色の意味とは?ひらがなの意味とは?ますます複雑になる自動車のナンバープレートについて

2019年7月24日

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ラグビーワールドカップや東京オリンピックの記念ナンバープレートや、ご当地図柄のナンバーなど、混沌とも言うべき現在の日本のナンバープレート。ナンバープレートには記載された数字や文字にはさまざまな情報が隠されています。今回は、そうしたナンバープレートの秘密を解き明かしていきます。

番号や数字、色だけでなくサイズも異なる

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一般的ナンバープレートのサイズは3種類があります。最も小さいのは昔の軽自動車などに使われていた小型標板と言われるもので、左右が23cm・上下12.5cmのものです。自家用乗用車などに使われるものは左右が33cm・上下が16.5cmの中型標板、大型貨物などに使われるもので左右が44cm、上下が22cmとなります。それぞれクルマの大きさに比例するので装着されているとあまり大きさの差を感じませんが、運輸支局などで外された大型標板を見かけるとかなり大きくビックリします。

また特殊なナンバープレートも存在します。外交団・領事団用や代表部用のものや防衛省、つまり自衛隊で使われている車両に装着されるナンバーは通常のナンバープレートよりも横長のデザインのものが採用されています。

基本的な色の使い方とイレギュラーな使われ方

登録車の場合、自家用車は白ベースに緑色の文字のナンバープレート、営業用の場合は緑ベースに白文字のナンバープレートが使われます。営業許可を受けてない闇営業のタクシーを“白タク”と呼ぶのはこの色の使い分けに由来しています。軽自動車の場合は黄色ベースに黒文字が自家用、黒ベースに黄色文字が営業用となっています。軽自動車もかつては白ベースだったのですが、軽自動車のサイズが大きくなってきたことに対応して、高速道路の料金所などで判明しやすいようにという事で、色付きになったと言われています。しかし、現在はラグビーワールドカップや東京オリンピックの記念ナンバープレートが存在、それらは白ベースとなっています。

文字が表すさまざまな情報

品川、練馬、世田谷、杉並などの漢字の部分はそのクルマの使用の本拠の位置の住所で決まります。使用の本拠の位置は車庫証明に記載されている住所で決まります。その横に示される3桁の数字はどんな用途の自動車なのかを表すもので、分類番号と呼ばれます。かつては1桁だったのですが、やがて2桁になり、現在は3桁になりました。さらに足りなくなったのでアルファベットまでが使われるようになってきています。5は小型乗用車、3は普通乗用車、4は小型貨物車、1は普通貨物車といった決まりがあります。

ひらがなの部分は自家用、レンタカー用、事業用、駐留軍人・軍属の私有車両などとなっています。駐留軍人・軍属の私有車両は「E」、「H」、「K」、「M」、「T」、「Y」のアルファベットと平仮名の「よ」が割り当てられています。

4桁の数字は「・・-・1」から「99-99」までの9999種が用意されます。「0」で始まるナンバーは存在しません。この4桁の番号については希望ナンバー制が採用されていて、抽選対象希望番号でなければ申し込むだけでその番号が割り振られます。抽選対象希望番号は地域によって異なり、神戸ナンバーでは41種、横浜ナンバーでは38種が抽選対象ですが、地域によっては15種程度しか抽選対象になっていない所も存在します。


(諸星陽一)

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