LSTしもきた、釧路に寄港

年に一度来るかどうかで、
何度か見逃していた
おおすみ型輸送艦の２番艦
「しもきた」が、釧路に来ました。

因みに、LSTとは、
landing ship tankの略で、
意味は「戦車揚陸艦」らしいです。

積載量は、完全武装した陸上自衛隊員
330名と90式戦車10輌又は
74式戦車12輌となっています。

おおすみ型輸送艦ができるまで、自衛隊には「逆上陸作戦」を行う海上輸送能力が
無かったので、「もし北海道なり沖縄なりが占領された場合、奪還するのは
ほぼ不可能だった」と、ものの本で読みました。ちょっと前の国会だったら
「他国への脅威ぽい装備は何でも配備不能」がパターンでしたからね。

（だからと言って、竹島に使うのは反対です。自衛隊員の命が勿体無さ過ぎますから。）

ちなみに、１番艦「おおすみ」、２番艦「くにさき」は、東日本大震災で救援物資の
輸送のみならず、簡易入浴施設（ボランティアに行った知り合いが利用しました）、
病院としても使われており、道路が復旧していない地域には搭載している
ホバークラフトでの輸送も行ったと聞いています。

地震が来る前から、海自では地震の際にもLSTを使う事を想定して、
釧路周辺の海岸で救難訓練を行っていたところ、某市議会議員が
「あんなの役に立たん」と反対デモをしていたとゆう恥ずかしい話があります。

実地で訓練なり試験してみないと、問題点の洗い出しもできないと思いますが・・・。

話は変わりますが、ラリー北海道のパーソナルスポンサー用パスが今日届きました。
なお、まだ宿は予約していません（まだキャンプできる季節だしなー。）