インデペンデンスディ・リサージェンスと宇宙人の話

ID4Rを昨日、観てきた。
ガッカリするくらいチープな話になっていてもおかしくない続篇をよく観られるレベルにまでもっていったと思う。

エンターテイメントとしては、あれでいいんじゃないだろか？



それでも「なんだかなあ～」な部分は結構ある。
ここよりネタばれ



























今度は、もっとデッカイ宇宙船でやってきた敵宇宙人なんだが、そのデッカさの表現が単なる面積ってのは、随分と「デザイン、投げやりでやったな」感がある。
俺はSEGAのVR1のブリーフィングルームでみた敵母艦かと思ったぞ

彗星帝国みたいなことでもデザイン上でやってくれないと対比する地球がでてこない限り、大きさが分からんだろ。



それと宇宙人のやってくる理由が
地球型惑星のコアを吸い上げて資源とする、そのため数々の星が奴らの犠牲になったそうなのだが、、、

ダメだろ、その理由

「そういう話なんだよ」と言われればそれまでなんだが、どこの地球型惑星でもいいものをなんでわざわざ地球にするかね？

一気にＳＦ感なくなるんだよな～

そうじゃなくてさ。

チープかもしらんが、本当のことを理由にしちまえばいいじゃん。



つまりさ、例えば、我々が軽い気持ちでトンでもジャングルに探検しに行った時に思ったより探検って大変だな！って思っちゃうじゃないですか。

で、困り始めた時にですね

ジャングルの中にコンビニがあったとしたらどうです？

探検感はなくなちゃうけども助かりますよね？
ましてや、その地域限定の弁当やら珍味なんか売っていたら嬉しくなっちゃいますわなあ。


つまりさ、実際に簡単になん光年も跳躍できる宇宙人がいたらそういうことを考えるわけですわ。

だから、地球にわざわざ来てるとするなら理由は２つしかない。

今のテロみたいな宗教的な理解が難しい理由で知的生命体を駆逐する必要が神より与えられているという前提の殲滅侵略の場合と、地球に便利なコンビニを作りに来たんで全面侵略なんて気は毛頭ない場合ってやつです。

ただし、コンビニの場合、地元名産弁当の棚に並ぶのは我々自身ですがね

少なくともコアだ水だってありふれたものをとりにくるなんてことはないわ。

宇宙人が何か地球にしかない欲しいものがあるとしたら、それは我々地球人ですよ



それと映画では、２０年で宇宙人の技術を実用段階にまでしていますが、これも無理です。

猿が火を使うと便利なことを理解したとしても、猿がライターを作れるまでには至らないのと同義です。




映画やアニメで地球を襲う理由が納得できるものは、なかなかない。

古臭いが「人間を食べにきました」
これに勝る理由が実はないのであった