こんにちは、C-HR FANです。
C-HR用サイドドアLEDトリムガーニッシュの取り付けの取り付けシリーズですが、前回
C-HR用サイドドアLEDトリムガーニッシュの取り付け(2) パーツ解説に引き続き、今回は3回目、塗装編です。
あー、マットブラックで塗装したのでで、終わっても良いのですが、私は塗装屋さんとは違って塗装が得意ではありません。という事で、
失敗しても何度でもやり直せる流行の剥がせるスプレー(ラバースプレー)での塗装を行いましたので、それについてご紹介します。
なお、
作業に当たって同様の事をされる場合には自己責任でお願いします。
このラバースプレーでの塗装、以前にも以下のように行った事があります。時間があればもう一度見直していただくと幸いです。
剥がせる塗装(ラバースプレー):FOLIATECスプレーフィルムをテストした件
サムライプロデュース・フロントガーニッシュのマットブラック化計画(1)
サムライプロデュース・フロントガーニッシュのマットブラック化計画(2)
フロントガーニッシュの塗装では下の写真のようにFOLIATECのラバースプレーを使用しました。
下の写真は
剥がせる塗装(ラバースプレー):FOLIATECスプレーフィルムをテストした件でテストのためにミラーカバーを塗装し、その後剥がしたときの様子です。写真のように、ラバースプレーは失敗などした時や元に戻したいときに簡単に剥がす事ができます。慣れていない私にはうってつけの方法なんですよね。
前回はFOLIATECのスプレーを用いましたが、今回は下の写真のようなAZのZEQUEラバーペイントを使用しました。
この商品は400ml入りの缶が4本で1,728円(1本あたり432円)とお得価格なんですよね。ちなみにFOLIATECの場合400ml1本あたり3,500円から4,000円ぐらいします。今回は塗装する面積が広いので、こちらのスプレーを選択しました。パネルが4枚ありましたので、1枚1本の計算で4本購入です。また以前同じものを予備で2本購入してますので、手持ちに6本ある状態で塗装に臨みました(結局2本余りました)。
AZのラバースプレーは価格も安く、下の写真のように色も豊富にありますので、興味のある方はぜひ試してみて下さい。
RED MEMORYさんのラバースプレーの動画。とても参考になりますが、REDさん面白くて笑えます。
さて、塗装の実際です。ラバースプレーでの塗装では、一般的な塗装と違って、若干のコツが必要です。一番大事な事は、ラバースプレーは失敗しても簡単に剥がせるのが特徴なんですが逆に長期使用に際しては簡単に剥がれないようにしなければならないという事です。
サムライプロデュース・フロントガーニッシュのマットブラック化計画(1)で書いていますが、下図のように普通に表(おもて)面から塗装すると塗装の端(角)が横に位置するようになりますので、
洗車機などで端(角)がこすれると、端(角)がひっかかって剥がれてしまう恐れがあります。
それで
ラバースプレーの塗装の場合、塗装の端(角)が横ではなく、裏に回り込むような形にすれば簡単に剥がれないようにする事ができます。このように塗装する事によってフロントガーニッシュの塗装は約1年たった今でも剥がれずに耐久性を維持できています。
という事でラバースプレーでの塗装は端(角)を回り込むように、裏面からも端を塗装する事にします。
塗装の実際ですが、パーツには通常、端近くまで両面テープが貼られています。
塗装がパーツの端(角)を回り込みたいので、両面テープは一旦除去しました(ただし、2枚目の写真の下部分はスリット上の突起に両面テープが貼り付けられていて、サイド両面テープを貼り付けるのが難しそうだったのでその部分は剥がさずに塗装しました)。
我が家の屋根付き塗装場(自転車置き場とも言います)に移動して、端に5mm程度の距離を残して養生テープやシートで裏部分を保護しました。写真を撮っていませんが、裏側(パーツの表[おもて]面)も5mm程度の距離を残して養生しています。というのも、塗装液が下に垂れ回り込むとパーツの表(おもて)面がいびつになってしまうからです。なので。塗装の最初はパーツの裏の5mm程度・角・パーツの表(おもて)面の5mm程度だけ塗装する事にします。
