【ネットの方が安い?】ネットでタイヤを安く購入する方法とは?

2019年12月24日

タイヤネット購入

インターネットの普及によって情報は勿論、ほとんどのものがインターネット経由で購入可能となりました。この記事を読んでいる多くの方々もインターネット経由で読んでいるのではないでしょか。そうした中で、クルマの消耗品の代表的存在であるタイヤもネット販売で購入することができます。今回はタイヤをネットで購入することについて掘り下げていきます。

タイヤは商品としてはネット販売に適している?

タイヤ

たとえば服や靴の場合、いつも身に付けているものならまだしも、ちょっとでも違うものならサイズを確認してから買いたいと思う心理があるはずです。もちろん、きちんとサイズを測っていれば、それなりにフィットするでしょうが、まったく身に付けたことがないものを買うのはちょっとした勇気とドキドキ感があるでしょう。

しかしタイヤはサイズがしっかりと決まっています。今装着されているタイヤと同じサイズのタイヤならば、そのサイズを買えば間違いなく取り付けられます。そういう意味ではタイヤはネット販売に適したタイプの商品なのですが、実は落とし穴もあり注意が必要です。

タイヤの規格はサイズだけではない

例えば、185/65R15 88Sというサイズのタイヤがあります。この場合、厳密に言うと185/65R15がサイズです。88の部分は荷重指数でそのタイヤがどの程度の荷重に耐えられるかを示しています。重量ではなく荷重です。ブレーキをかけたときには前荷重となりますから、そうした状況でも耐えられる数値が求められます、Sの部分は速度記号といって、何km/hまで出して大丈夫か?という記号です。ですので、サイズだけで買ってしまうと、いろいろな意味で耐えられないこともあるのです。また、商用車の場合は商用車用のタイヤ(LTタイヤなど)を装着しないと車検に通らない場合がありますので注意が必要です。純正では乗用車用タイヤが選ばれていても、車検場では認められないというようなことも起きているという情報もあります。

通販メリットはあるのか?

DIYを行っている人でもタイヤの組み替えを自分で行う人は少ないでしょう。また、タイヤは組み替え後にバランス取り作業を行う必要があり、それも自分で行うのは難しいものです。つまり、購入後に組み替え&バランス取りはタイヤショップなどに持ち込んでやってもらう必要があります。多くのショップで快く作業をしてもらえますが、その店での購入時の作業料金と、持ち込み時の作業料金には差があることが多いのも事実です。

しかし、最近はよくできたもので、ネットでタイヤを注文すると同時に近くのショップを選んで作業予約をするということも出来るようになってきています。こうなってくると意外とネットで買うのもメリットがあります。ショップで買って装着して古いタイヤを処理してもらうのと、ネットで買ってショップで装着して古いタイヤを処理してもらうのと、調べて安い方を選べばメリットはあるということになります。

しかし、安いだけでいいか?はちょっと気になるところです。数多くのタイヤ交換を経験しているタイヤショップと、そうでない店とではそれなりに差が出てくることでしょう。タイヤはクルマと路面がコンタクトする唯一のポイントです。タイヤの性能でクルマの性能は決まると言っても過言ではありません。何百円、数千円の差なら、経験豊富なショップを選ぶことをおすすめします。


(諸星陽一)

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