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この油圧ブースターASSY、Nico 6さんによると「Y32セドリック、グロリア、シーマ」それぞれ仕様によって何種類かあるとのこと。

っで、ABS＋V-TCS装着車である我がシーマ号のモノはすでに製造廃止でした。

製造廃止になった油圧ブースターASSY（アキュームレーター１）をなんとかならないかと考えた結果…、

1.「再生産依頼」

これを依頼すると製造廃止になった部品を復活できる可能性があります。

さっそく依頼してみましたが、結果はダメでした。

2.「中古品」

とりあえず中古でもイイので動作するものを…っと思ったのですが、部品の種類からしてもやはり新品の方がイイので、とりあえずこの案は保留。

3.「部品の流用」

きっかけは、Nico 6さんからの「Y33用で油圧ブレーキブースターが搭載されている車両があり、それがABS＋V-TCS仕様の1タイプのみ」という情報をいただいたことから。

Y33シーマではABSは前車標準装備ですが、V-TCSはグレードによりメーカーオプション扱いでした。

　・リミテッドシリーズ………………41L、30LV、30L

　・グランドツーリングシリーズ……30TR、30T

っがそれにあたります。このうち41Lを除く全てでV-TCSを選ぶと油圧ブレーキブースターが装着されていました。

我がシーマ号はABS＋V-TCS装着車、このグレードの33シーマもABS＋V-TCS装着車です。

ってことで、このY33シーマ用の油圧ブレーキブースターが流用できないかと思ったわけです♪

っで、このY33用油圧ブースターASSYについて調べる事にしました。

そして少し長～～くなりますが（笑）自分で調べた結果をここに記載してみます。

●油圧ブースターASSY本体の形状はY32&Y33用それぞれ見た目的には全く同じ。

●Y33でこの油圧ブースターASSY搭載車両のブレーキローターの径&厚みも我がシーマ号と同じ。

●Y33用油圧ブースターASSYに組み合わせる部品で我がシーマ号と同じだった部品は…、

　※マスターシリンダーASSY。

　※車体側に取り付けるパッキン。

　※高圧ホース用ユニオンボルト&Oリング。

　※リターンホース&サクションホース&クランプ。

　※アキュームレーター2用マウントブラケット。

　※圧力スイッチ用Oリング。

　※油圧ブースターASSYに付属するステー。

●Y33用油圧ブースターASSYに組み合わせる部品で我がシーマ号と違った部品は…、

　※油圧ブースターASSYに付属する圧力スイッチ。

以上の結果から、「圧力スイッチをY32シーマ用にすれば流用可能」っと個人的に判断したので、かなりのハイリスクを覚悟の上で購入に踏み切りました。

また圧力スイッチについては部品単体で購入できることが判明し、Y32シーマ用を購入しました。

●ってことで、これが購入した油圧ブースターASSY（アキュームレーター１）

2019年3月時点で、在庫数8。在庫がなくなり次第製造廃止扱いとのこと。

改めて現物を見比べてみましたが、やはり圧力スイッチ以外は全て同じでした。

●車体についている状態だと赤色の→に示す部分になります。

黄色の→の示す部分の形状が違うのは、Nico 6さんによると「ガス抜きプラグの有無」だそうで、初期型には我がシーマ号のようにガス抜きプラグがあったようです。のちに仕様変更があって、このプラグがなくなり、ガス抜きの際は「穴を開けてガスを抜く」という事になったとのことでした。

Y33用、Y32シーマ用の圧力スイッチを見比べてみると、取り付け部分に付属するOリングが同じ。本体形状が少し違いました。

●赤色の→に示す部分、これがY33用圧力スイッチ

●これがY32用圧力スイッチ

また、カプラーは端子の数は同じでしたが、カプラーの形状が違いました。

●こちらがY33用

●こちらがY32用

こうして、部品が全て揃いましたが、あれから特に異常も感じられないので、「交換は様子を見て…」って事にしました。

この部品流用というやり方、リスク覚悟の自己責任ですので良い子の皆さんはマネしないようにしましょう～（笑）

４月に部品の価格改定で部品代の値上がりが予想されたので、早速、ブレーキを構成するすべての部品の在庫状況などを調べて頂いた後、値上がりする前に発注してみました！

ついでに各部品の在庫数（2019年3月時点）も記載しておきます♪

※…自分が購入した分は除きます。

●まずはマスターシリンダー♪

在庫の方は2019年3月時点で、在庫数30。在庫がなくなり次第製造廃止扱いとのこと。

なお、キャップの色が黄色なのは「対策品」とかではなく、ただ色が変更になっただけなので、当時モンにこだわる人はオリジナルの黒色のキャップは残しておきましょう〜（笑）

