大晦日からもう1ヶ月・・・早いものです。
随分ブログ更新をさぼってしまいました。
書くことが無かった訳ではありませんが、歳のせいでしょうか・・・仕事から帰って夕飯を食べるとぐったりしてしまいます。
皆さんにとって2019年はどんな年だったでしょうか?
私の2019年はいつもの年以上に別れと出会いの多い年でした。
湘南FW号は言うに及ばず、夏のveryさん、8年間普段使いの足として慣れ親しんだ‟ちびタン号”(MRワゴン)も故障、廃車となりました。
清水の250FW乗りさんが発売初年度から長年連れ添った愛車とも昨年お別れでした。
その連絡を受けたのはセイタカアワダチソウが最後のひと花を咲かせていた頃。
250ccのFW12号機(湘南FW号の前身)を手に入れた当時、ネットを徘徊すると250FWに関してはそれなりの数のユーザーはいらっしゃるのですが、関東エリア在住のライダーが立ち寄られる近所の国府津PAですらFW自体に遭遇した事は一度もありませんでしたので、実際に稼働しているFWはかなり少ないのであろうと思っていました。
そんな時、以前にもこのブログの中に書いたかと思いますが清水FWさんとの出会いは8年ほど前の正月休み、本当に偶然でした。
静岡の日本平で湘南FW号と一緒に撮影会を行ったり、双方の知り合いのFWユーザーに声を掛けて朝霧高原で撮影会を行ったりと、それ以来のお付き合いです。
今回手放すことになった清水FWさんの1号機。
250FW発売初年度の昭和58(1983)年12月、当時社会人一年生だった清水FWさんが購入され、途中で一度ブランクはあったとの事ですが手放さずに先月ナンバーを返納するまでずっと乗り続けたワンオーナー車。
ハーフカウリング装備の250FWにはカタログカラーでもあるこの赤/白の他に、私が以前乗っていた黒/赤があります。
赤/白は軽快感を狙った塗色だと思います。
車体後部から見た250FW。
前から見た時とは全く印象が違うことに気付かれたと思います。
理由は簡単です。
後ろから見ると、ほとんどの部品は黒色で構成されているからです。
この真後ろから見た時の250FWは排気量を超えた風格があり、何とも言えない色気を漂わせていて、配色の妙を感じます。
カメラを少し高い位置にして撮影するとフューエルタンク上部の朱色が見えます。
撮影当日の天候が曇りだった為に画像がやや暗くなってしまいましたが、実際には鮮やかな朱色とソリッドホワイトです。
オプションのブラックメッキされたエンジンガードが装着されています。
右側面より。
今から37年前、1983年に発売された世界初の市販250cc水冷4気筒エンジン。
当時雑誌に掲載されていた開発チームのインタビューを読み直すと、実用性持たせつつ出力を上げるエンジン開発には相当な苦労があった様です。
カタログ上の最高出力は36馬力。当時の他メーカーの4サイクル250ccと比較してもトップでしたが、乾燥重量158kgの車体には非力という印象を持たれた方も多かった様です。
実際に乗ってみると信号が多くStop&Goが繰り返される市街地より、峠道の方が得意な車両である事がわかりました。エンジンの出力特性に対してフレームと脚周りのバランスが良かったんだと思います。
排気音にもこだわって製作された様ですが、開発スタッフはもっとエキゾーストパイプの径を太くしたかっとの記事がありました。
トリップメーターの最終走行距離は69,274kmちょっと手前。
この数字の中に沢山の思い出が詰まっていることでしょう。
せっかくなのでここで清水FWさんにお願いして、もう1台のFWを車庫から出してきてもらい、2台並べての記念撮影です。
最後の2ショット。
もうこの2台が並ぶ事は永久にありません。
いよいよお別れです。
それでは・・・。
ん???どこかで見た光景とよく似てる・・・。
ご想像にお任せしますが、おそらく皆さんの頭の中に浮かんだ事が正解でしょう(笑)
清水のFW乗りさんの御誘いで昼食。
ご馳走になってしまいました。
時は流れて大晦日。
毎年決まって走り納めです・・・が、現在乗る事が出来るバイクの無い私は今年も車で参加。
早朝の箱根はひどい霧でした。
神奈川は快晴。
集合はいつも決まって江ノ島のロータリー。
一足先に箱根同志の会が集合していました。少し前に平塚で忘年会をやったばかり。
そして大晦日の江ノ島と言えば、やはりこの人でしょう。
しげぼうずさん!
少し遅れて風神さんも無事に到着したので、とりあえず昼食。
前回はピザを頼んで食べきれなかったので今回は釜揚げしらず丼にしましたが、こちらも結構なボリューム・・・何とか食べきりました。
午後2時、ボチボチ解散です。
何をするという訳ではありませんが、こうしてただ集まるだけの事が一体どれだけ幸せなことなんだろう。
大晦日の国道134号線は大した渋滞もなく、無事に帰宅。
夕方、子供を駅まで迎えに行き、そのまま静岡の実家へ。
ここ10年の中では一番早く着きました。
理由は簡単。走り納めがFWではなく車なので拭き掃除がないから(笑)
早速年越し蕎麦。
今年もまたエノキ茸の天麩羅だ・・・いつからこうなったんだろう。実家で過ごしていた頃にはそういう思い出が全くないんだけどなぁ。
別に海老天じゃなきゃイヤって訳でもないんですが、安いからかな・・・ま、いいや。今度聞いてみよう。
ゆく年くる年が始まると同時に家を出て近くのお寺へ。
除夜の鐘じゃなくて、その後でもらえる甘酒目当て・・・ったく、子供かよ(笑)
♪燃えろよ~燃えろ~よ~。おじさん、薪くべ過ぎだべ!
元旦は早起きして浅間神社へ初詣&初日の出。
駄菓子菓子、今年は生憎の曇天で初日の出は拝めず。
もちろん初日の出が見えないなら、こんな階段上がる訳ない!
お金を払うと何かお祈りしてくれます。
何処にも寄らず大人しく実家へ戻る。
母の渾身の手作りの御節料理。
アルゼンチンですね。
今年は鮎&虹鱒only。アマゴやイワナは1尾もナシ!釣れなかったから。
味付けはここ数年の中では一番美味しかった。
左下は身欠き鰊を米の研ぎ汁で戻してから炊いたもの。初めて食べた。
聞くと母の祖母が正月によく作ってくれたそうです。結構イケル。
特になし。
続いても特になし。
お多福豆。いつも通り。
数の子。いつも通り。
和え物。毎年ある。いつも通り。
嬉しかったのは、久しぶりに鮒の甘露煮を入れてくれたこと。
子供の頃にはいつも毎年入っていたのに、いつの間にか姿を消していたので予めリクエストしておいたものを、母が覚えていてくれました。
かんぱ~い。
来年もまたこうして新年を迎えられますように!
実家で特にすることもなく・・・近くの池を見に行ったりして過ごす(笑)
帰りは子供の手土産に安倍川餅。かごやさん。
久しぶりにお店がやってたので聞いてみたら先代が数年前に亡くなった後は息子さんが継いではいるものの、平日は会社勤めなので日曜祝日のみの営業とのことでした。
正月明けはちびタン号とお別れ。
見慣れた運転席。
最終走行距離は259,066km。本当によく頑張ってくれました。
色んな所にも連れて行ってくれた。
イグニッションキーをOFFにすると『see you』って表示が出ます。
・・・
新しいちびタン号と。
私事ながら、54歳になってしまいました。
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