今年から鈴鹿でのSUPERGTは8月、灼熱の1000kmから5月300kmに移動。
せっかくなので配偶者と見学に行ってきました。
夏の1000km耐久はなかなかねえ・・・行き帰りとか真夏の暑さとか・・
F1以外のイベントで鈴鹿に行くのは初めてです。
どんな感じなんだろうっていう興味もありました。
金曜日夜9時に千葉を出て3時に駐車場に到着。
F1のときは半分くらい埋まってる駐車場は誰もいません。
今回選んだ席はB,Qエリア観戦券。
決勝日、そのエリア内は早い者勝ちだ、って言う事で急いで席確保・・まばらでほとんど誰もいない。
B席だけで50人くらいか・・一番後ろも前も選び放題だ。
もてぎや富士では自由席確保にいつも苦労してるので拍子抜けだ。
一人で3人分くらい確保してる人が多かった、横になってたり・・・
(決勝スタート時にはそれなりの観客が入ってきたけど)
自由席にろくなところが無いもてぎや富士に比べて鈴鹿は自由席でも結構楽しめる席が多いのはうらやましいな。もてぎや富士は少し見習って欲しい。
今回は時計回りにほぼ1周して見ました。フリー走行は走行時間が長いのがありがたいね。
いろんなエリアで予選日の土曜は観戦できました。
エリア観戦券は6500円でありがたい。
F1では58,200円の席が6500円だからね。
天気予報が良い方に外れて快晴です。
が、風が強い。テントが飛ばされそうでイベントはずいぶん取りやめになったようだ。
そんな中でPPはARTA NSX
全車コースレコードだって。それくらい拮抗してる。
一昨年はGT400クラス、と呼ばれていたホンダ勢がTop5独占だ。
どうしちゃったんだろう???
決勝はPPから見事に逃げ切り、伊沢拓也選手移籍して良かったねえ。
ARTAの500優勝は去年8月の富士以来だ。
伊沢も速かったけど野尻の走りも凄かった。
山本直貴も全然追いつけなかったし、最後はずいぶん離されちゃった。
今回も2位を取ったレイブリッグNSX
1~2コーナーで火花飛ばしてます。
車高はギリギリ??
バトンもがんばった。
ケイヒンはそれらに比べ・・・
いくらなんでも11位は無いよねえ。
開幕戦岡山は圧勝だったのにね。
キーパートムスも追いつけなかった。
結構速く見えたけどね。
それでも3位は立派だ。
去年のLCは別次元の、別格の強さだったのがうそのようだ。
KeeperLC以外は・・ボロ負けだ。
4位は見事にインパル。
これも火花飛ばしまくりだ。
GTRは今年は良くなってるようだ。
配偶者が好きなモチュールGTR。
最下位から追い上げて6位は立派だ。
ラスト5周で関口雄飛に抜かれちゃったけど、ペースが違ったから・・仕方ない。
重量や燃料リストリクターはやっぱり効くんだね。
(速いものにハンデをつけていくっていうのはなんか、私にはなじまないんだよねえ。でもそれが各チームの速さの拮抗を作っていくっていうのはレースの面白さ、解りやすさ(わかり辛さかも)を、誰が勝つのかわかんなくするっていうのを主催者は作りたいんだろうけど。
昔のツーリングカーでのGTRとかの一人勝ちをなくしたいんだろうな。
クイタレッリ、鬼人の走りだ。素晴らしかった。
前を抜くんだ!っていう強い意志は見習わないと。
ZENT LCは8位。
良くないレースだったけど8位はそれでも期待以上かな。
1位のK-TUNESは写真撮れてなかった・・
今年はホッピーがメインスポンサーのつちやエンジニアリング86MC。
途中遅れてたのは後半の追い上げのため??
淡々と??こなす二人のドライバーは素晴らしい。
(最多勝にならんだLFの新田守男選手も素晴らしい)
久しぶりの2位か??
つちや86MCに残り4周で・・なんとS字で抜かれちゃった・・。
でも3位は予想以上の活躍だな。
BRZがストレートで遅くない!!
どんな魔法を使ったんだろう??
直線で抜かれてばっかりのBRZ、前の車を追い抜くのを見るっていつ以来だろう???
とくに初音ミクを抜いたシケインは見事でした、井口君!!
今年はBRZ1回は優勝して欲しいね。
富士ではぶっちぎりの速さだったARTA M6だけど、同じクルマだなんて信じられないくらい遅かった。
車両の特性とかあるんだろうけど・・・。
最後の10周くらいまで、RC-Fに抜かれるまではがんばってた初音ミクAMG。
やっぱりAMG-GT3にタイア無交換作戦はむりだったんだなあ。
遅くって遅くってドライバーがかわいそうになるくらいのベントレー。
でも、必死に頑張ってるのは伝わるな。
がんばって欲しい。
SuperGT観戦の楽しみの一つはFIA-F4です。
団子レースだけど、その必死さが伝わってきます。
何年か後のF1ドライバーが現れてくれると良いんだけど。
今年はHDDPの角田選手っていう若い生きの良いドライバーが強いようだ。
現在5連勝中?
去年のライバルたちが全員上のクラスの上がったから、全勝する、くらいの気持ちがないと上に上がれないよね。
とはいえ、生きが良すぎてこんなアクシデント。
角田と小高の一騎打ちを観ててそのシーンは見てなかったけど、ビックリした。
砂煙で見えなかった1コーナー先のスポンジバリアにグシャグシャなクルマらしき物体が乗ってる。
ドライバーが自力で降りてきて一安心だ。
20年以上前の小河等選手の事故が一瞬頭をよぎったよ。
怪我が無くって何よりだ。
決勝レースはサーキットのシステム不良?で40分繰り延べ。
スタートは3時10分過ぎ・・・。
レース後千葉に帰る自分には辛かったなあ。
とはいえ、良いレースを見せてもらいました。
次は8月の富士だな、500マイルレースになるらしい。
ゴールはまた遅くなりそうだ。