角を狙ってパーツの裏面ー横ーパーツの表(おもて)面に塗装がかかるように塗装していきます。この際にはうすく塗装する事を心がけます。塗装が厚くなるとすぐに液だれするからです。液だれ=失敗になります。私のイメージとしてはパーツの裏面はそこそこ(しっかりではありません、しっかりすると液だれします)、パーツの表(おもて)面は少し塗装が乗ればいいや的な感じで塗装しています。
猛暑の中での塗装でしたので、1回の塗装に対し30分ぐらいで十分乾燥しますが、45分のインターバルを置いて計3回塗装しました。冬場の場合は乾燥時間を長く取らなければなりません。
サムライプロデュース・フロントガーニッシュのマットブラック化計画(1)で書きましたが、十分乾燥していない状況で次の塗装をした場合、塗装面がひび割れして失敗になりますので注意して下さい。
このようにして裏面を中心に3回塗装しました。待ち時間が長いので、その間に配線作業をしています。
3回目の塗装を噴霧をした後、すぐに養生テープを剥がします。というのは、これでパーツ裏面の塗装を終わるのですが、最後の塗装の噴霧の後、すぐに養生テープをはがさないと養生テープと乾燥したラバースプレーがひっついてしまいます。そうなると養生テープがなかなか剥がせなくなってしまって、最悪養生テープを剥がすときに折角塗装したラバースプレーが剥がれてしまう事があるからです。
3回目の塗装の後、養生テープを剥がしましたが、端に数mmの塗装が残りました。要は塗装の端(角)がパーツの裏に回り込めば良いので、回り込みは数mmで構いません。
このようにして裏面ー端(角)の塗装が終了です。なお、中央のC-HRの文字のくりぬき部分は裏から塗装していません。この部分にも角があり、ひっかかって塗装が剥がれる恐れがあると思われるかもしれませんが、C-HRの文字部分には同じ形でアクリル板がははまり、それが端(角)を保護するので、表面からの塗装だけで十分だと考えました。
すこしイビツな所もありますが、裏面の端を塗装する事ができました。これに表から塗装を追加すると、塗装が融合して回り込むようにする事ができます。
端(角)の数mmに塗装が乗っていますね。
十分乾燥させた後、表(おもて)面の塗装に入ります。言い忘れましたが、ラバースプレーの場合は通常の塗装とは違ってサーフェィサーなどを用いた下地処理の必要はありません。表面をきれいにしてスプレーするだけです。これは1回目です。うすく塗装を乗せる感じです。右側のように垂直近く傾斜した面がありますので、塗装の量が多すぎると液だれする危険がありますので細心の注意が必要です。文字のくりぬき部も、一応側面に塗装が乗るように心がけました。
表(おもて)面は見える部分なので、十分塗装が乾燥するまで時間を置きます。2回目は1回目より塗装も濃くしてしっかり塗装します。そうする事により色のむらが消えてきました。ただし3回目で仕上げるつもりで、ここでも無理しません。液だれしてしまってはこれまでの苦労&時間が水の泡になります。
3回目の塗装です。うーん、今回は1発でうまくいったような気がします。
十分乾燥させた後、部屋に持ち込みました。なかなかの出来だと思いませんか?
しばし、塗装状態を鑑賞した後、塗装&コーキングのために取り外していた文字発光部分を取り付けます。
裏から発光体をはめ込みました。期待どおり、文字くりぬき部の端(角)が発光体によってカバーされています。これなら機械洗車にも耐えてくれるでしょう。
裏側は発光体を埋め込んだ後、周りをもう一度キーキング剤で封入&固定しました。
発光体は最初あったものと同じような黒色布製テープでしっかり貼り付けました。
両面テープを端から貼っていきますが、ラバースプレーにかかるように貼っていきます。これでさらにラバースプレーが剥がれにくくなります。
当初よりも多め(2重)に両面テープをはりました。
両面テープが余ったので、一部3重にしました。これでパーツが剥がれ落ちる事はまずないでしょう。
このようにしてC-HR用サイドドアLEDトリムガーニッシュの塗装が完了です。
自分としては思い通りの仕上がりになったと思います。
次回(4)配線編に続きます(1回もしくは2回)に続きます。
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Posted at
2018/08/18 07:06:11