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ヘッドライトの黄ばみは取れる? 人気のクリーナーも紹介
2021年4月21日

クルマを長い時間使っているとさまざまな部分がくたびれてきます。クルマの “目”となるヘッドライトのレンズも黄ばんだり、白く曇ったりする傾向があり、そうなってしまうとクルマがかなり古くなった印象を受けます。黄ばみや曇りの原因や黄ばみや曇りを除去するアイテムなど、ヘッドライトレンズのメンテナンスを考えます。
レンズはなぜ黄ばんだり 曇ったりするのか?
ヘッドライトレンズの曇りはレンズの内側と外側で別の原因で起きます。レンズの内側の曇りは、ヘッドランプユニットの内部に水分が入り込んで、それがヘッドライトの熱で蒸発して起きることが多くなっています。水分が入る理由は、バルブがきちんと取り付けられていない、ダストブーツなどが緩んでいる、コーキングが弱いなどさまざまな理由があります。

一方、外側が曇るのは、太陽光の紫外線でレンズが侵されることがもっとも大きな理由です。まれに溶剤などが付着することで曇ることもあります。内側の曇りはレンズがガラスでも樹脂でも起きますが、外側の曇りはレンズが樹脂の場合のみに起きます。ガラスは紫外線に侵されることはありません。
黄ばみについても紫外線が大きな原因です。クルマのデザインが多様化していくなかで、ヘッドライトのデザインを重視し、複雑な成型や加工が可能なポリカーボネート樹脂を使うようになったのが、ヘッドライトが黄ばむようになった最大の要因です。逆に、ヒストリックカーなど古いクルマのガラス製レンズは製造からかなりの年月が経っても黄ばみません。
ヘッドランプクリーナーは研磨剤入りと研磨剤なしのタイプがある
黄ばんだり、曇ったりしたヘッドライトレンズは復活させることが可能です。 というのは、黄ばみや曇りはレンズの表面を中心に起きる現象だからです。この黄ばんだり曇ったりしている表面部分を除去してしまえば、クリアなレンズとなるわけです。黄ばんだり曇ったりした部分を除去するには、研磨して除去する(物理的手法)、ポリカーボネートを溶かして除去する(化学的手法)、物理的手法と化学的手法の併用の3種類が一般的なアプローチです。物理的手法は、耐水ペーパーで磨いたあとにコンパウンドで仕上げる、ピカールなどの研磨剤を使うなどが一般的ですが、どこまで磨くか? という部分の勘どころもなかなか難しく、また手間も掛かるためアマチュアにはあまり好まれていません。
人気のヘッドライト磨き剤をYahoo!ショッピングで調べてみました。「ヘッドライトキレイ.com」というケミカルは研磨剤が入っていないタイプの製品です。価格は1500円以下と手軽です。ウェットティッシュタイプのヘッドランプクリーナーで、パッケージ内には黄ばみ&曇り落とし用が2枚、コーティング用が1枚入っています。黄ばみ&曇り落とし用でクリーニングして、その後にコーティングするというタイプです。
洗車用品やケミカル系で有名なソフト99から発売されている「ライトワン」は、2液式のヘッドライトレンズクリーナー&コーティング剤。最初に使うベースクリーナーは研磨剤入りのもので、このベースクリーナーで基本的な汚れ落としを行ったあとで、光沢を出しつつ表面コーティングを行うハードトップコートを塗ることで仕上げるタイプ。専用スポンジやクロスも同梱され、マスキング以外はすべて揃っています。価格も1000円強とリーズナブルです。
自動車メーカー系から純正用品として発売されているものもあります。「ホンダ純正ヘッドライトリペアコートキット ヘッドライトクリーナー」は、ホンダアクセスから発売されている純正用品です。この製品は完全なる研磨系で、3種の異なるペーパーでヘッドライトレンズ表面の汚れや変質した部分を落として、そのうえでコーティングするもの。ヘッドライトまわりのマスキング(養生)に必要な用品以外は、すべてセット内に収納されています。価格は3000円弱しますが、メーカー純正品ならではの安心感があります。
磨いたレンズを長持ちさせるためにはコーティングが必要
そもそもヘッドライトレンズに使われているポリカーボネートは紫外線の影響を受けやすい素材で、ヘッドライトレンズの表面には保護層となるコーティングが施されています。クルマを使っているうちにこのコーティングが冒されて、だんだんと黄ばんだり、曇ったりしてくるわけです。それを溶剤で溶かしたり、研磨剤で磨いたりして除去するのですから、レンズはクリアにはなりますがコーティングがない状態になります。
そこで黄ばみや曇りを取ったあとはコーティングを施さなければなりません(製品によってコーティングの推奨頻度は違うようです)。一般的にコーティングは硬化するのに24時間程度が必要だと言われていますので、24時間は風雨にさらされないようにしないとなりません。屋内保管できるクルマの場合はヘッドライト装着状態で作業できますが、屋外保管の場合はヘッドライトを取り外して作業したほうがいいでしょう。その際、バルブ類はヘッドライトユニットに付けたままにして、内部に水分(空気中の水蒸気も含む)などが入り込まないように注意しましょう。
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