明けました!
おめでとうございます!
今回の強行十勝への日の出ドライブで分かった事とは…
H58A・パジェロミニの弱点のひとつである
ATミッションが弱い事案。
多分?普通に除雪されている圧雪路面だったら
問題はなかったと思うんだけど
新雪10cm前後+今回は峠越えが長時間で
日勝峠の8合目くらいからATFテンプの
警告灯が点きだした…
状況から行くも帰るも表は吹雪だったから
安全を考えれば車を止めてオイルを冷やしてから
どうするか考えるところだったけど雪が多く吹雪、
対向車線、登板車線を入れて3車線がギリ2車線…
車を止める場所もなく速度は遅くなっても
ミッションの負荷が少ない回転数を選び
(回転が低いからって負荷が小さいとは言えない)
パワーとトルクの丁度いいところを選び
途中のパーキング帯にも雪が多くて入れず
何とか頂上のトンネルまで行けたので
後は下りだしアクセルを殆んど入れず
そのまま下って行けば大きいP帯もあるし
下り切ったら清水のP帯やコンビニがある。
と思いながら慎重に下りだして8合目辺りで
警告灯が消えた!
長時間、ずっと雪が多かった道と峠の上り、
タイヤに掛かる雪の抵抗が思っていた以上に
ミッションへの負荷が大きかったのだろうか?
と、思っていた。
とりあえず警告灯が点いている間も
ミッションの繋がりにいっさいの変化もないし
そのまま帯広市内に入り給油をした。
給油してからちょっと確認したくて
芽室の裏の方から中札内に向かう。
道中は殆んど平坦な道だったけど
街中の広い道路は圧雪アイスバーンだけど
交通量がある分、新雪で抵抗が少なかったけど
街中を離れたら交通量が少ないため
10cmくらいの新雪の中を走る事になった。
確認したかった場所をみてから
少しでも広い国道に向かおうとしたら
またATFテンプの警告灯が点いた…
ずっとEgを掛けっ放しだったから
フルードが冷えづらかったとも思えない。
日勝峠の山頂からの下り、
冬のそれも十勝の夜の冷え込みも考えたら
思ってもいなかったミッションに負荷が
かなり掛かっていたのだろう…
夏の峠の上りなら考えられる事だけど
冬のマイナス気温の中で平坦地。
湿った雪ではなくサラッとした10cmくらいの新雪。
それでATFテンプの警告灯が点くって事は
燃費を考え微妙なアクセルワークをせずに
ECUに添ったEg回転数で走る事をしなかった事と
タイヤとホイールの純正との重量差と
タイヤの幅が5cmも増えても抵抗も
新雪と言えど結構な抵抗だったのかな?と思う…
今回、浜に行くまでFRのまま走っていたけど
4駆で走ったらもっとミッションへの負荷が
掛かっていたに違わないと思った。
今回の初日の出に向かう前に
札幌ではジムニーの脱輪事故を受けてじゃないけど
ホイールナットの確認を連日言われている。
自身は長距離に出る時に毎回、
ホイールナットの締めつけトルク確認と
油脂類の総チェックはしてる。
全て自信を持ち整備をしているけど
公認前にヘッドを弄っていたし
ステムシールの交換ついでに
軽くバルブのすり合わせもしいるるけど
見えない劣化も当然あると思う。
馴染むまで暫くは大人しく乗って
後で高回転はレッド近くまで回したり
低回転の負荷(これが結構Egには悪い…)で
何回も確認をしていて余りやり過ぎると
多少オイルが減る事も分かっていた。
今回のチェックでEgオイルが少し減っていたので
補充してATフルードの確認もしていたけど
ATFは普通の量で問題はなかった。
考えられる事の第一要因は
燃費重視の回転域を任意的に保持したために
余計な圧をかけてしまい油温が上がった。
第二に軽いサラサラした新雪と言えど
純正のアルミと175の細いタイヤじゃなく
ホイールもデザイン重視のインチアップで
タイヤもスパイクタイヤ+5cmの幅広で
転がり抵抗もかなりあったと思う。
純正に比べて転がり抵抗と足下重量増しは
かなりミッションに負荷を掛けていたのだろう。
現在のミッションは距離の割に調子が良くて
もしかしたら載せ替えている?と勘違いしても
おかしくないレベルだと思う。
ただ最終ロックアップの感度が敏感過ぎて
微妙な力加減で直ぐはずれてしまう…
それでもかなり良いミッションだと思う。
北○さんの奥さんのパジェミワイドは
一昨年、DラーにてATFの圧送全交換をして
調子良くなったと言っていたんだけど
去年壊れて載せ替えた事もあり
本当はデュークも圧送洗浄全交換を考えたけど
約4万弱を払ってヤンチャな運転をしていないのに
1年で壊れた事を思えばフィルターだけ交換して
ATFをマメに定期的に交換する方が良いかな?…
って今は思っている。
一昨年の12月にデュークを仕入れてから
ATFの交換は全交換ではないけどドレン抜きで
2回やっている。
1回目の時から抜いたATFの状態は良かった。
本当はフィルター交換もしていれば
もっと良かったんだけど公認取得後、
ATFにはSOD1を入れただけだったし
今年はフィルター交換も考えてる。
【今後の対策として】
燃費を考え過ぎての回転数制御をしない。
ATFミッションフィルター交換。
去年のような猛暑になる事を想定して
純正のラジエターに内蔵されている
ATFクーラー以外にATFクーラーを増設する。
(純正流用ならジムニーやエブリイのATクーラーがベスト。)
今回、冬季の長距離でそれも峠の8合目で
現地まで半分以上走っていた夜中、
それも大晦日と言う何かあったら
最悪な条件下でのトラブル…
大晦日で交通量が少なくなっていて
夜の吹雪いている峠で道幅が狭くなり
不安がなかったと言えば嘘になる。
まさかのATFの温度が上がり過ぎると言う
この冬場ではあまり考えられない状態に
少し驚いたけど何となく原因は
ミッション自体は警告灯が点いても
滑りだすような感覚もなくて
路面状況と乗り方だろうと
何となく思っていたから対応は出来た。
幸い?今回は何ともなかったけど
それなりの準備+冬季運転の必需品?は
積んでいたので余程の事がない限り
大丈夫だと思っていたけど
準備もなく車に対して無知だったら
タダでは済まなかったと思う。
それなりの経験と実績があったとしても
あの現状で実際に起こったら焦ってしまう…
そんな大晦日の夜だった…
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Posted at
2024/01/03 22:18:04