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スタッドレスタイヤだけじゃない、愛車の冬支度とは?
2020年10月27日

気がつけば冬がそこまでやってきている印象です。みなさんの愛車は冬支度が済んでいますか? 実は「スタッドレスタイヤを手配しているので大丈夫」というだけでは十分とは言えません。本格的冬の到来を前にもう一度、クルマの冬支度についておさらいしておきましょう。
スタッドレスタイヤは早めに手配しておくのが基本
スタッドレスタイヤを買った年の冬に雪が降らないと、「買わなければよかった。損した!」と思う人は意外と多いものです。しかし、これは保険のようなもの。降雪予報が出たり、雪が降ったりすると、途端にスタッドレスタイヤが売り切れるのはよくある話です。スタッドレスタイヤの手配は秋のうち、雪の気配がない時期にしておきましょう。装着は冬になってからでも構いませんが、用意だけは秋のうちに済ませておくことが大切です。
冬になると一気に性能ダウンするのがバッテリーです。バッテリーが弱るとエンジンが始動できなくなるのは当たり前として、しばしば勘違いされるのが、ハイブリッド車(EV走行ができるもの)やEVの場合、駆動用バッテリーが十分に充電されていても、12Vバッテリーは上がることがあるというものです。これらのクルマは起動時にセルモーターを使う必要がないので、12Vバッテリーが弱っていても走行できそうですが、システムの起動には12Vバッテリーが必要なので、弱っていると起動ができず、走り出せないので注意が必要です。
バッテリーのチェックは比重計が正確

バッテリーの状態をチェックする際、もっとも確実で簡単な方法は、バッテリー液の比重をチェックすることです。充電前に比重をチェック、充電を行ってふたたび比重チェックします。このとき比重が上がらない場合はバッテリーが寿命に来ています。バッテリーチェッカーという機械でもチェックはできますが、信頼性はあまり高くないと言われています。つまりバッテリーがまだ使えるかどうか? は充電してみないとわからないものなのです。もちろん、バッテリー内の電極がボロボロになっていたり、見た目で明らかにダメな場合は交換してしまったほうが無難です。
比重計は1000円弱~、充電器は5000円程度から購入できます。充電器は充電できるバッテリーの種類(密閉型は不可など)と充電可能容量を確認してから購入しましょう。自分で行うのが不安な方はディーラーや整備工場での点検がおすすめですが、バッテリーチェッカーではなく比重チェックをしてくれるところがおすすめです。費用はまちまちですが1000円~3000円程度(ほかの整備と組み合わせると割引されることも多い)といったあたりでしょう。密閉型バッテリーは比重のチェックができないので、充電時の電気の流れ方などを見てチェックします。
液体関係のチェック。中古車や格安車検は注意が必要
クルマの冬支度で大切なのは液体関係のチェックです。ほとんどのクルマはLLC(冷却水)とウインドウウォッシャー液が搭載されています。ウィンドウォッシャー液は青、LLC水は一般タイプが赤か緑、高性能タイプがピンクか青に着色されています。これが透明や極端に色が薄い場合は、水で薄められている可能性があります。ふだんから使っているクルマで、自分が水を入れた記憶が無ければまず心配ありませんが、中古車の場合は心配で、真冬に凍ってしまう可能性があります。とくにLLCはエンジンなどの内部で凍結するとシステムを破壊する可能性もあります。
ウインドウウォッシャー液はちょっと注意が必要です。ガソリンスタンドなどで無料で用意されているウォッシャー液は薄かったり、じつは水だったりすることがあります。プラスチックのジョッキに入ってポンプの横に置いてあったりしますが、見た目は水色がついてるもののジョッキに色移りしているだけで、中身は水なんて状態を見かけます。
自分のクルマのウォッシャーが薄いときは、じゃんじゃん使って原液を足せばいいでしょう。ただ、あまり長時間ウインドウウォッシャーを作動させるとポンプのモーターに負担をかけるので、10秒動かし10秒休むというようなリズムで作動させます。ワイパーでウインドウを拭う必要はないので、ワイパーは立てておくことをおすすめします。
LLCが減っている場合は同じ色のものを継ぎ足します。違う色を継ぎ足しても故障はしませんが、濁りが発生してしまい、クルマのトラブルでLLCが濁っているのか? LLCの寿命がきてLLCが濁っているのか? などの判別がつかなくなります。一般的には車検ごと(高性能タイプは車検2回に1度)に交換されていることが多いのですが、格安車検を使った場合や中古車はLLCの濃度が薄いこともあります。ある程度抜いて、原液を足せば濃度を高められますが、不安なときは交換してしまったほうがいいでしょう。料金は3000円~1万円程度です。DIYも可能ですが抜いたLLCは下水に捨てられないので、ディーラーや整備工場などに任せたほうがいいでしょう。
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