
それは、私が免許を取ってまだ間もない頃の話です。
茨城県の筑波山へ彼女とドライブに行った時の話です。
時期的には、そう、冬の今頃の話ですね(^ ^)
今から34〜5年以上昔の昭和の時代の話になりますね、当時はローリング族も居なくて、あの忌々しいカーブの凸凹もありませんでした。
景色を見ながら走っていると、気づいたら後ろにバイクと思しきヘッドライトの明かりが居ました。
少しペースを上げようとアクセルを踏みます。
明かりは、真後ろにぴったり付いて左右にユラユラ揺れていました。
そこで譲れば良かったのでしょうが、当時二十代前半の私には免許取り立てで余裕がなかったので、後ろにつかれたまま段々スピードもヒートアップしてきました。
山道というのは、所々水が滲み出ており、道路が濡れていることがあります。
そして、カーブを抜けた先にそれはありました。
路面が凍結していたのです!Σ(゚д゚lll)
ブラックアイスって奴ですね。
スキール音でヒヤッとしましたが、急ブレーキでガードレールから落ちること無く無事止まれました。
気がつくと、後ろから来ていたはずのバイクは居ませんでした。
「いつ抜かれたのかな?」
一応ガードレールの下も覗いて見ましたが、オートバイが滑って落ちたような形跡はありませんでした。
ヒヤッとした危機一髪の話でした。
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この話には、後日談があります。
数年後「首無しライダー」の都市伝説を聞きました。
首無しライダーの都市伝説は、舞台は池袋という事になっていますが、同じ話が実は筑波山にもあったのです。
今では筑波山の上の方は、二輪通行禁止となっていますが、当時はオートバイの死亡事故も良くあったそうです。
まてよ・・・
あの時、ヘッドライトの明かりは見えたけど、ライダーの姿をはっきりと見た訳ではありません∑(゚Д゚)
もし、あの時車を止めてバイクを先に行かせていたら?
きっとそこには自分の首を小脇に抱えて走り去る首無しライダーの姿があったかも知れませんΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
今でも「ヒヤッ」とする思い出です(^ ^:)
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Posted at
2019/02/09 21:44:55