礼子ちゃん、前見て走って!@ひでエリです。
アニメ「スーパーカブ」礼子の夏、ですが、富士山のオフロードに果敢にチャンレンジする礼子ちゃんのお話でした。まあそれ自体はアオハルっぽくていいんですが、描かれ方が直線ダートで大きい石にフロントタイヤが乗り上げてコケる、というのが繰り返されまして、いちオフロードライダー的にはさすがにあれはないだろうと。
ブラインドコーナーの立ち上がりで見えなかった石にタイヤをとられコケる、はありです。または二輪なのでフロントをこじってしまってフロントアンダーでコケる、もわかります。でも直線で見えている範囲の大きな石に自分から乗り上げに行く人はいません。そんなリスクとる必要はないからです。それもフロントタイヤのインチ数が本格オフロード車よりも随分と小さい郵政カブ改でです。
そんな見えてるでっかい石はよけて通るし、そもそもなんでそんなにムキになって全開で飛ばすのか、山頂がゴールならトコトコとゆっくり上がれば確実にゴールできます。違和感しかない描写に少しがっかり。やはり第1話を超える話は難しそうです。ってアラフィフのオフロードバイク乗りのオサーンの考察など要らないアニメだと思うので黙ってみますw
さて、TRXのレストアも佳境に入ってまいりました。
まずは
リコイルスターターの組み上げです。バラシて塗装してさあ組むぞ、ですが、バネを爆発させてしまっており、躊躇していたところ、
耕耘機のリコイルのヒモもぶっちぎってしまい、図らずも予習することになりました。
耕耘機では使わなかったものの、バネの巻き方については
コチラの農器具界からも絶賛の嵐な動画を参考にしつつ、バネを巻いていきました。
が、サイズ大きすぎ、バネ爆発、タイラップ品切れ、バネ爆発による部品紛失などなどの悪条件が重なり(ぜんぶ自分のせい)、なんと足掛け3日かかってしまいました。もう二度とリコイルの修理はやりたくありません。
で、残るは4速に入らないギア故障の腰下部分ですが、先日妖精さんがやってきて、
「こうやって組めばいいんだよぉ、ほらドライブシャフトとクランクシャフトを両方回して、N-1-2-3-4が順番に全部動くことを確認すればいい」
「原因はシンクロの美味しいところを外してたからだね」
「あとはギアはちゃんとツライチになるように組まれているから、ワッシャなどを間違えないように」
ということで、ものの10分で診断してくださり、大変助かりました。
あとヤフオク落札品のCRM80のリアドラムと同型のフロントブレーキシューもあっという間に交換してもらいました。
あとはケースに張り付いたガスケットをスクレイパーと剃刀で削いで綺麗にしていくだけです...ってメンドクseeeeeeeeeeeeeeee!
もう3日同じことをやってます。
カムカバー、シリンダーヘッド、シリンダーブロック、クランクケース...ぜんぶガスケットで密閉されてますから、そのすべてに30年前のカスがついています。
ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ...
もういやだあああああああああaaaaaaaaa!
妖精さんにダメと言われたサンダー攻撃で、面を出します。
これを全部灯油で洗って、干す、洗って、干す、洗って、干す、洗って、干す、洗って、干す、洗って、干す!
本当にレストアは錆と汚れを落とす、洗う、干す、塗装するor磨くの工程でできていると思います。
もう飽きました。早く組付けたいです。
明後日、頼んでいたパーツを取りに行って、仕上げの組み合げに入れると思います。さあ40年の時を超え、
復活できるのかTRX70!
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バイク整備 | 日記
Posted at
2021/05/09 22:31:30