●車体についている状態だと赤色の→に示す部分になります。

●マスターシリンダーにつなげるリターンホース&サクションホース&クランプ♪

●ブースターモーター♪

2019年3月時点で、在庫数23。在庫がなくなり次第製造廃止扱いとのこと。

●車体についている状態だと赤色の→に示す部分なのですが、油圧ブースターASSYの真下にある為、覗き込まないとほぼ見えません～。（笑）

●アキュームレーター２ASSY♪

2019年3月時点で、在庫数40。在庫がなくなり次第製造廃止扱いとのこと。

●車体についている状態だと赤色の→に示す部分になります。

●アキュームレーター２につなげる高圧ホース１本とユニオンボルト、取り付け用ブラケット♪

っと、ここまでは順調に注文できたのですが、なんと油圧ブースターASSY（アキュームレーター１）が既に製造廃止とのこと…。。

製造廃止になった部品は、なんともならないので諦めるしかないのですが、諦めの悪い私は（笑）「う～ん、これは困ったぞ…。ムムム～～。。」っと思いつつも、それでもなにか手はないか模索してみる事に…。。

その３に続く♪

さかのぼること、今年の２月頃の話～♪ この時期、こちらでは路面に散布される融雪剤の事もあり、我がシーマ号は「雨上がりの朝（融雪剤が流れる為かあまり見当たらない）で天気が良い日」以外は冬眠しています（笑）

そんな天気の良い日が久しぶりに訪れたので早速、エンジンを始動させようとキーをONにした瞬間「ピーッ」という警告音がなりました（汗）

すぐにその音は止んだのですが、この音はブレーキの配管内の圧力が規定値以下になると鳴る警告音…。

しばらく車を動かしていない場合や故障の前ぶれ？でも音が鳴るようです。

その後、我がシーマ号についてはその警告音はその一度っきりで、その後は鳴らず…っという感じです。

●このY32のブレーキシステム、一般的な負圧式ではなく油圧式です。（グレードによっては負圧式もあります。）

Y32においては「トラブルが多い」とよく言われている部分で、自分もその事は把握していました。

その事もあり、今でもエンジン始動時は「キーをONにしてすぐに鳴り出すブレーキブースターの作動音」が止まってから始動させるようにしてます♪

また、みん友さんのNico 6さんの情報によると、現役当時の初期の頃に実際にトラブルがあったようで改善対策として対策品への部品交換があったようです。

対策が完了した車はその証として赤色の→に示す部分に白いペンキを塗布するという事だったようです。

※なおこの写真は我がシーマ号のモノです♪（笑）

我がシーマ号は平成３年式なので改善対策対象車だったようです♪

●油圧ブレーキ関連の部品代って、かなり高額なので先送りしていたのですが（汗）「一度っきり」とはいえ、やはり一度でも鳴ると年式的な面から見てもかなり不安になりました…（汗）

かな〜〜り悩んだ結果、「壊れた時に製造廃止で部品が手に入らない」という事態にならない為に、ブレーキ関係の構成部品を全て購入する事にしました♪

※なお、ブレーキブースターを構成する主要部品は以下の図に示される、

　・マスターシリンダー

　・ブースターモーター

　・アキュームレーター２ASSY

　・油圧ブースターASSY（アキュームレーター１）

の４つになります。

またアキュームレーター２ASSYのイラストが実際と異なっているのはNico 6さんの情報によると改善対策前の部品図だからだそうです。

こうして「意を決して部品の注文を！」っと気合を入れて（笑）発注をお願いする事に…。。

その２に続く♪