こんにちはC-HR FANです。
今回はこのシリーズの5回目です。いよいよオリジナルデザインのカーテシランプをC-HRのドア内張りに取り付けていきます。
こちらは運転席側のドアをオープンとした時に、内側から見たところです。前方には内蔵スピーカーがあり、真ん中ぐらいから後ろはサイドポケットとなっています。
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このようにスピーカーに合わせた円形形状のすぐ後ろは底までポケットになっています。
後ろの方までずっとポケットが連続しています。
これは運転席側のドア内張りを外して裏側を見たところです。右側が前方になります。右側(前方)部にスピーカーのための開口部(ネット)があり、その後ろ側からずっと後方までポケットのためのでっぱりがあります。
カーテシーランプを効果的に見せようとするとできるだけ後方に取り付けたいのですが、中央から後ろの部分はポケットのためのでっぱりのためユニットを設置する事はできません(ユニットを設置するだけの高さがありません)。一番後方部にはポケットのための出っ張りがなくなりますが、その部分はもはや水平でなく、後方上の方向に切れ上がっていますのでこの部分にもユニットを設置する事はできません。
結局、取り付けが可能な部分は前方のスピーカー開口部とサイドポケットのためのでっぱりの間の部分です。写真でいえば赤い矢印の部分ですね。内張りを固定するクリップのやや後ろにちょうどユニットが収められるような隙間があり、この部分は高さも十分確保できます。すでにこのユニットを取り付けられているみん友さんにも確認したところ、みん友さんもこの部分に取り付けたとの事でした。
位置が決まったら、穴開けです。商品には直径18.5mmのホールソーが付属していました。
キリで目印を付けた後、1.5mmのドリルで小さい穴を開け、それをガイドにホールソーで一気に18.5mmの穴を開けました。
結局約20mmまで直径を広げたところでユニットを挿し込む事ができるようになりました。
外側から配線をまず通した上でカーテシランプユニットを挿し込みます。
そして内側から付属のリング×2でユニットを固定しました。これでばっちりカーテシユニットが固定できました。その際、リングは2個とも内張りの内側(上側)にして使用しました。状況によって、1個は外側(下側)・1個は内側(上側)でも良いですが、2個とも内側にする事で内張り外に出る部分が最小限に(うすく)なります。
このカーテシランプユニットにはシェアスタイルのカーテシランプユニットのようなアルミ製の放熱ユニットはありません。なのですこし発熱が心配です。 配線は常時電源(プラス)とドアオープン線をマイナスとし、マイナスコントロールする事によりドアオープンで点灯するようにしますが、そのままではドアがオープンの場合ずっと点灯し続けます。なので、点灯と消灯をコントロールできるように別にスイッチを取り付ける事にしました。これにより通常はカーテシランプはオフとし、オフ会の時など、使用したい時・お見せしたい時に短時間だけオンにする事ができるようになります。
スイッチは目立たないようにサイドドアのアームレスト下に埋込む事にしました。
取説に従って12mmの穴を開けました。
ロッカスイッチを挿し込み、裏からことらもリング状のパーツを締め込み固定しました。
ロッカスイッチへの配線接続は写真のような平型端子を用います。
配線の概要です。プラス電源(後述します)からロッカスイッチまで配線を接続します(赤線)。その後、スイッチを経由してカーテシランプまでプラス電流を通電させます(赤線)。カーテシランプを点灯させた後、マイナス線を青線にそって配線します。
プラス線およびマイナス線を既存の配線に接続するために写真のようなカプラー付きハーネスをつくりました。プラス線として使用する側には1Aのヒューズを入れました。
このようにして、既存の配線(カプラー接続)からプラス電源を取りだし、マイナスに返す配線を作りました。
ドアカーテシーランプの電源はドアが閉まっている際には通電せず、ドアが開いている場合に通電するものです。これはエンジンオフでも通電しなければなりませんのでプラス線は常時電源です。ですので、スイッチのオンオフはマイナス側でコントロールします(マイナスコントロールといいます)。この場合、ドアが開いた時だけスイッチが入る(アースに落ちる)という配線に接続しなければなりません。
今回はVertical Arrowの時に用いたルームランプ線のプラス・マイナス線にそれぞれカプラーを介して接続しました。
(1)ドア渡りの配線を行った上でのルームランプ線への接続方法については以下を参照して下さい。これらは慣れていない方には難関作業 になります。
(2)ドア渡りをカプラーでなくグロメットを用いて行う方法は以下の通りです。こちらは中程度の難易度 になります。
(3)ドア渡りを行わずにカーテシランプを実現する方法は以下を参照して下さい。こちらは簡単な作業 になります。
実際に埋め込まれたカーテシランプです。固定用のリングを2つとも内側にしましたので、外側に出ている部分はごくわずかで薄いです。ドアの開閉に伴って干渉する事はありません。
点灯チェックです。期待した通りの出来ですね。C-HRのオリジナルデザインのカーテシランプ、他では見た事がありません。オンリーワンですね。
【パーツレビュー】動画がこちらです。
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アームレスト下に設置したスイッチでオンオフしている動画がこちらです。
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5回に渡ってオリジナルデザインのスクリーンを用いたC-HR用ロゴカーテシランプの取り付けを紹介してきました。興味の持たれた方はぜひ挑戦してみて下さい。
なお、ブログを書いている間、ロゴスクリーンも格安で自分で作れるかもしれないという事がわかりました。これについても近々実行に移したいと思いますので追ってご報告します。
C-HR FANの過去の投稿リストはこちらです。
C-HR FANの投稿リスト8 (2019-04-18~)