私の乗ってきた歴代スバル車のサイズ感や性能をカタログ値ベースでレビューしてみたいと思います。
ドミンゴ、レガシィB4 Blitzen、インプレッサスポーツワゴン(GG)は除いて、
ここ10年以内に乗っていたものだけにしますね。
この写真は20年前に横浜に住んでいた時に乗っていた私のレガシィB4です。
300馬力目指してECUチューニングしたり、吸排気系いじって遊んでました。懐かしい。
これに乗って、スバルディーラー勤めの友人のGDBと首都高をよく流してました。
ここ最近の10年ではすっかり落ち着いてしまいまして基本ノーマルで、スバル車を5台乗ってきました。
こんな感じです。
GH3インプレッサ (手放したのが大失敗でした。過去最高の車。)
↓
GP7インプレッサスポーツ(エクシーガに乗り換え)
↓
YAMエクシーガ(水没により廃車)
↓
GT7インプレッサスポーツ(フォレスターに乗り換え)
↓
SK5フォレスター(もうすぐ納車)
今思うと、GH3インプレッサは最高の車でしたね。
これを10年乗ればよかったと思っています。
ではサイズ・性能を見ていきたいと思います。
こんな感じでまとめます。
IMP(GH3):インプレッサ GH3型
IMP(GP7):インプレッサスポーツ GP7型
IMP(GT7):インプレッサスポーツ GT7型
EXI(YAM):エクシーガ YAM型
FOR(SK5):フォレスター SK5型
個人的に、一番良いと感じたものは右に
(優勝)と書いていきます。
所有してきたオーナーとして、忖度なく、正直な感想を述べたいです。
●サイズ
IMP(GH3):4410×1740×1470 mm
IMP(GP7):4415×1740×1465 mm
IMP(GT7):4475×1775×1480 mm
EXI(YAM):4740×1775×1660 mm
(優勝)
FOR(SK5):4640×1815×1715 mm
車のサイズがどんどん大きくなっていますね。
どれも適性なサイズだと思っていますが、エクシーガのサイズ感の良さが光ります。
エクシーガは、大きいはずなのに街中でも取り回しに苦労しませんでした。
●ホイールベース
IMP(GH3):2620mm
IMP(GP7):2645mm
IMP(GT7):2670mm
EXI(YAM):2750mm
FOR(SK5):2670mm
(優勝)
エクシーガは7人乗りで、当然長いので比較から除外します。
インプ(GT7)とフォレスターはホイールベースは同じなのですが、
フォレスターは前席も後席もエクシーガ並みに広く、これは良いと思います。
●トレッド
IMP(GH3):1495/1495mm
IMP(GP7):1510/1515mm
IMP(GT7):1540/1545mm
EXI(YAM):1525/1530mm
(優勝)
FOR(SK5):1565/1570mm
これは広ければ安定はするのですが、狭すぎるのも広すぎるのも問題で、
エクシーガがちょうどいいかなと思います。
インプはGP7程度がバランス良かったかなと思います。
●最低地上高
IMP(GH3):155mm
(優勝)
IMP(GP7):145mm
IMP(GT7):130mm
EXI(YAM):150mm
FOR(SK5):220mm
フォレスターはSUVなので比較から除外します。
GH3インプの155mmという実用性の高さは素晴らしい。
しかし、世代を重ねるごとに改悪され、今では130mmに(泣)。
スバルさん、操安を突き詰めたいのはわかりますが、やりすぎです。
次期型はせめてGP7の145mm程度までは回復して欲しいです。
●重量(総重量)
IMP(GH3):1310(1585)kg
IMP(GP7):1350(1625)kg
(優勝)
IMP(GT7):1380(1655)kg
EXI(YAM):1590(1975)kg
FOR(SK5):1570(1845)kg
GH3インプは1.5Lエンジンなので一番軽いのですが、
GP7インプは2Lエンジンでこの重量です。
後はバランスの話で、軽快な走行感があり、とても乗りやすかったGP7が優勝です。
●最小回転半径
IMP(GH3):5.3m
IMP(GP7):5.3m
IMP(GT7):5.3m
(優勝)
EXI(YAM):5.5m
FOR(SK5):5.4m
GT7インプは、GH3やGP7より車体やその他諸々が大型化しているにもかかわらず、最小回転半径は同じにキープしています。
よく頑張ったと思います。
●カタログ燃費
IMP(GH3):15.6km(10・15)
IMP(GP7):15.8km(JC08)
IMP(GT7):16.8km(JC08)
EXI(YAM):13.2km(JC08)
FOR(SK5):16.5km(JC08), 13.6km(WLTC)
優勝ありません、全部失格ですね(汗)。
街乗り燃費はどれも7〜10km程度です。
フルタイムAWDだからこの燃費でも許せるだけで、水平対向エンジンはガソリンは大食いです。
ただ、これらの車種は全部レギュラーガソリン仕様ですのでそこだけは経済的です。
●燃料タンク容量
IMP(GH3):60L
(優勝)
IMP(GP7):55L
IMP(GT7):50L
EXI(YAM):65L
FOR(SK5):63L
GH3インプのこの優秀さよ。あの車体で60Lも入ります。
そしてなぜにインプは世代を重ねるごとに改悪するのか(悲)。
どの車種も基本、燃費が悪いので、タンク容量は多いほどありがたいです。
ロングツーリングでは、けっこう気になるんですよね。
●エンジン排気量
IMP(GH3):1498cc(EL15 NA)
IMP(GP7):1995cc(FB20 NA)
IMP(GT7):1995cc(FB20 直噴NA)
EXI(YAM):2498cc(FB25 NA)
FOR(SK5):1795cc(CB18 直噴ターボ)
これは優越を決めるポイントではないので、優勝者なし。
しいて言えば、走行フィーリングが良いエンジンはGP7の直噴でないNAエンジンです。
私の妻も、GT7よりGP7の方が良かったと言ってました。
ポート噴射型のエンジンの方が、直噴型に比べて雑味がなかったですね。
●出力・トルク
IMP(GH3):110ps/6400rpm, 144N・m/3200rpm
IMP(GP7):150ps/6200prm, 196N・m/4200rpm
IMP(GT7):154ps/6000rpm, 196N・m/4000rpm
EXI(YAM):173ps/5600rpm, 235N・m/4100rpm
FOR(SK5):177ps/5200rpm, 300N・m/1600rpm
(優勝)
ここに魅力を感じて乗り換えるわけですので、フォレスターが優勝です。
レギュラーガソリンでこの性能は魅力的です。
比較は以上になります。
フォレスターはレガシィ以来のターボエンジンなので、楽しみです。
この車の280馬力EJ20ツインターボは、すごいエンジンでした。
フル加速すると一気に視界が狭くなりシートに背中が押し付けられる感触です。
今回のフォレスターはそれに比べると爆発的な加速力はありませんが、私には十分な性能です。
過去乗ったスバルの車はどれも良い車でした。
その中でも、やっぱりGH3インプレッサが一番良かったかなと思います。
フォレスターは果たしてそれを超えられるかどうか、期待しています。