
昨日から関西万博が始まりました。
いろいろ問題もありますが私は行くことはないでしょう。
そんな関西万博に関して、みん友さんから教えて頂いた超高額な駅そばの話。
その価格はなんと一杯3,850円!!
駅そばの値段ではないですよコレ。
確かに北海道で花咲ガニの入った駅そば(カニちらしそば)がありますが、それでも価格は1,620円です。
まだ、こういうのは許せる気がします。
兵庫県姫路市の名物「えきそば」が、今春開幕する大阪・関西万博の会場でグレードアップする。地元の老舗会社が「究極のえきそば」として売り出す。
この3,980円の駅そばを販売するのは、駅そばや駅弁を提供している「まねき食品」さん。そう姫路駅で有名な中華麺を使った駅そば屋です。
この高価格な駅そばは、同店りの天ぷら駅そばをベースに具を豪華にしたもの。駅で出しているスープをベースにしてホタテやハマグリのエキスを加え、神戸牛の肩ロースをトッピング、麺は姫路駅でも使われている中華麺の生麺を使用しています。
器にもこだわり石川県輪島市の輪島塗の名門「田谷漆器店」が制作中の漆器を使っています。能登輪島の被災地域に配慮したのかも知れませんね。
それは良いとして・・・ここ数年の日本国内の経済状況を考えると、私は常識を逸しているとしか思えません。
円安の影響による物価上昇が収入に対して追いつかない中で、そんな高額な駅そばが必要なのだろうか。万博特需とはいえ1,000円のサンドイッチを含めてどうなのかと。
インバウンド対象に外国人だけを見て価格設定しているとしか思えません。
これでは国民の多くに行って欲しいとは言えないのではないのかな。
結果的には裕福層とインバウンドだけを狙った万博で終わる気がする。
大阪知事の、
「値段が高くなることもあるんですけど、ここでしか食べれないものを体験してもらえたらなと思います」
いゃあ、庶民は高い交通費と入場料を払ってまで、そんな高価なグルメを食べないでしょう。
「会場には弁当などの持ち込みが可能ですので。弁当とかを持ち込んでいただいて、ご家族で芝生に座って食べてもらうこともできる。いろんな楽しみ方をしてもらえたらと思います」
結局、そうやって節約して来てください、庶民の皆様は手弁当でなんて言われ方だしね。
そんな中でも未だに一杯390円で食べられる駅そばもあるのに。
長野駅前の「ナカジマ会館」は、JR長野駅で25年も駅そばを提供した名店。
駅舎の建て替えで駅コンコースに移設しましたが、安さが魅力の駅そば屋さんです。
名店の駅そばとよく比較されますがコスパを考えれば納得の味。
390円で天ぷらそばが食べられるのですから。
八幡屋礒五郎の七味唐辛子を振りかけて食べると、もう最高です。
インバウンドだからと、日本はへんてこな庶民の味が誤解されるのも困るので、せめて駅で提供しないのなら正直、「駅そば」の名前を変えて欲しい。
駅そばマニアの独り言でした。
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Posted at
2025/04/14 22:40:56