日本の名車 Vol.154

シリーズ『日本の名車』第154弾は、トヨタが日本でスペシャリティーカー市場を切り開いたパイオニアの4代目の名車の登場・・・これまで後輪駆動車でしたが4代目からはベースが前輪駆動となった1台です(^-^)
CMのキャチコピーは『流面形、発見さる。』・・・もうお分かりでしょうが1985年8月発売の4代目セリカ（T160系）ですね(#^.^#)






一番下がコロナクーペ
流動感ある曲線でなめらかに整形された美しいデザインのボディは、発売当初はリフトバックのクーペのみ・・・3代目まであったノッチバックスタイルのクーペはコロナクーペとして発売されました！






1987年10月に米国のASC社でオープン化されたコンバーチブルがラインナップに加わりました(#^.^#)






発売当初はFF車のみでしたが1986年にはトヨタ初のベベルギア式センターデフをもつフルタイム4WDを追加・・・87年のMCでビスカスカップリング式に変更されました！







エンジンは直4SOHC1.8L、DOHC（ハイメカツインカム）1.8L＆2.0L、直4DOHC1.6L（4A-G）がFFに搭載され、フルタイム4WDのGT-Fourには直4DOHCターボ2.0Lの3S-GTE（185ps）が搭載されました(￣▽￣)






室内はなかなかスポーティでFFながらタイトな印象・・・






グループAに投入されたGT-Fourは大活躍・・・1990年にカルロス・サインツの手によって日本車初のWRCドライバーズタイトルを獲得しましたね(*^▽^*)







FF化に伴ってスポーツ性の低下が危惧される中、フルタイム4WDの投入でスポーツ性をより高めた4代目セリカの販売は堅調に推移・・・89年9月に5代目とバトンタッチする形でその生涯を終えました(T_T)

ボディサイズ　4,365×1,690×1,295mm　　ホイールベース　2,525mm　　車重　1,150kg





それでは最後に流面形をメインとしたCMをどうぞ・・・