キモサベ（友達）に贈る、磁石チューンに対する私の考え

今回は長文注意です（＾_＾；）
これ書くとしつこいファンの方からの一方通行的なコメントが多くなるんだよなぁ（￣▽￣；）
でも、これからまた磁気チューンを始める前に磁気チューンについての自分のスタンスを説明しておかないといけないと思ってねぇ。

【前置き】

オカルトチューンなる言葉があります。

「波動」「コンデンサー」「マイナスイオン」「アーシング」「プラシング」「磁気」など・・・原理が良くわからないけど使うと「燃費アップ」や「パワーアップ」効果が得られるという謎のチューン。

私はそのうち「マイナスイオン」や「アーシング」「磁気」などのチューンを試したことがあります。

実際に「効果があったのか？」と聞かれたら「効果は確かにあった」と答えます。

ただし誤解して欲しくないのは、常々言ってますがエンジンは同じ条件下（同じ気温・同じガソリン・同じ混合気・同じ電圧・プログラムなど）では設計された性能以上の力を発揮することはありえません。

線を１本つないだから、ガソリンタンクに何かを入れたから、吸気パイプや排気管に何かを巻いたり取り付けたからといってエンジンの基本的な性能が変わるものではありません。

では、なぜ効果があるのか？？？？？？？（￣ー+￣）

思い込み・・・プラシーボ効果もあるでしょう。
でも、それだけではないちゃんとした効果はあるのです。

なぜ？

それは、もともとが新車の状態からエンジンは１００％の力を発揮していないからです。

エンジンを設計するにあたって、最近はその殆どがパソコンの中だけで行なわれています。
そのためのデータは、常に理想値であり、実際のデータとは異なります。

また、エンジンは車が古くなると色々な不具合が出てこれも１００％の力を発揮できない状態にあります。

効果のあったオカルトチューンは、例えば電流の流れを良くしたり、空気の流れを良くしたり、排気の流れを良くしたりすることで効果をあげてエンジンの状態を限りなく理想値に近づけてくれます。

これらのチューンは、総じてエンジンの働く環境を理想値に近づけてエンジンに元々の仕事をさせるためのチューンだと理解していただけると良いでしょう。

ガソリンエンジンにとって、良い混合気と良い火花は良い仕事をする必須条件であります。
（あとは排気効率ですかね）

例えばビッグスロットル、マフラー交換バッテリー交換など。
そこでパワーが上がり・・・もとい、エンジンが元々の仕事を行うようになります。

オカルトチューンもそうした部品の交換をしなくても格安に同じような効果を得ることができるのです。

燃費の向上？

オカルトチューンで副次的に燃費が良くなるカラクリは、エンジンのパワーアｐ・・・効率の上がったのを自分が無意識に感じ、自分の足で無意識にアクセル操作をしているからなのです。
だからこの燃費向上は、誰もが燃費向上するわけではないのです。
（むしろ燃費が悪化したという方もいらっしゃるくらいですからねぇ）

さて、ここまでは前置きです。

なお、アーシングや、マイナスイオンチューンについては、以前に考えを述べていますのでそちらをご参考にお願いします。


【磁石について】

皆さんは「磁石」についてどれだけの知識をお持ちでしょうか？
「あんなもの、こどものおもちゃでしょ？」
そう思われた方は、これを読んでいただかなくて結構です。
たぶんわかりあえないでしょうから（￣▽￣；）

私達の一番良く知っている、とても身近にある磁石・・・それは何でしょう？
答えは「地球」です。
（厳密に言えば、ちょっと違いますけどね・汗）

ちょっとオーバーですが母なる地球になぞらえて「磁石は母」と呼びましょう（違）

磁石とは、何でしょう？
まあ、ここで書くのはちょっと難しいのでウィキなど参考にしてくださいね。
（携帯の方は、関連情報ＵＲＬから）

そして、まずここで使う磁石についての定義を確立しておきましょう。
フェライト・ネオジなど、一般的に安価で手に入る、ＮとＳの二極性の小型の磁石を想定して話を進めていきます。

【磁石チューンと電気の関係】

先ほどちょっとさわりましたが、磁石には極性があります。
Ｎ極とＳ極です。

それぞれの働きについては、今更説明するまでもないと思います。
だって小学校の理科のおさらいですから（￣▽￣；）



磁石には、磁界という磁力線の影響する流れがあります。
ちなみに磁力線の多い少ないによって磁石の強弱が判別できます。
磁力線の密度は「ガウス」という単位が使われていました、それはそのまま磁石の強さを表す単位として一般的に広く知れわたっています。
（磁力線の密度は磁束と呼ばれ「テスラ」という単位が商取引で使われています）

