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電気を使って車中泊やキャンプをもっと快適に
2022年3月11日

私達の生活のなかには電気が大きく入り込んでいます。普通に生活している人の照明はほとんど電気ですし、空調にも電気を使っている人が多いことでしょう。また、オール電化を採用している人は、調理に関しての熱源もすべて電気です。ここまで生活に電気が入り込んでいると、アウトドアでも電気を利用したくなるのは当たり前のこと。今回は、車中泊やキャンプでの電気の獲得方法について書いていきます。
キャンプでも電気利用が増えてきた
その昔、キャンプがまだ野営などとも呼ばれていた時代は、テントを張って落ちた枝などを拾い薪として使用するのが当たり前でした。
キャンプの入門書には、カマドの作り方、薪への点火方法などが書かれていました。
時代が進むと、キャンプで使うエネルギーはホワイトガソリンや灯油、ガスに変わっていきます。調理も照明もこうした化石燃料を使うようになってきます。
そして、さらに時代が進むと電気を使うようになります。キャンプ場での照明も電気ランタンが主流になってきていますし、ホットプレートを使っている風景もよく見るようになりました。
キャンプ場で電気を使うためにはいくつかの方法があります。
ひとつはキャンプ場の電源を使う方法です。一部のキャンプ場には電源サイトと呼ばれるスペースがあり、100V電源を使うことができます。
電源サイトにはキャンピングカー専用サイトとテント可のサイト、キャンピングカー不可のサイトがありますので、予約をする際にはきちんと確認しましょう。
また、そのサイトで何Wまで電力が使えるか? も大切な部分です。容量以上の電力を使うとブレーカーが落ちるといったトラブルとなります。
もうひとつが、ハイブリッドやPHV、EVの走行用バッテリーから電気を取り出して使う方法です。
走行用バッテリーを搭載しているクルマならば、エンジンを始動せずに電気を取り出せます。多くのキャンプ場ではアイドリングはもちろん、エンジン式発電機は禁止されています。
そしてもうひとつの方法がポータブル電源の利用です。
ポータブル電源は100V出力ができるモバイルバッテリーの大きなものと考えればいい

ポータブル電源というのはあらかじめ充電しておいて、その電気を使えるタイプの電源です。
スマホのバッテリー上がりのときに使うモバイルバッテリーの大型みたいなものですが、大きく異なるのは交流100Vの出力ができることにあります。
ポータブル電源には性能を示すいくつかの表示がありますので、それらに気をつけて購入する必要があります。ひとつの性能だけで購入すると、使いたかった機器が使えないことがあります。
容量だけでは選べない
ポータブル電源を選ぶ際にもっとも気にするのは容量だと思います。
容量が大きいほうが、機器を長い時間使えることになるので大きな容量のものを選びたくなるのは当たり前です。しかし、容量を大きくすると機器のサイズや重さも増し、価格も高くなるものです。
つぎに大切なのが出力です。基本的に大きな容量のものは出力も大きくなりますが、自分が使おうとしている機器が必要な出力が得られるかどうかが大切です。
たとえば電気毛布の消費電力は40W程度が平均的で最大でも100W程度です。ところがホットプレートとなると1000~1500Wくらいの消費電力となり、桁違いの出力が必要なことがわかります。
当たり前の話ですが、大きな容量のポータブル電源でも、出力の大きな機器を使えばポータブル電源内の電気は早くなくなります。
また、電気機器は起動する瞬間だけ大きな電力が必要なこともあるので、ポータブル電源の定格出力が大きくても、最大出力が大きくないと機器が起動できないこともありますし、過度に電流が流れてポータブル電源の保護回路が働き電気が遮断されることもあります。
ポータブル電源は電池に電気をためて交流100Vを出力しています。つまり直流を交流に変換しているのですが、この変換がどれくらい正確に行われているか? も大切な性能です。
もっともいい品質の波形は「正弦波」と言われているものです。じつはこの正弦波が出力されていないと、簡単な機器である電気毛布も正確に動きません。
矩形波や修正波という波形で出力するタイプでも、使える機器もありますが、できれば正弦波を出力するタイプを選んだほうが使える機器に幅が出ます。
また、どのように充電できるか? も重要です。アクセサリーソケットからの充電が可能なのか? 家庭用100V電源で充電できるか? 車内に100Vコンセントがある場合は、その100V電源で充電できるのか? なども重要です。
そしてもっとも重要なのが安全性です。バッテリーは大きくなれば大きくなるほど、蓄えられるエネルギーが大きくなるので、安全性は重要になります。
スマホ用のモバイルバッテリーでも発火すれば大事故につながる可能性がありますので、二重三重の安全策が取られている製品を選ぶべきでしょう。
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