
インドが、救難飛行艇US-2を買いたがっているそうで、
「救難機=ヘリコプター」の現代においても、飛行艇の
需要は(ちょっとは)あるんだな~と感心したり。
ヘリコプターだと速度と航続距離が不足なのかな?
※ 先代(US-1/PS-1)も問い合わせはあったんだけど、
当時は「武器輸出三原則」で全部ポシャったと記憶しています。
しかし、US-2の外観が前身のUS-1/PS-1から
あんまり変わっていないように見えるのは、
開発費の都合なのか?それとも、空力的な部分が
既に完成されていて改良しようが無かったのか?
気になる部分です。それ以前に二式大艇・・・
いや、何でもないですw
(本当のところはUS-1/PS-1がマイナーチェンジしたUS-1A・・・を改良したから、なんですけどね。)
個人的には、以前の「対潜水艦作戦機PS-1と同系機だから売っちゃ駄目」って
理屈も何だかなーって思っていたので、良いんじゃないの?て見ています。
「武装すれば使える」って理屈なら、軽飛行機だってアウトですけどね。
(軽飛行機に武装云々が気になる人は、カール・グスタフ・フォン・ローゼンを調べてみてください。)
↑この機体はPS-1だと思いますが、識別方法を忘れたので自信はないです。
で、話は海に変わって
「日本からベトナムに、ODAで巡視船を供与」というュース。
最初は「南シナ海付近の海賊なら、自動小銃で武装していて当たり前だから」という話かと
思っていたんですが、どうやら、隣の国の「重武装した警察官」がかなりの脅威みたいです。
「
日本の海上幕僚長とベトナムの国防相が会談」というのも、これに関係あるはず。
日本にとって、南シナ海は中東からの海上輸送路として重要なところなので、
相手が海賊だろうが警察官だろうが、この地域が安定するように配慮するのは
当然といえば当然ですね(日本が自前で艦隊を派遣するより、ずっと平和的でしょう。)

長くなってしまったので、最初書く予定でいた「諸国間の相互の経済関係拡大が
相互理解と平和を推進するという前提は、歴史的に証明された事実ではない」
という話は、また今度にします。
今度と言うか、気が向いたら・・・ですね。
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飛行機 | 日記
Posted at
2013/05/10 20:45:03