こんにちは、C-HR FANです。
今回は
【ブログ】 C-HR用サイドドアLEDトリムガーニッシュの取り付け(4) 配線編-1に続く5回目(配線編-2)です。
前回(4)では、助手席下のヒューズボックスのイルミ電源から電源を取り出し、運転席にスイッチを挟んで、Bピラーへと配線を取り回した後、リアドア渡りを行ってドア内張り内に配線をもってきました。
今回は
【ブログ】 C-HR用サイドドアLEDトリムガーニッシュの取り付け(3) 塗装編で塗装処理したLEDトリムガーニッシュを取り付け、ドア内部へ向けて配線していきます。
フロント部は両面テープで貼り付けるだけなので割愛し、配線の取り回しの必要なリア側の取り付けについて解説します。まず、下図の矢印部分、純正サイドドアトリムを外しますが、純正サイドドアトリムはクリップとボルト(1本)で固定されています。
ボルトはドア内側下後方のサービスホールからアクセスできます。円形のカバーを内張りはがし等を用いて外してください。サービスホール自体は内張りを外さなくてもアクセスできます。
奥の方にボルト(10mm)が見えます。
内張りを外していれば、ビニールシートを剥がして手をドア内に入れられるので、ボルトを指でつかむことができます。
サービスホールの穴が小さいのでボルトを外す際に指が一緒に入りません。なので、外したボルトがドア鋼板内に落下しやすいので注意して下さい。もし落下してもうまくやればサービスホールから指をいれて取り出す事もできますし、どうしても無理なら内張りを剥がしていればドア鋼板の開口部から手を入れれば簡単にボルトを取り出す事ができます。
ボルトを1本外した後は外側からトリムをひっぱるだけです。
これは助手席側の写真ですが、前方部分からが外し易いです。クリップが見えますね。
ドアトリムを外したところです。穴が9つありますが、下側の後方から2番目がボルトが入る穴です。ボルトとクリップが入る穴以外にはドア内部にアクセスできる場所はありません。
ドアトリムの外側に今回のパーツを貼り付ける事にします。
これまでご紹介したように、パーツの裏側前方から配線が出ています。結構短いです。50cmぐらいでしょうか?
下図で青い5角形がドアトリムLEDガーニッシュ、赤い矢印が配線とします。
まっすぐ純正ドアトリムを通ってドア内へ配線する場合には純正のドアトリム(グレーの5角形)に穴を開けないといけません。
私は純正ドアトリムに穴を開けたくなかったので、下図のように配線を純正ドアトリムの下側から回す事にしました。配線はゴム製カバーでおおわれており、またドア鋼板と純正ドアトリムとの接合もそんなにタイトでなさそうなのでそこを通しても配線が切れる事はないだろうなと思ったからです。
それで配線を回してドア鋼板に空いた穴に配線を通す事にします。写真のように配線はゴム製カバーでおおわれ、先端にメスカプラーがついています。実際に穴に挿し込もうとした時にカプラーが大きくて穴に入らない事がわかりました。「うーん、もぉ〜、入らんし〜。」
仕方がないので、カプラーから端子(ピン)を抜き出して穴を通す事にしました。
カプラーを外せば穴を通す事ができました。
ドアの鋼板内から配線をドア内張り側へひっぱりだします。
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と、と、と、届かない....
