2016年04月10日
経営統合
4月から電力の自由化がスタートしたようですけど・・・ふと気づいたのですよ。
キーワードとしての「経営統合」。要するに事務部門を統合してコストを下げるっての。もちろん、提供するサービスも統一してシンプルにするってこともやります。
大昔ならば、バイクのメーカーなどは山ほどあったっけ。それが統合されて日本国内の大手は、4社(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ)。自動車のほうは、ハードルが比較的高かったはずだし通産省が参入を許さないとか何とか言ってたような気がする。海外勢だとフォードが直接販売から撤退したのは、つい最近。ほかには、石油販売元だが、見える範囲で出光とエネオスと・・・・ものすごく少なくなった。
コストを下げて供給価格を下げるには、経営統合が手っ取り早いはずなんだけどね。そして、電力の自由化ということで乱立しております。が、これ・・・経営統合が遠くない将来ないのかな。
そして、自然エネルギーをベースに電力供給をしている業者に対するペナルティーはないのかな。たとえば、太陽光発電をメインにしていると夜間の電力供給はあり得ないので代替の電力が必要になる。火力とか水力とか原子力とかからの電力を買って利用者に供給することになるはずなんだけどね。当然安くは買えないはず。しかも夜だけじゃなくて雨の日の発電もありえない。10年のスパンで考えると太陽光発電での能力の低下は計算済みにしておかねばならないし天変地異による設備の減少も計算に入れておかねばならない。
競争原理は大事かもしれないけど、余計な競争はやめて経営統合するというか、そこまでに行く無駄な労力をどう考えているんだろ。そもそも電力の自由化を促したのは誰なんだって聞きたい。
考え方を変えると微妙に雇用は増えるはず。だけど、そのあと雇用は減少して・・・・。
さて、電力の自由化競争に勝ち残るのは誰か?
(5年先かもね)
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Posted at
2016/04/10 12:00:15
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