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カクシカおじさん(プレミオおじさん)の"カクシカくん" [ダイハツ ムーヴコンテカスタム]

パーツレビュー

2017年7月4日

ダイハツ(純正)  13インチ ベンチレーテッドディスク 43512-B2111  

評価:
5
ダイハツ(純正) 13インチ ベンチレーテッドディスク 43512-B2111

ここからは今回の車検整備で最も費用が掛かり、なおかつ最も大きく変わったフロントブレーキ周りを取り上げていきます。

2年に一度(新車なら3年目)の車検では、基本的に冷却水LLC交換とブレーキフルード交換は当然のごとくおこないますが、今回7年目の車検を迎えるにあたって、ちょうどブレーキパットが交換寸前になったのと、キャリパーのブーツが破れていて交換が必要になったので、あえてオーバーホールの道を選ばず、費用はかさむけれど新品キャリパーへ交換することにしました。




コンテの前期車ではターボのRSの4WD車だけが、標準で13インチのベンチレーテッドディスクが搭載されていましたが、ターボの2WD車はパーツリスト上はオプション設定なるも、実際は新車購入時のメーカーオプションでも選択はできず、12インチのソリッドディスクが搭載されていました。

過去にはミラカスタムRSで、13インチ径のベンチレーテッドディスクで形式認可を申請したものの、実際には12インチのソリッドディスクを搭載して販売したため、当然ですが虚偽申請ということで国から大目玉を食らい、一時期ミラカスタムRSが製造中止になったという事件もありましたね(下記 関連情報URL)。


まあ今まで20万km以上走行してきて、この小さな12インチのソリッドディスクでも、私の場合は不具合は無かったのですが、一人乗車が多くて車重が軽いということもあったのでしょう。私はサーキットもすることもありませんし、峠を攻めることもこれ一切ありませんが、箱根付近の国道1号線の長い下り坂が続く下り線には、ブレーキが効かなくなった車のために、砂地の待避所が何か所も設けられているのを見るにつけ、純正部品流用だが、やはりベンチレーティド化しておくほうが安心だと思い、今更ながら変更しましたが、交換費用がかなり高くつきました。




そして今回パットとディスクが11万kmの走行にて摩耗し、ちょうど2回目の交換時期になったのと、ちょうどうまい具合に車検でブレーキフルード液も交換することもあって、ブレーキホースやボルト・ナットに至るまですべてを一新することに。そこでより信頼度の高い、後期コンテから標準装着になりました、13インチのベンチレーテッドディスク化を車検に合わせて行いました。

7年目のここですべてを一新しておくと、あと6年は大きな整備なしに乗れそうなので、ということもありますね。それと今回から装着前に、ディスク内部の風洞部分とハブに接する部分などに、ラストオリウム社の透明の耐熱塗料による腐食対策もおこなっています。今までは何もしてこなかったので、融雪剤により特にディスクの内側が腐食でボロボロになるので、今回は対策をしましたが今後効果のほどを見極めます。


なお、12インチのソリッドディスクは小ぶりなので、キャリパーを車体から取り外さなくても、ディスクとパットが交換出来るメリットがありましたが、13インチのディスクだとディスク自体の交換をするには、キャリパー本体をステアリングナックルから取り外す必要がありますね。

これはかなり面倒ですが、私はディスクとパットはいつもセットで交換してきましたので、今回キャリパーをナックルへの固定するボルトも新品交換し、さらにスレッドコンパウンドも塗って固着防止にも努めました。




なおダイハツの13インチのベンチレーテッドディスクには3つの品番? が存在するようですが、問い合わせても違いが分からず、今回はパーツリストにはオプション扱いとなっている掲載品番のディスクをチョイスしたことを申し添えておきます。

なお今回の作業ですが、自動車整備工場にてすべてやってもらいましたが、ベンチレーテッドディスクに転換される方は、くれぐれも自己責任にてお願いいたします。


関連情報URL:http://keijidousya.com/blog-entry-287.html

  • 11万km使った2回目のソリッドディスク(左)と、新品の13インチベンチレーティドディスク
  • 12インチディスク(上側)と、13インチディスク(下側)を重ねてみました。かなり大きさが違いますね。
  • 今度は13インチディスクの表裏を撮影。左側が裏面、右側が表面です。もちろん錆びてなくてピカピカ。
  • このディスクは2枚目で、約10万km弱の走行/毎で、ディスクもパットも同時交換しておりました。
  • 山積みになっている純正部品類。13インチ化しようと思うと、これだけの部品が必要になってきます。
  • 今までのダストカバーは12インチの小型ディスク対応のため、13インチ用に取り換え。
  • ターボ2WD車はオプション扱いだった13インチディスクブレーキ一式を、車検に合わせて転換。
  • ホイールだけは大径15インチでも、12インチディスクでは見た目にもみすぼらしすぎますね。
  • 13インチディスクに転換後、ブレーキは良く効くようになったが、ブレーキダストが激しく出るように。
購入価格7,200 円
入手ルート ※(1個当たりの単価 / 税抜き価格,工賃は別)
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