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・元々ついている配線は50cmぐらいと短いせいか、下図のように純正ドアトリムの下を回り込むと配線を通す距離が長くなり、配線の先端がドア鋼板より内張り側に届かないようです。
しかも、ドアの中に通すために一旦カプラーから端子(ピン)を外していますので、穴を通した後カプラーに端子(ピン)を挿し直さなければなりませんが、ドア鋼板内のスペースが狭くうまく挿す事が難しそうでした。またドア鋼板内でカプラー接続するのであれば、水が入る可能性があるので防水カプラーとしたいところですが、穴を通した後防水カプラーに端子(ピン)をカプラーに入れ直すのは無理だと思いました。
これは純正トリムの下を回るようにしたため距離が足らなくなったと思います。純正トリムに穴を開けて直線的に配線を通すとうまくドア内側まで配線が届くかもしれません(確かめてませんので純正ドアトリムに穴を開けるときは自己責任でお願いします)。
という事で、配線を長くするためにドアトリムLEDガーニッシュパーツの配線が出たところであらかじめ配線を伸ばす事にしました。下図のように、パーツの裏側ですぐにカプラーで中継して配線をのばす事にします。この場合、水が入っても大丈夫のように防水カプラーで延長する事にしました。
カプラーで延長した配線(図では青線)はドア内部に届くように十分長い配線としました。
配線加工の実際です。写真のような元々の非防水カプラー用の端子を切断して、あらたに防水カプラー用の端子に切り替えます。
防水カプラーに作り替えたところです。
そしてカプラーで延長する事にしました。防水カプラーは隙間が大きい純正ドアトリムの裏に貼り付ける事にしました。
今回のドアトリムLEDガーニッシュは写真の純正ドアトリムの裏側に貼り付けています。配線は純正ドアトリムに下を回り込んで内側へともってきて、ここで防水カプラーを用いて中継しています。それらを写真のようにガムテープでがっちり固定しました。
防水カプラーで中継した配線をドア鋼板の穴を通してドア内部へと通しました(配線は十分長くしてあります)。
ドア内部の様子です。白黒線が今回の配線です。配線はドア内部の底に出てきます。
配線は既存の配線に沿わせて結束バンドで固定しました。固定した後、結束バンドはもちろん余り部分を切断しています。
そして既存の配線がドア内側に出てくるところ(ドア前方開口部になります)から内側に配線を出してきました。この部分へは前回
【ブログ】 C-HR用サイドドアLEDトリムガーニッシュの取り付け(4) 配線編-1で助手席下ヒューズボックスからイルミ電源をドア渡りをした上で取り回しています(写真赤線です)。これにドアトリムLEDのプラス配線(写真では白線になります)を接続します。この場所はドア内張り内なので防水する必要はありませんので非防水のギボシ接続としました。
アース線はドアスイッチパネルへの配線にアース線がありますので、それを利用します。これは
【みん友限定】インナードアハンドルアンビエントを格安で実現する方法での写真ですが、ドスイッチパネルに繋がるカプラーのうち、一番端の白黒線がアース線です。
カプラーの白黒線をたどって、プラス線を接続した付近でドアトリムLEDのマイナス線をアース線に接続します。ここでも防水の必要がないので、非防水の細線用エレクトロタップで接続しました。これでドアトリムLEDのプラス線とマイナス線の両方が接続できた事になります。
なお今回ドアトリムLEDの配線をクリップホールを通してドア内部に引き込みましたが、配線保護のためその部分にはクリップを挿し込まないようにしました。そしてその部分は防水のためブチルゴムでふさぎました。
点灯確認です。予定どおりうまく点灯させる事ができました。きれいなブルーです。夜はとても目立ちますね。
昼間でも点灯しているのがわかりますよ。
最近ドアハンドルLEDをフロント・リアに取り付けてすこしサイドにも手を加えてきましたが、これでサイドビューもかなりはなやかになりました。
パイロットランプ付きスイッチを設けましたので、運転席で自由にオンオフ操作ができるとともに、点灯しているかどうかを視覚的に確認するのも容易です。
これは昼間、非点灯時の様子です。マットブラックに塗装しているため、純正然としていてぱっと見では気がつかないかもしれません(それを狙ってます)が、よく見ればC-HRの文字がはっきりと浮き上がっていて純正との違いに気が付くはずです。またフロント側のダイアモンド型の凹みも純正トリムにはないものです。
昼間のサイドビュー(遠景)です。純正トリムに溶け込むようにマットブラック塗装した結果、思い通りの効果が得られたと思います。
さてここからは補足です。
今回は運転席にスイッチを設けて、運転席でオンオフコントロールできるようにしましたが、その必要がない場合にはドア渡りをしなくてもドア内での配線で済ます事ができます。これなら誰でもがんばればできますよね。
下の写真はリアドアのスイッチパネルを外した所です。裏側にカプラーがありますね。
【みん友限定】インナードアハンドルアンビエントを格安で実現する方法でお示ししたように、このカプラーの一番右端の白黒線がアース線、右端から3番目の紫線がイルミ線です。
したがって、イルミ連動させるのであれば、ドアトリムLEDからのプラス線を端から3番目の紫線へ、マイナス線を端の白黒線に接続すれば良いです。
接続する場合は細線用のエレクトロタップですね(これは別のLEDをイルミ連動で取り付けた時の写真です)。
また、下の写真のように、プラス線の途中にスイッチを取り付けると(運転席からは無理ですが)オンオフのコントロールが可能です。スイッチはパネルの裏側(内張りの中)に置くことになります。スイッチパネルは簡単に外せるので入庫時など必要に応じてオフにする事ができます。私であればカップホルダーに穴を開けてカップホルダー内側(表側)にスイッチを取り付けるかな?それならスイッチパネルをはずさなくてもオンオフできるようになります。
以上、サイドドアトリムLEDガーニッシュの取り付け(5) 配線編-2でした。
これからこのパーツを取り付けされる方は参考にして下さい。
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C-HR FANの投稿リスト8 (2019-04-18~)