SURUGA SPEEDのブログ一覧

岐阜県よりお越しいただいた、Ｍ様のワゴンRスティングレイです。

前回作業させていただいたレクサスGS350のPFSループサウンドマフラーは現在もご愛用いただいております。

今回は初製作となる、ワゴンRにループサウンドマフラーのオーダーメイド製作を行います！



完成したマフラーがこちらです！

後ろから見ると、一見普通のオーバル2本出しマフラーに見えますが・・・



下回りのレイアウトはこのようになっています。

製作はセンターパイプから全て行い、メインサイレンサー部分でループさせています。



軽自動車の場合、メインサイレンサー部分からテールエンドに至るまでのスペースが狭いため、複雑なパイプレイアウトになると普通車よりも難易度が上がります

完成したマフラーは、ターボ車にもかかわらず高音系のナイスサウンド！

とても気に入っていただいたようです・・・(￣ー￣)ﾆﾔﾘ


Ｍ様ありがとうございました！


【2011年8月4日追記】
オーナー様より、メールをいただきましたのでご紹介させていただきます♪
ありがとうございました！

↓

ワゴンＲのループサウンドマフラーを取り付けて１か月が経ち、１７００㎞くらい走行しましたので、そのインプレッションをしてみました。
　６月２６日午後８時３０分過ぎ、マフラーの装着を終えたワゴンＲが、スルガスピードピットから引き出され、騒音測定を終えて１０時間にも及ぶ作業が終了しました。
　そしてワゴンＲはスルガスピードから約４００㎞の我が家への帰路に就きました（自宅に着いたのは日も変わって午前２時を回っていました）。
　走り出しての第一印象は、「静か！」、音量は最新の基準値内で、マフラーが焼けてこればもう少し音が大きくなるとは聞いていたのですが、装着直後なのでその通りかもしれませんが、「静か」の一言でした（我が家にある車〔ＧＳ、Ｓ１５、ＮＺＥ１２１〕は、皆なにがしかのマフラーに交換してあるので、おしなべてみんなうるさく、それぞれ、それなりの爆音）。
　１７００㎞走行しても、明らかに音量が大きくなったようには感じていません（まだアクセルの踏み方が足らんのかな？）
　音質については、発進などで強めにアクセルを踏んで加速しても、4500rpmを越えたあたりからは、Ｋ６Ａエンジンのノイズの方が大きく、窓を閉めていると、いわゆる心地よいエグゾーストサウンドは、少ししか聞こえてきません。しかし、窓を開けさえすれば、我が家のドラ息子のＧＳのＶ６が奏でる「クウォーン！」という爆音とはいきませんが、明らかに軽カーの排気音とは違う「乾いた、クォーン！！！！」というサウンド（音ではなくサウンド）が聞こえてきます（＾・＾）
　音量については、軽カーですから排気量も小さいし、ターボも付いていて排圧もＮＡほど高くないので、少し大人し目かな？でも、他のメーカーのマフラーみたいに野太い「ヴォォー」又は「ブォー」という低音とは明らかに違う、耳に心地良いサウンドです。
　アイドリングでも、やはりＶ６の音とまではいきませんが、「乾いたカラカラサウンド」です（うまく表現できませんが、心地良いサウンドです。明らかに他の軽カーとは違うぞと主張しています）。
　それから、ノーマルでは、ほとんど聞き取れないくらいだったターボの「キィーン」というタービン音が、少しのアクセル開度でもしっかりと聞こえるようになりました。これは明らかに「排気の抜け」が良くなったからでしょう。
　走行フィーリングは、加速時のトルクが上がっていて、発進時、そして加速時のトルクの盛り上がりが大きくなったように感じます。タービンの回りが良くなってアクセルのツキも良くなっています。（内緒ですが最高速も向上しています！！！）。
　燃費については、エグゾーストサウンドを聴きたいばかりに、ついついアクセルを多めに踏んでしまっていますので、大幅な向上はありませんが、やや良好な数値（0.1～0.2）を記録しています。
　テールエンドのルックスも、片側２本出しとはいえ、マフラーレスだったノーマルから比べれば、迫力のあるもので大満足です。
　毎日サウンドが聴きたくて、通勤はもちろん、休日も特に用事もない時でも、どうでもいい用事を作っては、ニンマリしながら毎日走り回っています（＾・＾）
　私が想像していた以上に大変な作業のようでしたが、スルガスピードのスタッフの皆さんの妥協を許さない、丁寧な作業で出来上がったマフラーの仕上がりは、まさに芸術作品と言えるものだと思いました。
　日帰りで岐阜から横浜まで往復８００㎞という距離でしたから、軽カーにはと言うより、５０過ぎのオッサンには強行軍（キツイ！）でしたが、遠征しただけの甲斐は十分以上にあったと思っています。
　スルガスピードのスタッフの皆さん、本当にありがとうごさいました。