビューでも報告いたしました。
【パーツレビュー】 ラジコンC-HR LEDエディッション
今回、簡単ですが、ラジコンC-HR LEDエディッションの作り方をご紹介したいと思います。
なお、ラジコンカーでの作業で実際の車両での作業ではありませんが、同様の作業を行う場合は自己責任でお願いします。
ヘッドライトとテールライト部にLEDを仕込もうと思いますが、簡単にそれらの大きさを見たところ、5mmの砲弾型LEDはとても入らなさそうです。3mmのLEDなら入りそうな雰囲気なので、LEDパラダイスで以下のような3mmの砲弾型LEDの白と赤を調達しました。
LEDパラダイス 広角3mm白色LED
LEDパラダイス 広角3mm赤色LED
これらはCRDでないので、適切な抵抗が必要です。抵抗を介して通電しないと一瞬でLEDが壊れます。LEDパラダイスの商品ページで以下のようにLED1個で使う場合の推奨抵抗 (1/2W 560Ω)を取り寄せました。
LEDパラダイス
1/2Wカーボン抵抗 (560Ω)
まず作業の初めに電源ボックスの電圧をテスターで測定してみました。
4.28Vですね。単3電池1個の電圧が公称1.5Vですからそんなもんでしょう〜。
この電源ボックスの電源でLEDが点灯するかどうか試してみました。破損してもいいように、LEDは別のLED (自動点滅LED)を使用しました。画面左上にあるLEDをうまく点灯させる事ができたので、このまま作業を進めます。
VIDEO
次に、LEDを埋込ます。ヘッドライトのカバーをマイナスドライバーを用いて破損しないように注意しながら外しました。
続いてテールライトのカバーも外しました。
大きい方の目玉部分を穴開けのターゲットにします。
最終的に3mmの穴を開けたいのですが、最初はキリで目印を付けることから始めて、次に1.5mmのドリルで穴を開けました。
そして段階的にドリル径を太くしていって最終的に3mmの穴を開けました。ちょうどレンズくらいの大きさになりました。
テールの方も同様に3mmの穴を開けました。
穴を開けたところで、まだ配線をつけていないLEDを挿し込んで点灯確認です(通電の際にはプラス側に必ず抵抗を挟んで下さい、そうしないとLEDが一瞬で壊れます)。
まずテールの点灯確認です。カバーなしではこんな感じでした、ちょっと暗いですね。
しかしカバーをつけると実車のような明るさになりました。うーん、狙ったとおりです。
フロント部も問題ありません。ちょうど良い感じの明るさです。
うまくいく目処がたったので、LEDに配線を半田付けしました。ハンダ部のプラスとマイナスが接触しないようにボンディックでカバーして絶縁をしました。
プラス側にはこのように抵抗を挟みました(ハンダ付けです)。
抵抗は収縮チューブでカバーしました(車でのDIYそのものですね)。
フロント用(白)左右で2本、リア用(赤(左右で2本、計4本のLEDの配線を作製しました。
電源を別積みで取り付けようと思っていましたが、ためしにラジコンの電源ボックスから電源を取り出せるかどうかやってみました。すると4つともLEDが点灯したので、スイッチもついている事からラジコンの電源ボックスから電源を分岐する事にしました。
フロント側にLEDを埋込ました。
LEDのキャップ部がちょうどヘッドライトのレンズみたいになってますね。しぶいです。
リア側にもLEDを埋込みました。
カバーを外した状態ではこんな感じです。
電源ボックスからの電源の取り出しは、まずスイッチのプラス側に配線をハンダ付けしました。
同様にマイナス側にも配線をハンダ付けしました。
プラス配線はギボシ接続のスペースを確保するため、リア側へ取り回しました。先端にはメスギボシを付けてます。
LED側の配線処理です。これはリア側ですが、左右に1個づつLEDがありますので、リア側だけでプラス、マイナスともに2本ずつになります。プラス配線2本、マイナス配線2本(写真はマイナス配線)を1本にまとめます。
2本をくるくると巻き付けて1本にしました。
そしてそれを用いて、2本の配線から1本のギボシ端子を作りました。
リア側だけでプラス用1本、マイナス用1本の配線端子のできあがりです。
同様にフロント側も端子作製を行いました。その結果、プラス用端子が2個、マイナス用端子が2個できあがりました。
これは電源ボックスからリアに取り回してきたプラス配線ですが、先端に二叉の分岐ギボシをつけて、先程作製したフロント側とリア側のギボシ端子を一緒に接続できるようにしました。同様にマイナス側も分岐ギボシを作製してそれぞれ接続できるようにしました。
このようにして4つのLEDのプラスマイナス線をまとめて電源ボックスに接続できるようにしました。
点灯確認です。フロント側の左右が無事点灯していました。
リア側も問題なしですね。
このようにしてLEDなしのノーマルラジコンC-HRが
ヘッドライト、テールライトがLED点灯するラジコンC-HR LEDエディッションに生まれ変わりました。
まるで、製品版として最初からあるかのようではないですか?
テールランプもばっちりですね。
上からみたところです。
動画がこちらです。そこそこキレイに仕上がったと思います。
VIDEO
ただしラジコンとして実際に動かしてみて、ちょっと気が付いた事がありました。
ラジコンが停止時にはLEDはとてもきれいに点灯しますが、ラジコンの動力モーターが作動するとLEDが点灯していません。 おそらく、モーターに電流が取られて、LEDの電流が点灯条件以下になるのでしょう。
まあ静止時にはLEDがきれいに点灯するのでいいかという気もしますが、
私としては不完全な出来ですね。なので、もうちょっと改良をしたいと思います。 なので、ラジコンC-HRのLEDエディッションはもう1回あるはずです(追加パーツが届けば作業したいと思います)。
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C-HR FANの投稿リスト8 (2019-04-18~)