
ビアンテを日光浴させた翌日は、デミオの純正アルミホイールを天日干し。
4本のホイールの表裏両面を、気の済むまで(いや、気の向くまま?)徹底的に洗い上げました(笑)。
3月のNewホイール導入によって第一線を退くことになったこの14インチアルミたち、我が家での実質的な使用期間は5ヵ月ほどでした。
ひとまず倉庫行きが決定したこれらのホイールが、今後再び最前線に復帰する機会が来るとすれば、スタッドレスを15インチからインチダウンする時か、もしくは、SKYACTIVデミオを放出する時くらいになりますかねぇ・・・。
この純正14インチアルミ、元々は10・15モード燃費「30.0km/L」達成のために標準装備として採用されたアイテムだけあって、その軽量さは当然のこととして、一見何の変哲もない8本スポークに見えて、贅肉を削ぎ落とした機能美が感じられる造形にも意外と感心させられたものです。
ただ、世の中の燃費競争の流れは、アクアやミラe:Sが喧伝している通り、「JC08モード燃費値」が主流。
これにはさすがにマツダも観念したのか、ここへきてデミオ13-SKYACTIVもJC08モード燃費「25.0km/L」を前面に押し出すようになりました。
そして、先般の商品改良では、標準装備の簡素化・軽量化による10・15モード燃費達成路線をやや改め、13-SKYACTIVの純正アルミをメーカーオプションへ”後退”させる代わりに、従来メーカーオプションだった「後席全席の3点シートベルト&ヘッドレスト」を13-SKYACTIVを含むデミオ全車で標準化するなど、装備体系の見直しが実施されました。
もっとも、こうした装備の変更は本来、価格とセットで評価されるべきなので、部分的な側面だけで無条件に「良心的な改良」と結論付けるわけにはいきませんが、待望の新型CX-5に注力し過ぎて?、こうした着実な改善が十分アピールできていない印象を受けるのは、残念なところですねぇ。
さて、最後にあらためて、カタログ燃費の「選手交代」について私が感じることを少し・・・。
昨年、SKYACTIV TECHNOLOGY搭載の第一弾として、ハイブリッド車偏重の日本のエコカー市場に一石を投じる意味で、デミオには何としても「30.0km/L」の数字が必要だったと私は考えます。この点、この「リッター30キロ」は世の中に一定のインパクトを与え、当初の目的は十分果たせたといえるでしょう。
また、ここへきての突然の看板変更(笑)も、数字こそ目減りするものの、デミオの実力は本質的に変わらないわけで(実際、10・15モード「30.0km/L」の機種も一部にアリ)、安全装備の水準が向上したことを加味すれば、デミオの魅力をより高めるアクションと捉えることができ、現行SKYACTIVユーザーとしても、別段受け入れ難い内容には感じないわけです(^_^;)。
それに・・・
急登坂という燃費上不利な走行条件が避けられない我が家の場合、デミオの実燃費(4/16時点の標準燃費:12.57km/L)と、10・15モード燃費(30.0km/L)とのあまりに大きな乖離は、正直、燃費の向上意欲を萎えさせていたのも事実。
もちろん、前車べリーサと比較すると、標準燃費は期待通りの改善(8.59km/L→12.57km/L)を見せていて十分満足しているのですが、その絶対値やカタログ値達成率(42%)という観点でいえば、何となく他のSKYACTIVユーザーの足を引っ張り、デミオの名誉に傷を付けているような感じがしていたのも偽らざるところ・・・。
その点、JC08モード燃費の「25.0km/L」が新たな基準となれば、ひとまず現状でも達成率は50%を超えていることになるので、気分的にはひと安心(笑)。これなら、さらなる燃費改善に向けての意欲も湧いてくるというものでしょう(^o^)。
・・・さ、頑張るぞぉ!
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隠れ家のデミオ | 日記
Posted at
2012/04/17 02:16:07