この磁力線についても、小学校の理科で磁石を置いてその上に紙を置き上から砂鉄をふりかけたりして確認したはずです。



便宜上Ｓ極からＮ極へ矢印がついて磁力線の流れが示されていますが、決して流れているわけではなくてあくまでも「方向性」を示しています。


※　追記
上記「Ｓ極からＮ極へ矢印」は間違いです。
正しくは「Ｎ極からＳ極」です。
お詫びして訂正します。
すいませんｍ(ｕ_ｕ)ｍ


ここで面白いのが、電磁石です。

フレミングの法則や右ネジの法則などでわかるとおり、電気を流すと磁気が発生するという事実ですね。
ちなみにこの辺は中学校の理科のおさらいね（⌒ー⌒）



電気が流れると磁気が発生するということは、逆に言えば磁界が動けば電気が発生するということ。
それを利用したのが発電機ですね。

皆さんは、中学校の時に電池にモーターをつないで回るのを確認したと思います。
それは、コイルに流れた電気が磁場を形成し、フレミングの法則により磁力が力として作用したことの確認でしたよね。
だからモーターにつなぐ電極が逆になったらモーターの回転も逆になりましたよね。

モーターに豆電球をつなげて軸を回したら豆電球が点いた（発電した）ことも実験したと思います。

そこで注意その１
磁石も流れる方向を見極めて貼るべし。

じゃあ、早速マグネットチューンをやってみましょう。
「ところででＳ極とＮ極、どちらを貼り付けたらイイの？」
という話になると思います。

さっき磁石の磁力線の流れは「便宜上つけられているだけ」と書きましたが、それはあくまで「磁石が静止しているときの話」ですからね。

電気が流れれば磁界も動きます。
その時に電気の流れを助けるような磁界の向きで磁石を貼ってやれば効果があると推察できます。

ポイント１
磁石は、電気関係の場所に貼れ！

だから、今まで言われていたようなアーシングポイントだとか、バッテリー端子だとかといった場所は、ある程度の効果があることは初めから予測できますよね。

なら、電気の出口に磁力線の出口であるＳ極を貼って、戻ってくる端子にＮ極を貼れば良いんじゃないの？
そういう仮説がでますよね（￣▽￣）

さあ、ソコのあなた！
早速やってみてください！

私は、過去に行なった磁石チューンではマイナス端子にＳ極貼りで効果がありましたが・・・？

おかしい！

今の仮説に基づけばプラス側にＳ極、マイナス側にＮ極を貼るべきであろうと思いますよね・・・？
ところが実際にはマイナス端子Ｓ極貼りで効果があったなんて（＞◇＜）
実際には頭の中で考えたことだけでどうにかなるわけではないのですよねぇ。

仮説を立て、実験によって証明してゆくのが検証ですから磁石は難しいとしか言いようがありませんねぇ。

※　追記
上の仮説は間違いで図によるとＳ極側に磁力が行くのだからマイナス端子のＳ極貼りは理にかなっているのではないかというご指摘。
確かにその通りですね。
ありがとうございます（￣▽￣）

ポイント２
磁石は極性によって磁力線の出口と戻り口があるのでそれに従って貼り流れを作る

そうやって、弱ったバッテリーにバッテリー端子の磁石貼りを行なってバッテリが上がってしまった方も過去にいらっしゃいました。
注意ですね（＞◇＜）

注意その２
生兵法は危険！

科学に実験は必要なんですよね。
そして失敗し、人は学んでゆくのです（笑）

注意その３　
失敗は自己責任！

まあ、貼り付けたダイソーマグネットの磁界の磁力線の流れがもしかしたら悪かったのかもしれませんしね。

そんなわけで、磁石チューンは、電気の流れに対してある一定の効果があるということが言えます。
何しろ血行を良くして肩のコリをほぐしてくれるくらいですからねぇ（笑）


【磁石と給排気】

あとは過去に取り付けて効果があると感じたのは、マフラーのタイコ部分でした。
今までの流れからすると、電気とも関係ないわけだから一見すると効果がなさそうに感じるのですが、どういうわけか抜けが良くなったのですよねぇ。

まあ、それについてはマイナスイオンのところで「物がこすれて摩擦が起きるところに静電気が発生する」と書いたと思います。
その静電気と何か関係があるのかな？とも思いますね。

ま、これはあくまで仮説ですけどね。


【磁石の更なる可能性？】

いよいよ本題です。
今回私が実験してみたくなったのは、「磁石をオイルパンに貼り付けてどういう効果があるのか？」ということです。

今までも「磁石を貼った物の剛性が上がった」という話を聞いたことがあります。
「強力な磁力が鉄の分子同士の結びつきを強くして剛性があがるのかな？」
という仮説は成り立ちますが・・・果たして？

とにかく半信半疑でも、まずやりもしないで疑うのは良くないことだと思うんですよね。
鼻でせせら笑うのは簡単ですが、効果を確かめてそれを一つ一つ検証していくのは並大抵のことではないと思うのですよ。

なので、磁石の更なる可能性の追求についてとりあえずこれから実験してみようと思います。

そのためにここに私の磁気チューンに対する考え方を長々と書き連ねさせてもらいました。

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました（￣▽￣）

批判的な意見はたくさんあるかと思うのですが、「だから何なの？」って思われないような書き方での討議をお願いしますね。

私も磁気チューンについては、その効果は教科書にも載ってないのでわからないことだらけなのです。
それをこれから実験して一つ一つ効果のあるなし、そして効果はどの程度なのかを長い時間かけて検証していきますので長い目で見守ってくださいね。

ではキモサベ（お友達）の皆さん、応援よろしくお願いします♪