2010年04月01日
YZ125エンジン搭載位置変更
私のような初学者が言うのもなんですが、スーパーカートのセットアップはとにかくしなりが重要に感じています。
シャーシー全体がサスペンションとして、またあるときはスタビライザーとして動き、インリフト時は、適切な滞空時間で、スムーズにすぅ~~っと上がって、すぅ~~っと落ちる。
そんな感じに仕上げていくのが理想的だと思っています。
そこで気になるのがエンジン搭載位置。
私が今年参戦開始した筑波のシリーズはじめ、東日本のサーキットはとにかく右回り(時計回り)が多いです。もてぎしかり、富士しかり、菅生しかり。。。
しかし、エンジンは右側搭載。もちろん全体の重心は中央にあるとしても、右側にこれだけ重いものが乗っていると、やはり特に右コーナーでの左荷重の動きに唐突さが少なからず出ます。
筑波の場合であれば、左コーナーである 1ヘアは、ブレーキだけでほぼステア操作なしでも自然に曲がっていきますが、右コーナーである2ヘアは、イン側の重いエンジンを浮かすため、ちょっと重心の左荷重を意識した操作が必要になります。
それって・・・
エンジンを左に載っけりゃいいんでは?
多くのコースで右コーナーが多いため、絶対のその方がタイムが上がるはずです。
と言うことでレギュレーションを確認すると、、、問題なさそうです。
一番のネックになるのは、ミッションのリンケージとギア(スプロケ)。これが右搭載時は内側なのが、外側になってしまいますので、大きな加工が必要そうです。
しかしちょっと待ってください、それって・・・
エンジンの向きを前後逆にすればよいのでは?
そうです。そうすることで、右搭載時と同様、左搭載でもスプロケ、シフトリンケージが内側に来ます。
さらには、後方排気となることで効率よく排気し、キャブの吸気が前に来ることでもてぎや富士などのコースではラム圧による過給効果も得られそうです。
筑波1ヘアと2ヘアのコーナーリングスピードのボトムの比較からシミュレーションすると、何と最終コーナーでは加速が可能でタイムは約 1.8秒短縮できる結果となりました。
よし、早速それに向けて始動です!!
そして本日夜24時、この話は自動的に消滅します。だってそれ以降は 4月2日になっちゃうので・・・←ここまで読まずにもしマジレスされる方がいたら、本当にごめんなさい。
カートに乗られている方なら、早い段階でこれはフレームから作る必要のある話であることに気づかれたと思いますが、完成度の低いネタを最後までご静聴いただき、ありがとうございました。(ぉぃ
ブログ一覧 |
レーシングカート | 日記
Posted at
2010/04/01 12:29:54
今、あなたにおすすめ