うすら寒い・・・
DIY派には厳しい季節となって来たなぁ~
さて、好評? E91-M3コンバートシリーズ
脚周り完全M3化の序章、先ずはアンダーカバーから準備。
これ、カバーだけの機能だけでは無くて実は補強板なんです。
厚めのアルミ板をM10のボルト7本で固定してるから、
サブフレーム補強の役割を担ってる影の重要パーツ。
英語ではリーンホースメントと言うやつ。
補強パーツで有名なCPMさんも色んな部位で出してるよね。
補強を強化する事により、ボディーの撓みを押さえて
ハンドリング向上と乗り心地改善等の効果も得られちゃう。
要するに運転が気持よくなっちゃう機能パーツだよね~
しかしM3パネルコンバートするにはそれなりに面倒・・・
先ずは取り付け穴位置を増設する必要が有るんだね~
これが335のFサブフレーム、黄色枠5番のパーツが
ストラット(支柱)これが335のホースメントだね。
青丸部がサイドシル部に固定されるボルト穴。
M3カバー付けるにはストラット外さないと付かない。
簡単に言うと5番とM3カバーとを交換するイメージ。
M3とのサブフレームの相違点は1点、赤丸部分です。
実際の335のフレーム画像がコレ↓
そしてM3のサブフレームがコレだ↓
赤丸部分がサイドシルまで延長されているんだね・・・
カバー青丸取り付け穴はその延長されてる部分に来るから
335のフレームのままでは2箇所の取り付け穴は死ぬ訳。
それじゃ付ける意味無いよね~
だったらオリジナルホースメント造ってやって、
そこにボルトONする構造にしちゃう作戦。
実際のM3サブフレーム画像がコレ↓
流石M、赤丸部サイドシルまで延長されて強度UP!
ここまでMは走りを考えて造られている事に感動するよね~
黄色穴がM3カバー取り付け部M10リベットナット。
仕方ね~からサブフレームも変えちゃおうかと思ったけど、
良く考えたらエンジンマウント位置が違ってそうだしね・・・
そしたらエンジンまでV8にしなきゃならん事になる・・・
流石にそこまでやる予定は無いんで、考えましたよ~
結果オリジナルの補強パーツで対応する事にした。
早速現車での採寸と取り付けナットの増設作業~
予めディーラーで部品を注文しておいたのがこれ↓
取り付けボルト7本とブラインドナット6個
このナットを特殊工具でカシメてやる訳。
335サブフレームにはこのナットを付けられる穴が有る。
何とこれらの位置はM3パネルの取り付け穴6箇所のうちの
前側4箇所とピッタリ合う事を確認!
特殊な専用工具でサクッと取り付け~
この工具なかなか秀逸で、M12までストレス無く打てます!
普通に買ったらめっちゃ高い高級工具ですが~
ヤ●オクでそれなりに安くGETしておいた。
それでも高いんだけどね・・・・ 笑
すると~
こんな感じにナット穴が完成しちゃう。
完全にプロが使う工具をアマチュアが使う快感!
ド変態バカですね~
人それぞれ癖があるんでねっ・・・ まぁいいかと・・・
こんな感じで使います。
そうすると裏はこんな状態になる訳よ~↓
ほらねっ 完璧でしょ!
見事に潰れてパネルにナット穴が完成するんだね~
しかも高トルクでも空転しない様に6角って訳ですよ!
よく考えられていますよね~流石純正クオリティー!
後はサイドシルまで延長オリジナルホースメントの設計作業。
M3サブフレーム以上の強度が期待出来るやつを造る。
その取り付けナット穴も新たに増設する為に
サブフレームの2箇所に6角穴開ける作業を~
ドリルで下穴開けてからはハンドシェイプで6角に~
確認しながら削って微調整。
ナットがピタリと入る事を確認して~ かしめてやる。
はいっ これで全ての取り付けナット穴加工は完了!
ここからオリジナルホースメントの設計に移る。
ベニア板で型を取り~の
家に入って寸法決めの手書き図面書き~の
CADでデザインとモデル作り~の
これ左右で対称じゃ無かった・・・
排気管の干渉を避ける為に左右が少し違う形状でしたね。
やってみると色々判って面白いなっ 笑
後は会社でサクッとツールパス作って~
先日からもう既に削り始めてます。
高強度な航空機用ジュラルミン材を選択した。
こりゃ空飛ぶかもね・・・・・
こんな板付けるだけなのにもう大変だよね~
でもこれ取り付けたら結構変ると思うよ!
オリジナルのホースメントもかなり効きそうだしね~
色々大変なんだけどその分楽しみが増すよね!
脚周り完全M3化の道はまだ始まったばかり・・・
いつになったら完成するのかね~?
まだまだ~
楽しめそうだぞっ!
Posted at 2021/11/21 22:01:36 | |
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