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レンジローバーという生き方 - レンジローバー

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レンジローバーという生き方

おすすめ度: 4

満足している点
クラシックレンジで感じた「心豊かな移動時間」が、この4thにもしっかり受け継がれています。静かにアクセルを踏むと、一拍置いて澱みなく溢れるパワーが厳かに車体を前へ押し出す、あの独特の感覚。ステアリングをはじめ、操作系から感じる印象はシャープではなく、ゆるやか。オンロードでは好き嫌いが分かれそうですが、これはオフロードを走ると腑に落ちます。このゆるさが、オフロードでは懐の深さに変わります。
不満な点
ダイヤル式のセレクターだけはダメです。まるで電子レンジで「あたため」か「解凍」かを選んでる気分になります。左右に回すというのも、人間工学的に誤操作の原因にもなるかと。

やはり前に進む、後ろに進むという選択は前後に動くシフトレバーであるべきだと思います。エリザベス女王が使いづらいと言ったか定かではありませんが、後にこのダイヤル式は廃止されましたね。


総評
ランドローバーはどこへでも行けそうな気持ちにさせてくれるクルマです。その上で、レンジローバーは運転を通じて自分の生き方を客観視することができ、「このクルマに相応しい運転をしよう」「このクルマに相応しい人間になろう」という気持ちになる、実に魅力的なクルマだと思います。
デザイン
5
正直、4thデビュー当時はギラギラしてあまり好きではなかったです。ようやく脂が抜けて肩肘張らない、控えめな印象になったと感じています(街行くクルマがギラギラ&オラオラ系になったせいかも?)。

改めて思うのは、無駄な線が一切なく成熟したデザインであること。下手にクロームで飾り立てるようなこともせず、洗練された佇まいが気に入っています。
走行性能
4
5ℓV8スーパーチャージドエンジンは、回せばなかなか速いですが、ゆったり走るほうが心地よいです。先にも書きましたが、全体的にゆるやかな味付けなので、スポーティに走りたいならレンスポが良いかもしれません。

当たり前ですが、同じ510馬力のステルヴィオ・クアドリとは正反対の味付けで、その違いを楽しんでいます。
乗り心地
5
例えるなら、外界の喧騒とは無縁の上品なリビングで寛ぎながら、流れる景色を愉しむことができます。ただし、22インチホイールは路面状況によっては不快な突き上げを許すことも。20インチくらいで少し厚めのタイヤを履いた方が良いかと。
積載性
3
薪スト含め荷物が嵩張る冬キャンプに行って分かったのは「意外と積めない」こと。まず、室内の天地が圧倒的に狭い。そしてリアウィンドウの傾斜。昔乗っていたディスカバリー3と比べるのも酷ですが、積載性という面ではイマイチかなと。

あと余談ですが、汚れたら困りそうな内装なのでキャンプ道具を積み下ろしする時は気を遣います笑
燃費
3
5ℓV8スーチャは極悪燃費と覚悟していましたが、都内街乗り平均5.5km/ℓ、高速10km/ℓと、意外と健闘している⁈ いや自分が麻痺している⁈
価格
3
4thはもうピンキリです。乗りっぱなし多走行の個体はお手頃価格ですが、かなりリスクが高いかと。価格よりも大切なのは、どの店で買うかだと思います。最低でも専門店もしくは知見のある店、そして専門店の中にもピンキリあるのでよく調べてから購入した方が良いです。
故障経験
最近、左ドアミラーのミラー調整が怪しいです笑 とにかく電気仕掛けの多いクルマなので、これからどんな不具合が出るのか楽しみにしています。

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