【Ｐｏｌｏ 情報】 歴代 Ｐｏｌｏ ＧＴＩ を振り返る

今一度，Ｐｏｌｏ ＧＴＩ の歴史を振り返ってみたい。 先のとおり，初代の Ｐｏｌｏ ＧＴＩ は
３代目となるＰｏｌｏ （６Ｎ）をベースに欧州で１９９５年に３０００台のみ限定販売されたモデル。

２０００年には６０％ものパーツを更新したマイチェン版（６Ｎ２）ベースの２代目 ＧＴＩ が誕生。
ところが，大規模な設計変更を施しながらも僅か２年でモデルチェンジされる事に。その背景は
推測の域を出ないが，コストと販価が釣り合わなかったのではなかろうか。（当時価格：220諭吉）
２００２年のモデルチェンジを機にぷっつりと Ｐｏｌｏ ＧＴＩ は姿を消す事になる。（謎）

丸型４灯ヘッドランプが愛らしい４代目 Ｐｏｌｏ は 女性ユーザー層を意識し過ぎたのか，
ＶＷの期待に反して販売数が伸び悩み，３年後の２００５年に大規模な整形手術を断行。
恐らくＶＷも Ｐｏｌｏ のデザイン企画路線を読み違えた事に気付いたのだろう。 マイチェンで
一気に男っぽく変貌させると共に，３年間の沈黙を破って３代目となる ＧＴＩ が 「カムバック」する。

そして４年後の２００９年１０月にシャープな面構えとなった現行型 Ｐｏｌｏ が登場。
その約１年後に通算４代目にあたる，最新型 ＧＴＩ が誕生したという流れだ。

因みに，スポーツモデルの醍醐味である自然吸気（ＮＡ）の ＧＴＩ は２代目で姿を消し， 更には
マニュアル・ミッションも 精緻なＤＳＧ変速機構が開発された事で，４代目で廃止となっており，
結果的に ＮＡ＋マニュアル・ミッションの ＧＴＩ はオイラが乗る，２代目 ＧＴＩ が最後のモデルに。
ぶっちゃけ過去の遺物となりつつあるオイラの愛車だが，これはこれで希少なＧＴＩ という訳。