【くるま放談】クルマの「自動運転」化がもたらす功罪とは？

一昨年6月、国土交通省が2020年代初頭を目標に「オートパイロットシステム」の実現を目指すと
宣言。 勿論システムの導入過程でいきなり完全自律走行を目指すという訳ではなく、まずは
高速道路における「半自動運転」の実用化を目指すことになりそうだ。



現在の運転支援システムの状況から判断すれば2020年代を待たずとも、もはや自動運転の
ハードルはそれほど高くないようにも思える。 ただ「完全自律走行」となると、やはり課題は多い。
道交法の改正やハッキング対策、システム故障が引き起こす事象の責任問題、普及過渡期に
おけるシステム非搭載車との連携などが待ち受ける。