まーねこです。
どこかの保険会社のCMのようですが(笑)
保険満期日は9月なのでまだまだ先なのですが、クレジットカード払いで早めに更新すると割引があるもので、今回もまた7月にリーザスパイダー弐号機(MT)の自動車保険を更新した次第です。
今日の日記は文字ばっかりなのですが、
どうぞ最後までお付き合いいただきますよう、お願いいたします。m(_ _)m
※過去の記事の焼き直しの部分もあるので、「またかよー!」と思った方、ゴメンナサイ(;^ω^)
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さて、弐号機の自動車保険ですが、ノンフリート19等級で軽自動車、かつ、車両保険無しという条件ではあるものの、年額
12,410円と、大変お安くなっております♪♪
もちろん、安いのには理由がありまして、等級が高いのもありますが、
①人身傷害補償をはずしている
②搭乗者傷害保険をはずしている
というところが、保険料を下げている大きな要因です。
ただし、”補償を外している”ということは、その分は”自分もち”、”自分でリスクを負う”ということになりますが、どのような部分が「自分にとってリスクになるか」ということを、説明したいと思います。
①人身傷害補償をはずす
⇒人身傷害補償は、「自分のクルマに乗っていた人への補償」なので、”ケガと弁当は自分もち”と思える人は外して良いと思います。
相手のある事故で相手に過失がある場合は相手方の自賠責保険/任意保険で支払われた分は差し引いて支払われるところに注意してください。
また、この部分については、自動車保険以外の傷害保険(共済)でもカバーできるので、他の保険商品と合わせて考えるのも合理的です。
②搭乗者傷害保険をはずしている
⇒内容的には人身傷害と似ていますが、人身傷害に比べて保険金の支払いが早いということが特徴として挙げられます。
人身傷害・搭乗者傷害をつけたほうがいい人、というのは、”大人数で乗ることが多い人”です!
たとえば、
・少年野球のコーチをしていて、よそのお子さんを乗せて練習や遠征に行くことが多い人
・趣味がスキーで、冬場は毎週のように友達を乗せてスキー場に行く人
・・・・とかのイメージですね。
ひるがえって、リーザスパイダー弐号機の場合ですが、
「まーねこ+アルぼん副社長」で乗ることがほとんど、
「まーねこ+ねこよめ」の2人で乗ることも年に数回、
「まーねこ+お友達(他人)」で乗ることなんて年に1~2回あるかないか
という状況です。
しかも、もともと2人乗りですし、年間走行距離も2500kmと少ないことから(恥)、人身傷害、搭乗者傷害は外しても問題なし、と判断した次第です。
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さて、今日の日記はここからが本題です。
保険料が安くなるハナシではなくて、保険料が高くなるハナシです(笑)
これだけは、ぜったいに皆さんに加入して欲しい、
「対物差額」という特約があります。
保険会社によって、
「対物全損時修理差額費用特約」(損保ジャパン日本興亜) と言ったり、
「対物超過修理費用補償特約」(共栄火災) と言ったり、
「対物差額修理費用補償特約」(SBI損保) と言ったり、
「対物超過修理費用共済金」(JA共済) と言ったりしますが、
全部同じです。
何かというと、事故の相手に支払う修理費用が
時価額を上回ってしまったときに、上限額(だいたい50万円程度)の範囲で、その差額を支払ってくれるというものです。
わかりにくいので例を挙げましょう。
まーねこは、お友達と2台でツーリングに行きました。
お友達の後ろを走っていたまーねこは、よそ見をしていて、赤信号で止まったお友達のクルマに追突してしまいました。(わかりやすくするために、まーねこの過失100%の例にしています)
ケガこそなかったものの、お友達のクルマは板金修理に40万円、修理中の代車費用に10万円、合計50万円かかりました。
ところが、保険会社は「レッドブック」(自動車業界で使う、中古車の買い取り査定額を記載した本)で、お友達のクルマの時価額を30万円と査定しました。
対物補償というのは、相手のクルマの修理金額が青天井で支払われるものではなく、
修理費用がそのクルマの時価額を上回った場合には、時価額までしか支払ってくれません。
(これは民法の条文にもあるので、絶対的なルールなのです)
そうすると、差額の20万円は、まーねこが出すか、お友達が泣き寝入りするか、いずれにしても友情が音を立てて崩れかねない一大事です。
実際のところ、
相手は修理を希望するのに修理見積金額が
時価額を上回ってしまい、
保険会社から修理金額が満額支払われず、
トラブルになるケースが後を絶ちません。マジで。
ところが、この特約に入っていると、差額の20万円も保険会社が支払ってくれるのです。
「対物差額特約」ですからね!
「クルマを大事にする(修理して乗る)クルマ好きの人のクルマを、壊してしまったときのそなえ」<なので、同じく、クルマ好きであるみなさんが、万一加害者となってしまったときのために、ぜひとも入って頂きたいのです。
きっと、「箱替えが効かないような珍古車をいっぱい持ってる人」(誰だw)のクルマを壊してしまったときにも役に立ちますよ♪
うーん、でも俺、つい最近、自動車保険を更新したばかりだからなぁ・・・と、お思いの貴方!!
これは「特約」ですので、保険の期間にかかわらず、いつでも始めることができるのです!
費用も月額で数百円~2000円程度(等級によります)です!
なお、JA共済の「クルマスター」のように、標準で付帯している保険商品もありますので、今一度お手元の保険証書をご確認いただければ幸いです♪
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※ちなみに不肖まーねこ、門外漢ではありますが「ファイナンシャルプランニング技能士」という資格を持っておりますので(選択科目は保険です)、自動車保険に限らず、生命保険などの保険商品全般についてアドバイスできますので、自分の加入している保険の中身を知りたいときなどはお気軽にどうぞ♪♪
相談無料・営業ナシです♪(都筑のスタバでコーヒーおごってくださいw)
【7月22日追記】
一般的に、対物差額というのは50万円限度なのですが、チューリッヒ保険会社の対物超過特約には、「無制限」という特約も選べるのですね。(50万円または無制限)
https://www.zurich.co.jp/car/compensation/the-other-party/taibutsu-chouka/
対物差額が50万を超えることはなかなかないでしょうけど、たとえば希少なヒストリックカーだと査定額でモメますから(ほんとモメます(経験者))、チューリッヒの自動車保険を利用していて、お財布にちょっと余裕があれば、無制限を選択してもいいでしょうね。