ローターサイズを先にお話しましたが、今日はキャリパーです。
キャリパー有りきでは無くて、必要なサイズのローター決めて、それに合うキャリパーを選択する、という手順です。もちろんいくつかのキャリパー候補があり、それによって対応ローター厚も違うため若干キャリパーspecも加味しながらローターサイズを決めています。
個人的にはローターで60%、キャリパーで40%みたいな感じですので、ローター変えずにキャリパーだけ交換だと片手落ちというか充分なブレーキ強化にはならないと思います。つまり、ローター径とかの方が重要度高いと思います。
フロントブレーキキャリパーに関しては、まずは対向4ポットで考えてみました。ショックアブソーバーとかもそうですが、摩擦とシールが重要となるパーツは加工精度が重要と思ってます。そう考えると実績と信頼のある老舗ブランドから選ぶほうが手堅いと思います。私は車高調なんかも同じ考え方です。構造はバラして調べれば分かるのですが、加工精度や加工技術ってなかなか真似出来ないんですよね。そういうノウハウはやはり昔から存在するメーカーが安心だと思ってます。
その中で過去に使った事があり、とても良い印象だったAP racing製を採用します。(装着実績と言っても20年以上前の事ですが)
CP5200というのが使ったことのあるspecですが、ものすごく良かったんですよ。でも昔私が装着したものと同じものは入手不可のようでした。(CP5200自体は今も買えるのですが)
物理的に入らなくはないのですが最低φ290ないとキャリパーブラケット製作が出来ないとのこともあり、同系列の1サイズ小さいCP5100が候補となりました。しかしながらこのCP5100もカタログ落ちしていて納期不透明(買えないわけではない)、ただでさえこのご時世でどれも納期が長くなってる状況でいつになるか分からないものを発注するのもリスクありますよね。
結局、最終的には納期がある程度見えるCP5040となりました。CP5100とは外観サイズ同じ、違いは塗装とダストブーツ有無。CP5040はダストブーツ無しです。使用環境が寒冷地では無いのでダストブーツ無しでも何とかならなくはない。てことでこれに決定。ただオーバーホールは多少短めでやったほうが良いかもしれませんね。
CP5040。こんな感じのやつ。
アルミ製鋳造キャリパーですが、かなり軽量です。しかしながらローター厚25.4まで対応するのは魅力です。
では。
Posted at 2022/12/22 19:27:04 | |
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