余寒

　地域によっては夏日にも至った昨日から一転、今日は3月上旬並みの冷え込み。
　天気予報では「上着に加えてもう一枚羽織って」などと呼び掛けるキャスターも居たほど。

　確かに寒いことには違いないのだが、それを信じて服装を決めた関東のサラリーマン・OL諸氏は、痛い目に遭ったかも知れない。
　雨が降って湿度が高いせいで、電車の中が猛烈に蒸し暑いのだ。

　正確には不快指数が高いだけで、気温は然程上がっていない。しかし電車内の空調が効かず、じっとりと嫌な汗をかいてしまった。
　同乗者には上着を脱いでもなお汗が止まらず、額や頬がびっしょり濡れている若い男性もいた。


　日によって気温差が大きいのも困るが、一日のうちでの変動、しかもシチュエーション毎に極めて短時間で気温が上下する状況は、肉体的負担がきつい。

　天気予報を参考にしつつ、鵜呑みにすることなく自己判断で柔軟に気温変化へ対処できるよう、工夫が必要だろう。
　各位お気を付けあれ。