ナオちゃんとNAOスペシャルが昨日、サバゲフィールドに実戦投入されました。
ロールアウトしてから、問題の洗い出しもされないままでのNAOスペシャルと、面白いからと詳細も完全には理解しないままフィールドインするナオちゃんとの組み合わせは「大丈夫なんだろか・・・」と俺的には心配ばかりで落ち着いたフリして見ているのが割と大変だった(爆)
ナオちゃんがどんな感想をもったかは御本人に語って頂くとして(それでも、皆さんへの御挨拶に拡声器で「はじめてなんで、痛くしないでくださいw」ってのは、なんと言っていいんだかwww)
俺は、昨日締切になった
ハイパー道楽カスタムガンコンテストにナオちゃんが600文字制限で出しているってこともあり、ここはナオちゃんの解説の補足的なことでも書いてみようと思う。
あと数日もすれば、人気投票も始まるだろう。
その時は、是非、エアガン拳銃部門のNAOスペシャルに貴方の一票を宜しくお願いしたい。
ナオちゃん自身がコンテストの解説でも書いている通り、ベースはKSCのグロック18Cだ。
この銃、新品で買ったのではなく展示即売会場に俺の友人が持ってきていたもので、ナオちゃん自身が初めてブローバックガスガンを体験し非常に喜んだ、その現物そのものをまんま買い取ったものである。ジイサン的感覚では、その意味において重要なはずなのだが、そんなものは本人の中では大した意味を持たないだろう(爆)
彼女の中で意味がある部分とは、セミ・フルオートのセレクターがある反動が心地よい銃。
そこだけだ。
それならば、ベースが拳銃である必要性は全く無いのだが、その日以来、どうやら銃のことに今まで以上に強い興味を持ったらしくネットを見ていたらコンテストがあるので出したいと言ってきた。
見てみると、マシンピストルは拳銃部門での扱いとなっている。
拳銃の方がライフルより安いのと(爆)外装のライフル化程度ならば拳銃扱いとなるルールから、拳銃でいこうと決めた。
かくして、中古のどこどう弄られた不明のグロック18Cは、ナオちゃんの意味不明なオーダーと地球防衛部科学開発班の「ガスガンって何?」な俺の手によって勝手に大改造される羽目となった。
どうせ俺のことだから、やってくうちにカービンライフルっぽくなっちまうんだろなとは考えていたが、外部からの色々な刺激的な情報もあり、カービンコンバージョンの外装を導入することにした。
せっかくのフルオートガスガンを拳銃の枠の中でしか使えない状態にしてしまっている原因は、弾とガスの容量による。
単純な話、これを二つ同時に増加させられるのならば拳銃でもフィールドでライフルにヒケをとらない可能性が増す。
問題は、タンクやら弾倉がマガジンとは別にあったりすると、ルールによっては参加出来ないゲームが出てしまう。それでは、悲しくなっちゃうので女子を泣かせない為にも、ここは元のマガジン、増加タンク、BB弾の増加弾倉を完全一体式にし、電動ライフルのノーマルマガジンを凌駕する巨大なマガジンをチョイス出来るようにしなければならない。
設計としては、ドラムマガジン程度の給弾に対してある程度のガス圧供給が可能な容量のタンクをマガジンと一体にする形とする。
マガジンは、前側1/4が弾倉、後ろ3/4がタンクという構造になっている。
必然的にマガジンの改造も前半分と後ろ半分で別々の改造を行うことになる。
弾については、Cマグが3000発の容量があることからそれを採用することにした。
タンクについては、圧力部分でもあるので材料を金型用アルミブロックより切削加工とした。
その際の圧力室容量は、ガスガン用ガスボンベ一本分以上とした。
実際には、圧力の関係からまるまる一本は到底無理なのだが、それでも100円ライターの延長線程度のガスチャンバーよりは志だけでも遥かにマシである。
ガスの充填バルブは、本人が充填しやすい方向でやれる様に二か所設けた。
実際、作るにあたって俺はメカドック的な疑問に対しての答えをこの銃で表現してみることを考えていた。
即ち、「女性用の銃とは、色をカラフルにすることなのか?」である。
メカドックの風見がミシュランカスタムに疑問を持ったことと全く同義だ。
本物のライフルと変わらないほど大きく重量が増した拳銃に対して持ちやすい様にしたり、いちいちスイッチ押さないと給弾されないとか、道具に合わせて効き目を補正するとかいう手間を省くことというのが本来の女性用カスタムというべきものなんじゃないかと思っていた。
そのためのブローバックセンサーやパッドが必要・・・
そんな俺なりの考えでいたのだが、ナオちゃんにかかると以下の通りである。
これも大事とw
フィギュアがいっぱい接着されているのは「ストーリー性がある」とのこと。
う・・・うんw あるなw ある(爆)
ミリオタは勿論、俺からもこの発想はない(^_^;)
ただし、これで思ったのは、十分な性能や使用者のことを考えてのカスタムなんてのは、もともと当たり前のことで、そこからが本当のカスタムなのかも知れないってことを教えられた気分だ。
NAOスペシャルは、本人がどう使うか分からない部分もあるので、このヘヴィーなマガジンだけではなく、勿論、市販のロングマガジンで軽快に闘うこともできる。
次のとんでもない銃が完成するまでは、しばらく、このNAOスペシャルで頑張ってくれ、ナオちゃんw
Posted at 2013/09/01 10:26:19 | |
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