
こんにちは~
急に冬が近ずいて来て最近ちょっと寂しい俺・・・
暑過ぎの長い夏だったけど、寒いのは苦手なのよ・・・
しかしもう季節は夏と冬しか無くなって来てるな~
日本の美しい四季はもう過去の世界なのか? 
やばいぜ地球・・・
さてホイールの色変えをしてから2ヶ月
一応御披露目しときますね。
ブログではずっと焦らして来たからね~ W
BBS FI-R ダイヤモンドブラック 19インチ
もう6年程履いてました。
それはそれで高級感有るイイ色だった。
モノトーンで統一したボディーとの相性も悪くはなかった。
元々ブロンズ系の色にしたいと思ってはいたけど
当時BBS純正では出ていなかったからね。
まさか新品のうちに塗り替えるのも贅沢過ぎるし・・・
キズ付いちゃったら塗り替えたいなとずっと考えていた。
幸いガリる事も無く、そろそろイメチェンしたかったのと
タイヤがそろそろ交換時期で今回のリペイント決行を迎えた。
伝統を重んずる社風のBBSだから
現在まで奇抜なデザインやカラーは出していないけど
最近は業界の流れを少し意識している感じは有るよね~
FI-Rもマットブロンズが追加リリースされている。
でもこいつは自分のイメージしている色味とは少し違う
グロスでもなくて・・艶消しだしね。
色決めの前に先ずはペイント方法の選択から~
通常一番多いのは溶剤ペイント、2液ウレタンペイントね。
下地がしっかりしていれば元の色の上に重ね塗りが一般的。
しっかり足付けと脱脂、サフェーサーからの砥ぎ工程
そして上塗りと最終クリアーコートの構成ですね。
ガン吹きなので作業者の技術力が艶加減に大きく影響します。
FI-Rは肉抜き穴も有る複雑な構造形状だから
ミストが奥の細かい所まで綺麗に届き難い。
細かい部分や奥まった箇所をピンポイントで狙っても
必然的に手前にも塗料が乗り過ぎてその部分が垂れる・・
万遍無く塗料が乾き出す前に、全体を垂れずに艶を出す事が
形状から非常に難しい案件となる訳。
これがつや消しで良いとなれば話は簡単で
時間的に余裕有るからサラッと綺麗に塗れるんだけどね。
腕利きのプロ数名に聞いてみたけど、皆様同じ意見でしたね~
表面は勿論、奥の細かな部分まで完璧に艶を出すのは
物理的に出来ませんとなる訳で・・・
そこで白羽の矢が刺さるのが 「パウダーペイント」
こいつは静電気を帯びさせた状態でパウダーを全体に纏わせ
その後に高温の釜でパウダーを溶かして焼き付ける方法。
この静電気が肝で、奥の方まで均等にパウダーが付着する事と
全体が同時に溶けて行くので部分的な艶感のムラは出難い。
パウダー噴霧作業は人間がやる訳で、もし薄い箇所が有れば
その部分はザラついてしまうけど・・・
そこら辺は作業者の熟練度が影響しない訳では無いんだけどね
溶剤ペイントと比べ難易度、密着性、仕上がりの安定度から
総合的に判断してFI-Rはパウダーペイントを選択した。
塗料の密着性にも優れ、且つ柔軟な塗膜なので
各社純正スプリングにも使われているんだよね~
だからホイールにも打って付けなペイントって訳よっ
パウダーを作っているメーカーも数社有る中で
かつみSが注目したのは~
アメリカのオレゴン州に有る「Prismatic Powders」
アメリカのクルマ、バイク、業界ではかなり有名な会社
https://www.prismaticpowders.com/shop/powder-coating-collections
カラーバリエーションもめちゃくちゃ豊富だから
必ず好みの色と出会えると思います。
オンラインでカラーマッチも見られるので便利。
ブロンズ系の中から選択すればOKだけど
そのバリエーションは数多。
系統で絞っても種類が多過ぎてこれまた選ぶのが大変なのよ~
このパウダーを扱っている国内の施工業者は数社存在します。
そこから良さ気な業者に先ずはのコンタクト
希望色の候補から20位に絞り実際の色見本を入手した。
パソコン画面で色味を見ても実物を見ないと判らんからね~
一番右がBBSのマットブロンズに近い色味なのかな?
サンプルを手に取って、明るい場所と暗い場所で見比べる
そんな作業を名度も繰り返しては首を傾げる・・・
日光に当たった時の色味、日陰で見える色の濃さや表現力。
ホイール形状からの見え方を想像しながら吟味に吟味を重ね
明るさMAX時に奥のリムはどの位に見えるのかな? とか 
スポーク側面と表面との陰影コントラストも重要ポイント。
ちょいイメージと違ったから ハイっ塗り直し~~
なんて絶対出来ないから真剣そのものよ。
最後の2候補まで絞ってまた悩み~の W
そんなこんなで1ヶ月以上熟慮して決めたのがコレねっ
「Super Rootbeer」
ビール大好きな俺には正にピッタリなネーミング WW
最終確認で実際にコーヒーカップに塗って貰い
やっと略頭の中のイメージカラーと一致した。
暗くすると中の方は黒に近い感じに見える位のコントラスト。
日光が当たった時に表面がオレンジ色っぽくならない位の
濃い目の渋い大人のエロいメタブラウン。W
色が決まってしまえば後は早いもの。
タイヤ屋でバラして貰いホイールを施工業者に送るだけ。
依頼した業者さんは作業の進捗情況も随時画像で送ってくれて
待っている間も細かな報告も有り安心して御任せ出来た。
先ずはのブラスト剥離から~
裏も表も完璧に塗膜を落としてアルミ地だけにして~
マスキングも終了してますね。
通常パウダーペイントは艶感90%位に仕上がるので
更なる艶感を求めてオプションのトップクリアーコートも施工
今回納期は往復デリバリー込みで約3週間で到着した。
かなり早い方です。 某業者では半年待ちとかも・・・・
到着後は凹文字に墨入れ作業からの~
念入りにガラスコーティング2回施工
艶バッチリですねっ 綺麗に上がっています。
エヌワンちゃんのMINI純正ホイールと一緒にコーティング
合計8本同時に施工は流石に大変だったなぁ~
MINIホイールの色がBMW純正色の
「B09 MARRAKECH BROWN METALLIC」
こちらは溶剤ウレタンペイントね。
並べると色味の濃さの違いが判りますね~
 
どちらも置く場所の明るさで色味が違って見えるので
表情豊かでなかなかイイ色じゃんって自己満足。
こいつに合わせるセンターキャップをどれにするかな~っと
並べて考える・・・3種類持ってたんで・・・ W
ボディーカラーに近いシルバーも良いけど
ここはやっぱブラウン系にはゴールドっしょ!
キャリパーもゴールドなので全体のコーディネートは成立。
NEWタイヤのコンチSC7をタイヤ屋さんに持ち込み
バッチリ組んで貰ってやっと完成!
朝の地元商業施設Pにて撮影してみた。
つ~か かれんこさんに撮ってもらったのが正解だけどね。W
何時も色々とあざ~っす!
さてどうでしょうか~?
こんな感じになりました~
色の好みって人によって趣向が全く違うんで
ピンクの方がイイんじゃねっ? とか
塗り替えなかった方がイイんじゃねっ?
って思う人もいるとは思うけど・・・・ 
まぁ そこは全く気にしない
自分が想像してたイメージチェンジがやっと完了しました~
ホイールって色だけでもガラッとイメージ変わるから面白い!
結構やって良かったなって思ってる。
さてっ 
次回のブログは~
全国オフの報告ねっ!
雨だったけどね・・・W