
前に職場の後輩がインプレッサを買ったのを
ネタにしたら、珍しくPVが伸びまして、
北海道では車が無いとかなり不便で
(札幌市は公共交通機関が多いので微妙)、
若い人だろうとローンを組んで車を買うのは
当たり前(に近い感覚)ですから、
「なんでPV伸びるかね?珍しいの?」
って気分だったりします。
先日、そのインプレッサを見せてもらったら
グレードは5ドアの2Lモデル(GP7)でした。
本人曰く「通勤ではリッター10km走らないんですけど、
燃費ってこんなもんなんですかね?」
通勤ルートが急坂込みで3km程度だから、そんなもんです。

最近はエンジンの性能向上で滅多に聞かなくなりましたが、ガソリン
エンジンは別名「常温エンジン」で、温まり過ぎてはいけないけれど
(オーバーヒート)、同時に冷え過ぎも良くないので(オーバークール)、
走り始めの数kmは「エンジンそのものを温めるために余分に燃料を
食っている」と思った方がいいです。
高速道路でガンガン飛ばすと、今度はガソリン冷却が始まったりします。
シリンダーヘッドや排気バルブの改良で、以前ほど酷くはないみたいですが。

ついでに言うと、
水温が上がりきる前にエンジンを切ってしまうと、まだ冷えているクーラントと
熱くなったシリンダー内側の温度差から結露が発生し、最終的には腐食して
エンジンが傷みますから(結露腐食)、チョイ乗りは避けた方が無難です。
・・・と言った薀蓄は、
きっと本人を不安にさせるだけなので、心の中にしまっておきました。
いきなり壊れる訳じゃなし、
本人がずっと納車を楽しみにしていたのに、「バスで通ったほうがいいよ」とは
言えませんからね(尤も、運転が楽しくて遠回りして帰っている模様ですw)
オーバークールと言えば、知り合いの乗っていたYAMAHA TDR250の
初期型がオーバークールになりやすくて、寒い日はラジエターを一部塞いで
走ったという話があります。それを聞いた当時は、不思議に思っていました。

チョイ乗りと言えば、エンジンオイルのシビアコンディションもありますが、
こちらは交換時期である程度調整できますから、あんまり問題には
ならんでしょう。生涯コストがちょっとだけ高くなる…かもしれませんが。
長々とアイドリングしない方の「暖気走行」も重要ですけれど、通勤だと急加速や
急ハンドルはできませんから、こちらもあまり気にしなくて良さそうです。
週末ドライバーの自分にとっては、「ガマンの2km」ですけど。

あと、グレードで悩んでいた頃は「MT車が欲しい」って言っていましたが、
AT車(正確にはCVTか)になったもんで、エンジンスターターを装備したそうです。
まぁ、MT車だと通常着けてもらえない装備(工夫すればMT車にも着くけれど、
事故を考えて嫌がるのが普通)ですから、CVT化のメリットと言っていいでしょう。
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Posted at
2014/04/12 22:00:03